ここ数日は口答えも悪い言葉も使っていない娘。
友人パパに優しく諭されたのが効いてるのかな?
周りの大人は皆、「意味分からずに使ってるのよ。
4歳が、これらの本当の言葉の意味なんて分かってるわけないじゃない?
誰かが言ってるの真似して、面白がって使ってるだけよ。」
と言うので、
本当に分かっていないのかな?と思って聞いてみた。
私:「リンちゃん、hate(嫌い)ってどういう意味?」
娘:「OK. Let me tell you.(OK。教えてあげるわ。)
hateっていうのは、loveの反対なのね。
loveなんだけど、いろいろあって、
それでそのときhateになっちゃうのね。
loveのないところにhateはないの。」
へぇ~、思っていた以上に深い答え。わかってるじゃん!
私:「じゃあなんでお母さんにI hate you!って言うの?」
娘:「I love you.だからに決まってるでしょ。でもいろいろあるからでしょ!」
ふふふっ。
4歳児もいろいろあるもんね。
しかし、なかなかいい言い訳の仕方をするな。
私:「じゃあ、I hate you.っていい言葉?悪い言葉?」
娘:「悪い言葉。だけど、場合によっては使っていいと思う。」
私:「じゃあ、die(死ね)は?どういう意味?」と聞くと、
娘:「ああ、dieはこうよ。よく見てて。」
と言って、パンチパンチパンチパンチ、キッ~~クとし、
自分が横たわり死んだフリ。
思わず笑ってしまった。
私:「何それ?死んだの?」
娘:「そうよ。」
私:「誰がそんなことしてたの?」
娘:「デヴィッドのゲームでしてたじゃん!」
私:「死ぬってどういうこと?」
娘:「神様のところに行くのよぉ~。」
と、起き上がってピョコピョコ飛んで嬉しそう。
娘:「リンちゃんはそこからやって来たのよ~♪」
と、想像なのか、本気なのか、何かでそんなお話があったのか、
毎回そんなことを言う。
dieという言葉に関して、
あんまりマイナスイメージを持っていない感じ。
娘:「みんないつかは死ぬのよ。知らないの?」って。
私:「じゃあhell(地獄)は?」
娘:「ああ、hellは、helpの小さいのなの。」
へっ???helpの小さいの?
娘:「知らないの?あのね。helpしなさいっていうでしょ?
その小さいのなの。」
私:「そうなん?じゃあそれって悪い言葉?いい言葉?」
娘:「悪い言葉なんじゃない?」
私:「なんで?」
娘:「だって、Go to hell!(手伝いなさい!)って言ってるからよ。」
私:「そういう意味だったんだ(苦笑)。」
面白い・・・。
可愛いから、訂正しなかった。
聞いてみて良かった。
大人がドキッとするほど、
子供は悪意を持って使ってるわけじゃない。
「悪い言葉だから使っちゃいけない。」と決め付けなくて良かった。
まあそりゃ、使わないほうがいいんだろうけど、
今のところ、私と息子とにしか言ってないから、
小さな彼女の大きな発散方法だな。
もしかして、息子もhellの意味勘違いしてんじゃないだろうな?と思って、
息子にも聞いてみた。
私:「hellってどういう意味か知ってる?」
息子:「そうべいが行ったところ。『地獄のそうべい』。」
と日本でサラッと読んであげた絵本のタイトルまで言ってて、
この子は大丈夫そうだ・・・。
やっぱり子供って面白いし、深い。
大好き。
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