Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

運動好きな子へのスポーツ奨学金

2016-02-24 | NYの育児・教育事情

今年に入って私の全く知らなかった「米国におけるスポーツ奨学金制度」について、
お話を聞くことになりました。

息子はこれまで、空手、テニス、サッカー、水泳のスポーツを習ってきましたが、
その習い事に関わって、息子の指導に当たってくれたコーチの方の一人に、
日本人とアメリカ人のハーフで、東海岸で生まれ育った、
現在大学院生(20代前半)の方がおりまして、
その方から、「デヴィッドにそういう方面を考えてみたらどうか?」と、
そう持ちかけられたのが切っ掛けです。
その後、同じくスポーツ奨学金を得て大学に進学された別の日系人の方と、
某国でベスト6に君臨していたアスリートの方を紹介され、
いろいろとお話を聞くことができました。

突然そんな環境が与えられて、
正直戸惑った私です。

で、その奨学金制度、
聞けば聞くほどとっても魅力的ですし、
やっぱりアメリカって凄い国だな~と、惚れ直します・・・。

スポーツと勉強の文武両道でやってきた生徒に、
授業料、学生寮の滞在費、食費が100%支給され返済義務無し。
(大学によっては全額支給でないところもあります。)
大学院へ進学しても引き続き同じ条件で支給。
在学中は継続的にスポーツができ(大会にも出場)、
且つ、大学内でインストラクターとして指導できるため、
収入も得られるというもの。
そして、スポンサーとなっている大企業への就職がしやすいそう。
大学も体育大学とかではなく、学部も運動系ではない。
私立&州立&市立を含む一般大学の、
学部も様々です。

こんなの、オリンピックを目指すようなアスリートの通る道じゃないんですか?
と内心思いながら聞いていましたが、
こんな身近に迫ってくるとは・・・(汗)。
正直、こんなガチでアスリートな世界は今まで無縁でしたし、
考えたこともなかったのですが、
凄いな~って・・・。
アスリートのプロにならなくても、
得意なスポーツを武器にして、
学歴と経歴への投資に使うという手もあるんだな・・・と、
そんな風に思いました。

でもその努力は並々ならぬものでして、
日々の猛練習、
スポーツに伴う怪我、
体験する挫折、
勉強との両立と、

すんげ~大変じゃん!!

って、英語で会話してるのに、
日本語が出てきそうでした・・・。

親のサポート率がハンパ無いし、
そこに至るまでの投資もハンパ無いよ・・・。

無理でしょ・・・(汗)。って・・・。

でも、こういうお話を時間を作って、
個人的にしてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

運動が大好きな子には、

ただ趣味、息抜き、発散の場として楽しむ方法もあり、
人生賭けてプロを目指す道もあり、
スポーツを武器にして学歴と就職に活かす手もあり、

ということを教えていただきました。

息子に話すと、
「ふ~ん・・・。」のみ(苦笑)。
他人事なのか、ちょっと興味あるのか、
よく分からないですけどね。

運動をやってるときの息子は、
スポーツのことしか頭にない「スポーツ馬鹿」にしか見えませんし、
どんなに厳しいコーチにも必死で付いていきます。
そんな一生懸命な姿に(NYの今どきの子には珍しい?と、どのコーチにも言われます)、
こうやって親身になってくださって、
声を掛けていただけるのですが、
実は単に、ストレスや内に篭るエネルギーを発散してるだけだったりするので、
息子本人は、まあそこまでじゃないかな?という感じなのです。

プロフィールにも書いてありますが、一つ奨学金を確保しておりまして、
それは基本的に勉強さえ出来れば良いので、
「どうせ狙うならそっちにするわ。」
とも言っておりました。
「僕は○○大学に行きたいから。」と。
8歳の子の言う言葉か?!とも思いつつ・・・(汗)。

まあ、挑戦すること、選択肢があることというのは、
人生を刺激的にしますから、
アメリカには、こういう道もあるんだよと、
身近なコーチが、
しかも、文武両道で人一倍頑張ってきた、
ジャニーズの「嵐」よりも若い、
20代前半のお兄ちゃんお姉ちゃんたちにアドバイスを貰えるということは、
息子にとっても私にとっても、
励みになります。

興味のある方は狙ってみてください、
スポーツ奨学金!!
留学生へのスポーツ奨学金もあるので、
日本からも出願可能です。

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