石と地層について勉強した日です。
今度は地質学の専門家からの授業です。
写真は花崗岩の万成石を見ているところ。
岡山県でのみ取れる万成石は、
サーモンピンク色が入っていて可愛らしい石。
なのに石材の中でもトップクラスの硬さで、
墓石に使われるというから、
こんなピンク色した可愛い色の石を、
誰が墓石にするんだろう?とググってみたら、
石原裕次郎や横山やすし、
イサム・ノグチの墓石になってるって。
まさにセレブ石です。
他にも明治神宮宝物館や、
銀座和光の外壁に使われてるんだって。
どうやって地層が出来たか?
そこから何が分かるか?
化石はどんな層から見つかるか?
石を割ったら何が分かるか?などなど、
沢山の不思議と発見とを学びました。
石を割って、中を見てみる実験開始です。
割れた石の説明受けてます。
また教室に持ち帰って、いろんな石を見比べました。
「鉱物」はNYでは2年生で習って、
子供達(特に男の子)に人気な授業。
アメリカにはない石を学ぶことで、
より好奇心も増した様子です。
「じゃあ、アメリカの墓石は何処のどんな石で出来とん?」
って。
また親子で調べてみます…。
白鷺城を見てから、
「城が見たい、城が見たい。」と息子が煩いので、
岡山城に連れて行って来ました。
こちらは真っ黒なので、
烏城と呼ばれます。
白鷺城の石垣より低く、
石と石の間に隙間があるので、
「ぜってえ上まで登れると思う。
石の間から蛇さえ出んかったら、
ぜってえ登れる。」(完全に岡山弁)
「この石垣使って、ロッククライミング大会したら、
ぜってえ盛り上がる。」
と、煩い息子。
これは何のマークかな?
昆虫?蝶々?
天守閣まで登りました。
エレベーターで登れるのでラクちんです。
鎧も着させてもらったよ。
十二単(みたいな着物)も着れるんだけど、
1時間待ちだったので断念。
娘、着れない悔しさに大泣き寸前でした。
お城の中でお抹茶ときび団子食べて、一休み。
息子はフワフワのかき氷。
白桃シロップがあったから、
「折角だからそれにし!」って言ったんだけど、
「かき氷には絶対苺ミルクじゃ!!」って譲らず、
定番の苺と練乳。
でも氷が雪みたいにフワフワでした。
娘は岡山特産フルーツパフェ。
白桃、黄桃、ピオーネ、マスカット。
メロンとドラゴンフルーツも入ってました。
暑さでぐったりするかな?と思ったけど、
楽しく過ごせました。
後楽園に行ってきました。
お恥ずかしながら、ここに来るの16~17年ぶりです。
「日本のガーデンなんでしょ?!
走り回って遊んでい~い?」と子供達。
アメリカのガーデンと勘違いしてるような…。
走れるものなら走ってみろ!
この日、日陰の無い気温36℃超え。
こういう「和」なところに行くと、
必ず「歌舞伎ポーズ」をする娘。
なんで??
後楽園の中に「流店(りゅうてん)」という、
足が冷やせる小屋があって、
ここに入ったらもう出ように出られませんでした。
「お母さんここでゴロゴロしてるから、
あんた等、走って遊んどいで~。
池に落ちないでよ~!」って。
「自分家か!?」ってツッコまれましたけど…。
飢えてる鯉に餌やり。
色は綺麗だけど、顔が可愛くない~と娘。
棒状の麩を千切ってやるんだけど、
「魚は自分の口の大きさの餌食べるんだから、
千切らずに棒のままやってもカブリついて食べると思う。」
と、学校の魚の授業で得た知識をここで試してみたがる娘。
太いビーフジャーキーを犬に与えるように、
鯉に麩棒をそのまま与えてたわ、あの子。
結果、食い千切ってた(驚)!!
迫力あって楽しかったって。
もっといい気候のときに行きたいわ~。
NYの子供達のお友達に日本から送る暑中お見舞いのカード。
中に、メッセージと、甚平&浴衣姿の写真を添えました。
「夏休み入ったら、プレイデートしようね。」というお誘いを頂いていた子供達。
残念ながら夏休みはずっと日本なので、叶いそうにない。
学校の違う子なんかは、
休み中に会えないと、ほんとにいつ会えるか分からないのでね、
日本から「暑中見舞い」のカードを送ろうって。
こういうクラフトの材料は、
岡山の田舎よりも、NYのほうが断然種類が豊富。
値段も手ごろなので、
子供達と一緒にNYで準備しておきました。
「友禅千代紙」っていう愛媛県で作られている本格的な千代紙も、
運がいいと$2くらいでゲットできます。
送るお友達の住所を忘れないように控えて、
日本らしい記念切手貼って。
ちゃんと届いたかな?
ビックリしたかな?
