New Yorkのジャズピアニスト、クニ三上(Kuni Mikami)のブログ

ツアーの様子を中心にお伝えしています。

仁淀川町

2010-05-31 21:13:00 | 2010年春~夏のツアー
 昼のコンサートは車で1時間半の仁淀川町・仁淀中学校。山間のこの地域にある5つの小・中学校の生徒達がここ、仁淀中の体育館に集まる。

 ジャズ風の「アンパンマン」や「キラキラ星」、数人の小学生に出てきてもらって打楽器で共演した「茶色の小瓶」、最後は「おじいさんの時計」でアンコールに応えた。

 純真な子供たち、そして一般の方々や先生達にも楽しんでいただけた様子であった。


校長室を控室として使わせていただいた


教育長のご挨拶を聞きながら、一般席にて待機




小学生、中学生、一般と満員の体育館


パーカッションで子どもたちも参加


山々に囲まれた仁淀中


夜は、一昨年お世話になった大正琴とピアノの先生、川島さんと待ち合わせて夕食をごちそうになる。確かもう80代のはずなのに、お元気な様子とご活躍のお話しを聞き感心する。



休み

2010-05-30 21:01:00 | 2010年春~夏のツアー
 オフなので高知名物、ビワやフルーツ・トマト、小夏、冷やしアメからお茶、骨董品まで百軒以上の出店が並ぶ日曜市を見物。橋本は高知城まで足をのばす。

 高知駅前に作られた坂本龍馬関連の「であい博」の建物(昨年は平地だった)には大型バスが何台も停まっている。大河ドラマ「龍馬伝」のおかげで、今高知は沢山の観光客で賑わっている。土曜日はホテルも満杯であった。

 夜は昨年お世話になった岩城ご夫妻の隠れ家で滝さんの手料理(といっても本格的なイタリアン)をご馳走になる。


 マニアには有名な「おもしろ看板」


滝さんの手料理は、デザートもこのようにプロ並みである


岩城夫妻の隠れ家入り口にて


隠れ家の出口


高知大付属病院/アルテック

2010-05-29 19:46:00 | 2010年春~夏のツアー
 香川県から1時間半、高知大学付属病院に到着。
 ここで3回目となる「昼のコンサート」は以前にも増して患者さん、一般の方々のノリが良い。「やなせたかし美術館」のある高知にちなんでジャズ風「アンパンマン」、それに「ルパン3世」のクニ流アレンジを披露する。

 演奏後にやってきた車イスの重度障害の女の子のために即興で作曲、これから「支え、励ましてくれる多くの人の愛に包まれて生きる」この子の人生や周囲の方々の献身の事などを想起しながら、弾いていくうちに涙が出てしまった。人間一人一人が神のくれた個性的で大切な命である。









夜はジャズの老舗「アルテック」、以前から是非演奏したいと願っていた店だが、響建設の丁野常務夫妻の御尽力で遂にコンサートが実現した。

 満員のお客様で、ビルエヴァンスも来日の際に弾いたというヤマハのフルコンが機嫌良く鳴ってくれた。お店の新マスターは、数年前に行った高知城ホールと土佐病院での演奏の際に音響を担当して下さった方だった、という奇遇な再会であった。
 
 打ち上げは「小橋」で見事なお料理をいただく。豪華な料理を前にして、高知に来るのは初めてのドラムの橋本氏、嬉しそうである。





お世話になった丁野ご夫妻、お店の方たちと



高松・しか

2010-05-28 09:47:00 | 2010年春~夏のツアー
 和歌山から鳴門海峡を渡り4時間弱で香川県へ。会場は高松市国分寺にあるウィーン風の洋菓子と料理の店「しか」(庭には本物の鹿が2頭飼育されている)、4年ぶりの演奏である。前回もお世話になった担当の平田さんのお元気そうな姿が嬉しい。

 広い室内にテーブルが並べられ、お客様が沢山!皆さん、笑顔になって楽しそうに聴いて下さるので私達も自然体で演奏が出来た。ここのオリジナル・デザートや食事がまた極上で美味しいのであった。


はるか向こうに見えるのが瀬戸大橋





初日、和歌山・デサフィナード

2010-05-27 02:05:00 | 2010年春~夏のツアー
 今回のツアーは、ベース・池田聡氏、ドラム・橋本学氏、私、そしてマネージャーの横田女史の4人でスタート。

 昨日、皆が同乗したワゴン車で東京を出発して岐阜で1泊。今日、ツアー初日の歌山県に到着する。住宅地に突然、メキシコ風の大きな家屋が出現!ここが今日の会場「デサフィナード」である。天井の高い、広い室内のステージにピアノとドラムが揃っている。

 店名になっているボサノバの名曲を、この日の為にビバップ風にアレンジしてご披露する。ここへ来る途中に寄った和歌山市民会館の方々もいらしてくださった。






和歌山市民会館の前に停車してあった、「移動図書館」