New Yorkのジャズピアニスト、クニ三上(Kuni Mikami)のブログ

ツアーの様子を中心にお伝えしています。

ブルーノート・ニューヨーク

2012-07-15 12:17:00 | New York
 ブルーノート昼間のコンサート。蒸し暑い中、沢山の人が来てくれる。

 ベースのライル・アトキンソンは、私の最初のCD以来の相棒、絶対音感の持ち主だから楽譜を用意しなくても問題無し!

 ドラムのクリフォード・バーバロは、3週間の日本ツアーから帰ってきたばかり。

 「日本では皆が「食べろ食べろ、もっと食べろ」というので大変だったよ。日本の焼肉は絶品だね、神戸牛も良かった」と、時差ボケも影響が無いようでごきげんなビートを出してくれた。

 歌手のベティ・カーターやピアノのレイ・ブライアントと共演してきたクリフォードに、ニーナ・シモンやナンシー・ウイルソンなど大物ばかりのバックを勤めてきたライル、この二人だと全く安心して任せられるから、こちらも笑顔で演奏できる。


左からブルーノートの人、ライル、私、クリフ


キャブ・キャロウェイ楽団

2012-07-14 12:12:00 | New York
 キャブ・キャロウェイ楽団との演奏。会場はニュージャージー州の森に囲まれた大学のコンサートホール。アメリカでは、大学所有のホールを一般市民用のコンサートに使用することが多い。

 このバンドはハンプトン楽団やエリントン楽団で共演していた仲間達ばかりだから、緊張せずに気楽に演奏が楽しめる。

 CBという愛称でよばれるクリス・キャロウェイは、裾の長い派手なズートスーツで舞台を所狭しと唄ったりステップを踏んだりして、お祖父さんゆずりのエンターテイナーである。


控え室にて。
左から、トロンボーンのバンクス(私のCDにも参加している)、テナーのクリス、私、ショーン(ベイシー楽団に在籍したが、今はブロードウェイのショーにいる)、セクションリーダーのクリーヴ(ハンプトン時代から20年の付き合いだ)