Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

食べない子の食事

2009-08-18 | おうちご飯・レストラン

久々の料理記事です….

息子が1歳半くらいから,実はず~っと食事が大変でした….食べる日もあるのだけど,食べない日のほうが多い….それがここ1ヶ月半ほど,食べる量がグッと増えて,モリモリ食べだした感じです.

それまでは,「食べること」に全く興味無しで,無理強いしなかったら,きっと丸一日何にも食べないと思う….そんな感じ….とにかく,遊ぶほうが忙しい様子でした.

私が17歳まで全く食べない人で,両親泣かせだったので(主人は子供の頃から何でもよく食べていたらしい),仕方が無いのだけど,正直,「一体どうすりゃいいんだ…」と思うことも多かったです.

未だにきちんと座って食べるなんて8分ほどで(私じゃなくて,息子ですよ),テーブルマナー(座って,自分で食べる)を躾ける以前に,もっと食べてもらわないと…ってほうが先でした.

いろいろなところで話を伺ってみると,「走り回って遊ぶタイプの子」,「男の子」,に偏食や少食の子が多いようで,一般的に2歳前後から味や食感に対しての好みが煩くなってきて普通のようです.

我が子,ちょっと早めにその時期が来ちゃってたみたいで,母さん,「この子はどうなってんだ?」と思ってました…(汗).

この日のメニュー:ワイルドアルゴラ(ルッコラ)とレッドアンディーブのサラダ,ラザニア,パンプキンスープ

さてラザニア.たぶんこのブログ内でUPしたことはないと思いますが,最近はよく作っています.

というのも,ラザニアってね.内容は簡単なんだけど,作るのが面倒…と思っていたから作るのが嫌でした.

ラザニア(太い平たいパスタ)は茹でた後に取り出し難いし,置いておけばくっ付いちゃうし,破けちゃうし….あっちの鍋でトマトソースを作り,こっちの鍋でお肉を炒め,あっちのボールでリコッタチーズを混ぜ混ぜし…で,もうキッチンの中がテンヤワンヤ!作ったソースもお肉も,常温になるまで待つなんて,そんな直ぐに直ぐ常温になんてなりゃしない!って,この待たされる時間が私,大っ嫌い….

で,子育て中の忙しいママ向き,手抜きラザニアがこちら.

①普通のミートソースを多めに作る.
②当日はパスタに絡めて普通に食べる.
翌日.
③保存しておいた残りのミートソースの水分を掬って減らす.
(野菜多目のソースだと,ベイク中に水分が出てきて,水っぽくなります)
④茹でなくてもすぐ使えるラザニアがあるのでそれを使う.
(出来上がりは普通のラザニアになっています)
⑤冷えてるミートソースとリコッタチーズ+卵を混ぜたものを繰り返し重ねて,オーブンで焼くだけ.


このラザニアのいい点は,簡単な上にその栄養価.

基本的にトマトソース味って子供が好むようで,我が子も好きなんです.お肉の塊を飲み込むのが苦手という子にも挽き肉ですから食べやすい.おまけにリコッタチーズのお蔭でパスタを食べるよりもクリーミーな食感.お肉と野菜はたっぷり入っているし,チーズも卵も入ってる.おまけに,ラザニアそのものに栄養分が練り込んであります.

私,当然日本もそうなのだと思っていたのですが,里帰り中にパスタの栄養成分を見てガックリしました.日本とアメリカとでは,パスタの栄養成分が全く異なるんですね.

日本が雑穀米だの16穀米だのと,ご飯の栄養価を高めようとするのと同様,アメリカはシリアルとパンとパスタをそうしています.

貧富の差の激しいアメリカで,どんなに貧しくても(特に妊婦),茹でただけのパスタさえ食べていれば,まあなんとか大丈夫…とするための目的もあって,デュラム・セリモナ(小麦粉)を使用するのは当然として(日本ってここばかり強調してる?),鉄分,ビタミンB1(チアミン),ビタミンB2(リボフラビン),ナイアシン,葉酸が含まれているものしかアメリカでは販売されていないと思うんです.イタリアもそうなのかな?

なので,「うちの子供,麺好きなんです」という親御さんは,栄養価を考えれば,うどんよりもパスタやマカロニになるわけです.喉越しは「讃岐うどん」に限るけどね….

そんなこんなで,ウチの息子のように,食べたり食べなかったりのムラがある(クソ)坊主の場合,ラザニアを数口しか食べなかったとしても,まあ栄養的には大丈夫かな…ということになるのです.

でも,そんな覚悟を決めて作っているラザニアなんですが,息子,よく食べてくれます.

興味のある方はお試しください.

カボチャや芋類の,あのネチャっとした食感を嫌う息子も,パンプキンスープは飲むので作っています.

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