ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

夢見:新館と旧館(前編)

2022年06月11日 | 浅き夢見し

これまた長い夢でした。思い
出せる部分から最後まで書こ
うと思い、前後編にします。


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「私」と夫はホテルに滞在し
ており、2部屋のもう片方に
は店子がいまた。その人は実
際の自宅の階下の借家で暮ら
すテナント氏。3人でホテル
暮らしをしているようです。


まだ薄暗い時間にドアが開き
ドヤドヤと人が入って来て叩
き起こされます。私たちの部
屋の天井に修理の必要があり
すぐに部屋を出てほしいと言
われ、「私」はろくに身支度
もしないまま部屋を出ます。


夫はそのまま仕事に行ってし
まいました。テナント氏は自
分の部屋に残ったようです。


「私」は所在なげにふらふら
ホテルの中を歩いています。


広さ、天井の高さ、磨き込ま
れた床、調度品、スタッフの
多さや制服にここが5つ星ホ
テルだとわかります。「私」
の中ではハイアットでした。


大きな宴会の準備の最中で、
大勢のスタッフがテーブルセ
ッティングに動き回り、一抱
えもあるような花が次々に届
いています。「結婚式かな」
と立ち止まって見ていると、


「なにかお探しですか?」
と日本語で声をかけられ驚く
と、黒いスーツを着た小柄の
中年日本人男性がいてホテル
マネージャーの1人でした。


その時初めて気づいた自分の
姿とは、ブラウンのモコモコ
のバスローブに、片足はロン
グブーツ、もう片足はクロッ
クスで、起き抜けの髪に顔す
ら洗っていない状態でした。

(※ブーツは約10年前に愛用
していたマイケルコース。夢
での色は今一番好きな色のミ
ッドナイトブルーでした)


5つ星ホテルにあるまじき姿
に、「私」を排除しに来たの
は明らかです。しかし、そこ
は年季の入ったホテルマン。
慇懃無礼ではなく、言葉遣い
や物腰は毅然とし優美です。


尋ねられて初めて、部屋への
帰り方がわからないことに気
づき、自分が宿泊客であるこ
とと部屋の様子を伝えると、


「旧館のお客様だったんです
ね。ご案内しますよ」と言わ
れ、「私」は初めてこのホテ
ルが新館と旧館からなること
を知り後をついて行きます。


すぐに床の大理石の種類が切
り替わる部分に出くわして、
「そうか、ここが新館と旧館
の境目だったのか



「私」は妙に納得し、誰も気
づかないようなわずかな段差
を、大理石を削ることで滑ら
かにつなぎ合わせた部分に靴
底を滑らせ、境目を確かめつ
つ旧館に入っていきました。


(つづく)


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「ホテル」、しかもおなじみ
の「ハイアット」、「バスロ
ーブ
」と、私の夢の定石が散
りばめられ笑ってしまう前編
ですが定石は後編にも登場。


前編のハイライトは新館と旧
館の境目を知り、それを靴裏
とはいえ実感することです


解説は後編の後にしま~す



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