私が歯を磨いていると、何やら娘がお兄ちゃんに言ってるので、耳をそばだててみると、
娘:「ごめんねぇ~。リンちゃんやっぱりデヴィッドとは結婚できないわ。リンちゃん、ピーターマンとしないといけないから。ごめんねぇ」
読み聞かせた「ピーターパン」が甚く気に入ったようで、1日に3~4回(1回20分くらいかかる長めストーリー)は読まされ途中で居眠りしてしまう。娘はピーターマンって言ってるんだけど…。
息子:「ええっ、でもピーターパンはフィクションだから、おらんよ。そんな人。」
と娘の夢をぶち壊す兄。
娘:「何よん、おるよ。今度はそこの窓に来てくれるもん。ほんとよ!」
彼女も負けていない…。
息子:「ピーターパンは作り話だから、そんな人はおらんのんよ。でもまあいいわ。リーがピーターパンと結婚するんだったら、僕はじゃあ…、ヘレン・ケラーと結婚するわ。」
ヘレン・ケラー?!
実在した人?!(過去形)
伝記の最後って、「亡くなっても尚称えられている」と書かれてあるパターンと、「こんなことを成し遂げた、偉大な人物です(まるでまだ生きているようなエンディング)。」で終わるパターンとあるんだけど、読んだヘレン・ケラーは亡くなってなかったっけな…?と考えてしまった。
まっ、娘も息子も、どっこいどっこいな思考かな?と思いましたが、ピーターパンとヘレン・ケラーの義理母かぁと考えた私も、どっこいどっこいです。
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