Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

娘のジャーチャミーズ(日本語)

2014-08-25 | 日本語教育・バイリンガル

「リンちゃんはイングリッシュだから(英語を話す人という意味)、
ジャーチャミーズ(Japanese=日本語)はもうお勉強しません!!」
宣言をして半年・・・(汗)。

これでも2歳頃までは日本語オンリーしか話さなかったし、
2歳半くらいで「ひらがな」の書き順もほぼ正しく書けてたんだけどね。
ほんの1年前まで日本語でばっかり話していて、
四字熟語やことわざも吃驚するほど言えてたのに、
本人のやる気失くして以来、さっぱりすっかり忘れちまったよ・・・。
恐ろしいね、「やる気」って存在。

ipadを使って「ひらがな」の書き方や読み方、
遊びながら勝手に覚えていて、
こりゃいいわ♪ ラクチンだ♪ と
ほくそ笑んでいたのだけど、
ダメだありゃ(断言できる!)。
ああいうアイテムは、ちっともきちんと身に付かないよ。
紙に書かせてみても筆圧が備わっていないと書くのが大変そう。
やっぱり面倒だけど、
紙に書いたり、本を読んだり、カードしたり、
そういう中で覚えたほうが忘れ難いし、きちんと身に付く。
ほんと、他に日本語を簡単に身に付かせる方法、誰か考えて~~!

英語に興味持っちゃったと分かったと同時に、
ガーっと英語のほうを約2年分ほど進めておいたので、
そろそろ日本語に方向転換。

ちょっとずつ日本語への興味を取り戻した彼女。
毎日読める「ひらがな」が確実に増えてきてて、
嬉しそうにしてる。
私が読み聞かせしていても、
「ちょっと待って!リンちゃん、これ読めるわ!」
と目を輝かせ、一々流れを止める…(汗)。

夏の間に「ひらがな」「カタカナ」「120までの数字」
「日本語の物の名前」など、ほぼ毎日やった。
息子は5歳から始めたから、1年早く手を付けてみた。
今現在彼女の学習集中時間は45分~1時間半だと思う。
「ひらがな」表はバッチリ読めるけど、
ひらがなをバラバラに並び替えたらまだ大変。
カタカナも一緒に覚えつつある。
数字は「99」まではかなり流暢に日本語で数えられるのに、
「100」以降が出てこない。

「ひらがな」を毎日少しずつ書かせているけれど、
筆圧が弱いなぁと思う。
鉛筆の持ち方は正しいんだけど、
手首の動きがぎこちない。
ぐっと安定していないから、
きちっとした字が書けない。


こんなんだと漢字へ進めれないので、
ぬりえをさせて筆圧を付けさす訓練中。

 
ぬりえのほうはなかなか力強く塗れてるんだけどね。
そばで私がずっと褒めたり煽てたりしないと、
気分が乗らないのが困ったところ。

たまに息子に先生役してもらって、
最後に「お小遣い」あげるシステムにしてた。
息子、親の私が感心するほど、教えるの上手なんだわ。
おまけに、「お母さん、お金はくれなくてもいいよ。
別にお金のためにしてるわけじゃないから。自分の復習にもなるし。

と、優しいことを言ってくれる息子。
いい子に育ってくれてるよ。

それに対し、「ほんならリンちゃんに頂戴!!」と手を出す娘。

「なんであんたにあげんといけんのん?」(分かる?普通の岡山弁)


ってそんな感じ。

どうも、娘は単語の中の文字が入れ替わる傾向が強くって、
例えば「おたまじゃくし」を「おじゃまたくし」っていうのは、
トトロのメイちゃんだけど、
あんなの。
因みにうちの娘は「おたがなくし」なんだけどね。
息子もこんな時期あったけど、
娘のはレベル高くって(?)笑う。

最近のでは「あなたのハブザンムはどこ行ったの?」って。
ハブザンム??

これ「ハズバンド(夫)」のこと。

後は、「お母さん、かぐざるま作って~。」って。
かぐざるま・・・・?
「猿の籠や」か何かかと思ったけど、

「かざぐるま」のこと(汗)。

後は「お母さん、しりむきうね読んで~。」って。
しりむきうね?

って「白雪姫」のこと(爆)。

後は、「お母さん、今日おたまやけん雨降ってる?」
お玉や剣?

って「岡山県」のこと。

一体、何語?
特に日本語がこんなふうになる傾向が多くって、
英語の言い間違いは訂正すれば直ぐ正しく言えるのに、
日本はなかなかちゃんと言えない。
面白いし可愛いからこのままにしておく・・・わけがなく、
即訂正!
こんな調子で日本語覚えられたら、取り返しの付かないことになりそう。

でも、
「リンちゃん、目を丸くしたよ!(ビックリしたという意味で)」とか、
「チョコレートが、喉から手が出るくらい欲しい!」とか、
「リンちゃん、顔から火が出るよ(たぶん意味は分かっていないと思う)」とか、
変なことは覚えて言うんだ、この子。


親の私から見ても、ちょっと変わった子だと思うので、
ちょっと捻って指導していかないと、
付いていけない・・・私が。

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コメント
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