若生のり子=誰でもポエットでアーティスト

文字さえ書ければ、ポエット
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日日を豊かに遊び心

THE ROLLING STONES SHINE A LIGHT

2008-12-24 | 映画
先日、「THE ROLLING STONES SHINE A LIGHT」 を観てきました。

彼らの今も健在な姿を見れることは、ファンならずとも、応えられないものがありました。
わたくしはビートルズファンですが、方やロックの一方の旗頭であった彼らのよりセンセイショナルなサウンドや行動、言動は、見過ごしに出来ないもので引きずられていました。
わたくしの青春は、ビートルズやローリングストーンズ抜きには語ることが出来ません。
あの時の青春の閉塞した辛い情況にあって、明かりを消した暗い部屋の中でボリュームいっぱいに上げて彼らのサウンドを聴くことは、わたくしにとって、何ものにも益しての救いでした。
当時の八方塞がりの中、どんなに彼らに癒されたか知れません。

ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、皺こそ目立ちますが、シェイプされたセクシーな肉体やエネルギッシュなアクションは、今も変わらず、年輪を重ねた益々の魅力をぷんぷん漂わせて、観衆と一体になったシャウト、ダンシングの熱演には、思わず唸りました。(NYCに居た時よくTVで見掛けたポール・マッカートニーのふやけた感じとは違ってー残念)
そして監督が、あのマーティン・スコセッシですから絶対に見逃すわけには行きません。(ロバート・デ・ニーロもよく見掛けました。トライベッカーの彼のレストランにも行きました。TVで、お笑いタレントのように縫いぐるみを着て、コメディータッチのような番組もやっていました。9.11以降、自費でマンハッタン活性化のために映画祭を開いていました。公私ともなかなかのツワモノで、ハートのある暖かいおじさんという感じでした )

色々当時を思い出して、述懐し、感動し、熱くなりました。
ハートが、ドキドキ、ハラハラ、ジクジクでした。 


今年は月一で友人と映画を観る事にしていました。
その選択は、古今東西の映画に精通していらっしゃるミクトモのアカショウビンさんにすべてお伺いしました。
どれもなかなか考えさせられる印象深い映画でした。
アカショウビンさん、本当にありがとうございました。
来年もずーっと続けていきますのでどうぞよろしくお願い致します。


内容に関しては、さわりだけで次に。

あの精緻なスコセッシ監督の I don't know what's going on.
ミック・ジャガーが開演真際まで、リストを決めないことに対しての言葉です。
お互いに尊重している大物同士のユーモアーある駆け引きは最高でした。




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