infinity

パリ→ルーアン→オンフルール→サンマロ

2005-11-24 01:47:09 | trip
■パリでの朝食
 朝8時からの朝食だった。が、5分遅れる。当然一番最後だった。他のグループの人達は日本人が1箇所閉じ込められたようなところで食事をしていた。こういうところは、どうしても嫌いなんだよね。席が足りなかったらしく、添乗員さんがフランス人達が朝食をとる、レストランに案内してくれた。内緒だよ。と。ちょっと得した気分。クロワッサンが非常に美味しく、これ以降毎朝クロワッサンを食べることになる。

■パリ→ルーアン(約135km、2時間)
 パリを離れ北に向かう。ルーアンはジャンヌ・ダルクが火あぶりにされたところらしい。ジャンヌダルク教会まで行く。その前に、ルーアン大聖堂を訪れる。これからたくさんの聖堂を見ることになるのだが、その荘厳さに感服。

■ルーアンでの昼食
 昼食はジャンヌダルク教会から5分くらいのところ。魚料理だったが、全然美味しくなかった。生焼けだったし。ここでコペンハーゲンでみた夫婦と同じ席になり初めて話した。海外生活が長い役人さんらしい。「民間の人は休むのが大変でしょう?」と聞かれ、素直に「大変です。」と答えておいた(爆)。非常にユーモアかつアグレッシブな夫婦だったが、向こうは苦手だったらしい。勝手に仕切りだして気に入らないと言ってたな。確かに、僕がその夫婦と話していると、旅行の間ずっと会話に入ってくることはなかった。近寄ってくることすらなかったかも(爆)。

■ルーアン→オンフルールへ
 オンフルールはとてもとても小さな港町。でもその歴史ある美しさにしばし感動。ほんとに好きなところかもしれない。焼き放たれた後、漁師達が力をあわせて作ったとされる聖カトリーヌ教会もまた荘厳だった。漁師達が作ったらしく、天井が船底のようなアーチ型をしていた。光があまりささず、逆にそれが重厚さを感じされる。街が焼き放たれたあと、すぐに建築したのが教会だったというし、それをもう約1000年近く守っているという。なんかいいな~と思った。多分、一生訪れることはないと思うけど、いいとこに連れて行ってもらったな。

■オンフルール→サンマロへ(約230キロ、3時間15分)
 非常に移動が多い旅だ。フランスは非常に豊かな国だと感じる。圧倒的な農業国なのだよ。景色はあまり変らないのだが、牛がいて、羊がいて、馬がいて、緑があり。時間の流れが非常にゆったりしている感じがする。この国は豊かだなと感じた。サンマロについた時は夜になっていた。マスコットというホテルからは、海が目の前にあった。着いたときは夜になっていたため、風がとてつもなく強く、非常に怖い。サンマロも古き田舎町。それにしては、非常に綺麗なホテルだった。夕食はホテルで食べる。カブのサラダと、ラム肉のディナー。フランス料理かどうなのか非常に怪しい。味も普通かな。どうやら、この旅行では食事は過度に期待しないほうがよさそうだと感じた(爆)。食事の後、海に散歩に出かける。目の前に広がるのは大西洋、雨が多少ふっていたこともあるが、冬のヨーロッパのわびしさを感じた。そう、忘れていた。ヨーロッパの冬はもの寂しいのだ。それは一人で旅していても、そうでなくても・・・。