大船山(たいせんさん) 1,786m 三等三角点 日本三百名山の一座
2012/10/27(土) 曇りのち雨
久々の九重である。
6月の平治岳以来になるか・・・ニュースで見た「大船山の紅葉」があまりに素晴らしくて。
いつものように早朝発の日帰り山行。
05:00 自宅発~いつものルート(耶馬溪~玖珠)で長者原へ。
牧ノ戸峠では泉水尾根の紅葉が素晴らしい。
やまなみハイウェイからR422に入り、広域農道を畜産試験場の横を抜けて七里田温泉方面へ。
七里田温泉を過ぎたところから「黒岳・大船山登山口」の表示が見え始める。
今水登山口に向かうのだが、最初の標識で曲がると「岳麓寺」の駐車場に着く・・・間違えた( ̄○ ̄;)
一度、広域農道まで戻って、次の標識で曲がると細い林道を詰めて、今水の駐車場に着く。
09:35 予定よりも遅れて入山開始。 黒岳方面の斜面が紅葉している。
天候は薄曇り。せめてランチまで持てばいいが・・・
林道を進むと画像のように取り付き地点が現れる。
まずは黒岳方面へ向かうのだ。
林道から入ってすぐにジグザグの急登・・・
いきなり鍛えられて無口になる。
沢沿いのルートになると紅葉も見え始め、期待も高まるが・・・
10:10 この分岐でここでルートミス(>_<)
ここで左折してガラン台の方へ進んでしまった。
予定のルートは真っ直ぐ風穴の方向(下の地形図でグリーンのライン)
ガラン台方向へ向かうとコンクリートの舗装道路に出る。なぜこんな場所に? しかもそこそこの斜度がある。
10:27 舗装路が大きく曲がる場所でルートミスに気がつく・・・
舗装路を外れて予定ルートへの合流をはかるべく右へ進む。
今水の分岐と呼ばれる場所。 ここで予定のルートに戻る。
10:40 今水分岐からわずかで「前セリ」に到着。
ここが東尾根ルートの分岐になる。 表示が小さいので見落とさないように。
東尾根に入ると灌木の中、急登にあえぐ。
見上げれば紅葉が素晴らしいのだが・・・視線はつい足下へ。
ルートはよく踏まれており、迷うことは無い。
しばらく歩くと傾斜が緩やかになる。 この辺りも紅葉が素晴らしい。
さらに歩くと灌木帯を抜けて、茅との広場へ。「ポールの広場」と言うらしい。
前方、ガスの中に目指す大船山のピークがのぞく。
ややフラットな広場を過ぎると再び急登となり、尾根はだんだん細くなる。
途中、紅葉の仏の座を発見・・・悟りを開こうと試みる(笑)
実は疲れて座りたいだけだったりして(^^ゞ
傾斜はさらにきつくなり、こんな風景も現れる。
が、ガスはさらに濃くなり・・・ぽつぽつと雨も感じるようになる。
天気予報め、こんなときばかり当たる・・・
尾根道で見た紅葉の絨毯。
この後から雨が強くなり、レインウェア装着。カメラはザックに待避となった。
岩峰を巻き、手を使う場所も越えて、御池(みいけ)周辺のフラットな場所に出るとピークは近い。
この御池周りの紅葉がいいのだが・・・全く見えない、残念!
ピーク直下、ミヤマキリシマの株の間を抜けてピークに出る。
12:45 大船山ピーク。 予定よりも30分以上遅れた。
雨は小降りになったが五里霧中・・・さすがにたの登山客も少なく静かな山頂だ。
この天候ではラーメン亭は開店できないので、おむすびと行動食を摂って下山にかかる。
下りのルートは「入山公墓」を経由して降りる。 岳麓寺から登るルートだ。
ピークからミヤマキリシマの多い斜面を下る。 時折雨が強くなる。
1時間ほど下ると「鳥居窪」の広場に出る。 ここからすぐに「入山公墓」への分岐がある。
13:55 大船山を愛した竹田藩中川久清公(入山公)の墓は、遺言により大船山の見えるここに作られたのだという。
14:43 柳ヶ水分岐。 ここを右に行くと岳麓寺登山口。左へ行くとガラン台を横切って今水の分岐へ。
15:04 フラットなルートを北上すると20分ほどで、例のコンクリート舗装の道路に出る。
この舗装路の途中、ガスの切れ間に紅葉の斜面が。 雨はほぼ上がったようだ。
15:50 無事に下山。
距離にして往路は4.2km、復路は6kmほど。 ほぼ3時間ずつの行程だった。
さて、装備を解いたら、温泉だ。 この辺りは七里田温泉方面をはじめ、炭酸泉の宝庫なので期待大!
九重登山のページ 総合案内~いつも参考にさせてもらってます。