私の住むエリアは、とに角ユダヤ人が多い。
ユダヤ人は律法、法律、ルールを厳しく守り抜く人種で、
且つ、非常に教育熱心なので、
日本人の「道徳」や「勤勉」と合う部分があって共存しやすい。
付いている職種も弁護士、医者、教師、大学教授などが非常に多い。
NY生まれのNY育ちのユダヤ系アメリカ人が結婚し、
自分の意思で「イスラエル」に住むと決める人も多いようで、
そういう人たちが、夏休みの間に「里帰り」ということで、
子供達を連れてNYの実家に帰省する。
そんなこんなで、この夏は、
息子に新たに気の合うお友達ができた。
元々、人種は全く関係なく、どんどん自ら話し掛けて友達を作っていく息子。
4人兄弟のうちの2人なんだけど、どっちもへブル語しか話さない。
会話は成り立たないのに、ほんと~に楽しく遊んでた。
「明日も遊ぼうね。」と、毎日遊んでも飽きない様子。
様子を見ているとほんと、不思議な感じ。
イスラエルとガザ地区、
今大変なことになっているのに、大丈夫?とお祖母さんに問うと、
「住んでいるところは北の方だから大丈夫だけど、でも不安だけどね。」と言うことだった。
今週の半ばにはまたイスラエルへ旅立つらしい。
報道で見ている、あの紛争真っ只中の国から来たお友達。
息子は地図を見て調べていたし、
今回の紛争のこともいろいろ聞いてきた。
そんななんていうか、Sympathyみたいな気持ちになる半面、
このお祖母さんとやらが、
レディー・ガガをちょっと老けさせたような、
イケイケ弁護士でね。
バブル真っ最中!みたいなオーラが出てる人。
おまけにこの子たちの両親は子供達をお祖母さんに預けて、
自分達はラスベガスで羽伸ばしてるって言うんですわ。
それなのに、
「アメリカはイスラエルを救う為に早く手を貸すべきだ!」
「イスラエル人は皆、アメリカが大好きなんだから!」
みたいなこと言ってて、
ええ~~っ、お宅らの扮装に巻き込まないでよね。と思ったりして・・・(汗)。
いっつも逆恨みされるのアメリカなんだから・・・。
という、なんか複雑な心境になる。
でもまあ、こんな幼いときから、
世界中のいろんな人種のお友達ができることって素晴らしいことだと思うし、
それが切っ掛けとなって、
国際情勢に興味を持ってくれるのは良いことだなと思う。
ただ、暗い怖いニュースばっかりだからねぇ。
国際情勢を話すときは、
息子が世界や未来に不安を抱かせないような、
そんな話し方をしないといけないなと、
いつも身が引き締まる思い。
でも、なんか難しくって、
ちゃんと心を暗くしないように伝わっているのか、
不安になる。
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