New Yorkのジャズピアニスト、クニ三上(Kuni Mikami)のブログ

ツアーの様子を中心にお伝えしています。

ブルーノート・サンデー・ブランチ

2010-08-16 12:14:00 | New York
 ブルーノート・サンデー・ブランチでの演奏は、私のニューヨークのトリオのレギュラー・メンバー、ドラムはクリフォード・バーバロ、ベースはライル・アトキンソン。 
 二人とも歌手のベティ・カーターやジョン・ヘンドリックス、ニーナ・シモンを始め多くの著名ジャズメンと共演しているベテランなので安心して任せられる。ライルは私の最初のNY録音CDで演奏してもらっているから、もう30年近い付き合いだ。

 涼しくなったお陰で2回のセットで計240名という沢山のお客さん。以前日本ツアーでお会いしたM氏がちょうどこの週にNYに来ていて再会する。

 残念ながら写真がありません・・・もし撮った人がいたらメールしてくださ~い。

ニュー・ワールド・シアター/デューク・エリントン楽団

2010-08-03 23:31:00 | New York
 久々にデューク・エリントン楽団での演奏である。マンハッタンの劇場でタップダンスのショーとの共演だった。

 エリントンのレパートリーを数曲、いくつかのグループがタップを踏む。ジャズ以外の曲はCDを使うから、生の演奏は30分。ショーそのものは1時間で終わったのだが、リハーサルが4時間位あって拘束時間が長かった。

 久しぶりにポール・エリントンと会う。体形が父親(デュークの息子であるマーサー・エリントン)に似てきた。元気そうだ。

 先日キャブ・キャロウェイ楽団で演奏した連中とまた一緒になった。(16人中6人が両バンドを掛け持ちしている)


ポール・エリントンと

ミスティック水族館/キャブ・キャロウェイ楽団

2010-08-01 23:26:00 | New York
 今日はキャブ・キャロウェイ楽団の演奏である。会場はマンハッタンから車で3時間のコネチカット州のミスティック水族館。「真夏の夜の音楽会」と銘打って閉館後に中庭で行なわれる。
 
 野外ステージの隣はジュゴンのいる大きな水槽だったりするが、控室は館内なので人のいない水族館の通路を歩く。周囲を魚のいる水槽に囲まれるとシーンとした海底にいるようで、この静謐感は心地良い。エイの流線型の体形は凄い、神の造形美である。自動車のジャガーを思わせる。

 さて我々は半袖なのにキャブの孫のクリス・ブルックス・キャロウェイ(通称CB)は、この暑いのにトレードマークのひざまで届くようなズートスーツ(いわゆる大学の応援団の着る学ランですな。)を着ている、御立派!汗だくの熱演で観客のおじいさんおばあさんたちを喜ばせた。