日本からの手紙。
4年生(だったかな?)の女の子のノート、
拝見させてもらいました。
とっても参考になる。
日本で国語を勉強している子供でも、
こんなに何度も何度も繰り返し漢字を書いているってこと、
そうしないと覚えられないってこと、
このノート見せればすぐ伝わりました。
算数ノートも。
掛け算の3桁×2桁の筆算なんかは、
小学1年のときから(日本でいう年長のとき)から
やり始めたんだけど、
掛け算で桁が繰り上がるところと、
足し算で繰り上がるところがあっても、
凄く大きな字を書いていて、
息子自身は分かって計算しているから
滅多に間違わないんだけど、
見直ししている私のほうが紛らわしくってね。
私自身は繰り上がりとか、
いちいち書かないから、
日本の小学校ではどうやって指導してるのかなー?って、
ずっと気になっていたんだけど、
それが解明されました!!
これも「百聞は一見にしかず」で、
私が「繰り上がりは小さい字で書いてよ。」って言っても、
気にもせず、直さずだった息子だけど、
このノート見てから、
直すようになった。
割り算の筆算も、
「たてて、かけて、ひいて、おろして、たてて、かけて、ひく」
って、こんな掛け声みたいな覚え方の順番があって、
面白い!
こんなやり方で習ってないよ、私(汗)。
息子、
「エレベーター乗って、
下の階に引き摺り下ろすみたいじゃな!」って(苦笑)。
そんなイメージなんだ・・・(汗)。
他には、+、-、×、÷、( )の入った計算式。
例えば、3+4×(7-6÷2)=みたいなの。
これも、借りたノートをじっと見ながら、
「へー、+や-より、×や÷のほうがパワーがあって、
( )でバリアされてる中の数字は最優先なんじゃわ。面白い・・・。」
って、ゲームと算数が直ぐ合致してしまう息子の頭の中。
問題解いてみたりしてた。
この( )の入った計算式は、
NYでは掛け算を習い始めて早々に習います。
まあ、算数に関しては、
NYと日本では考え方が異なるので、
両方教えるのが大変なんだけどね。
きちんと纏めて書いてあるノートを拝見させてもらって、
私が教える手間が省けた上に、
いろんな発見があったようで、
よかった。
このノートの子は、
私が宿題を見た、
ごく一般の子の物なんだけど、
この夏、我が子達がお世話になっている学校の一年生は、
もう掛け算や、
( )のある計算をしていて、
NYの先取り勉強ペースとよく似てる。
日本に里帰りの際は、
勉強の良く出来る子のノートを借りて、
見せてもらうの、
凄くお勧めです。
学校で「川魚」の勉強がありました。
魚の研究されている先生による授業です。
なんて贅沢なんでしょう!
肉食魚と草食魚に分けられた水槽には
絶滅危惧種の貴重な魚も沢山入っていました。
メダカも絶滅危惧種なのね~。
だから金魚よりメダカの方が値段が高いのかな?
どう産卵するのか?
なぜ絶滅しそうなのか?
回遊魚にはどんなものがいるか?
本来川はどうあるべきなのか?など学びました。
この学校の子供達は、
既に詳しい知識があって驚きました。
私の知らないことばかり…。
デヴィとリーは、
ちょうど川遊びをした翌日だったので、
浮石や藻、タナゴが産卵する二枚貝など、
体験と重なって凄く身近に感じることができた様子。
左がドンコ。
右が絶滅危惧種のカジカ。
私はね~、
魚はどの魚を見ても、
「これ、食べれるのかな?」
「どうやって食べたら美味しいかな?」
という感情しか湧かない人種(汗)。
なんでなんだろう?
自分でも不思議でしょうがない…。
授業中に「これ、揚げたら美味しそうじゃない?」と、
無意識に呟いたら、
息子に注意されました(涙)…。
学校の先生にブログ記載の許可を頂いたので、
日本での学校体験、
じゃんじゃん載せちゃいますね~!
私の期待を遥かに超える素晴らしい学校で、
娘の付き添いをしていますが、
私もいろいろ学べることが嬉しくって、
子供達と一緒にワクワクしながら登校!
どの先生も、分かりやすく楽しく説明してくださるので、
ほんとに楽しい!
随分遡るのですが、
空気砲の実験授業です。
「でんじろう先生」の実験の事は知ってはいましたが、
実際段ボールで作って実験するのは初めての体験です。
娘も楽しそう。
なぜ空気が輪っかになるのか?
なぜ回転するのか?など、
仮説を立てたり、予想してみたり、
とても楽しい実験でした。
先生、英語も問題ない方で、
息子の書いた実験の後の英文レポートにも、
目を通してもらいました。
レポートの内容や書き方が、
日本での大学レベルだと褒めて貰えたことが、
また大きく息子のやる気に繋がりました。
NYの学校のサイエンスの宿題に、
レポートを書くことがあるので(しかも沢山!)、
日本での実験体験をもとに、
英語の宿題を進められて助かってます。