若生のり子=誰でもポエットでアーティスト

文字さえ書ければ、ポエット
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「三角点」をご存じでしょうか?

2021-07-30 | Weblog
気晴らしに、友人たちと山梨県の忍野の奥に位置する小高い山を散策していましたら、
元山岳部の友人が、標高1111.5mの石割山に連なる尾根の所で「三角点」を見つけ、その意味の重要さを説明してくれました。全くの門外漢でしたので、「へ~」と思いながら、興味深く聞きました。初体験でした。
三角点とは:
三角測量 に用いる際に 経度 ・ 緯度 ・ 標高 の基準になる点のことです。
三角測量とは:
明治時代に距離を正確に測る方法は巻き尺しかありませんでした。そこで考えらえた計測方法です。ある2点間の距離を正確に測り、もう1点を加えて三角形を作り、三角形の内角を測る。この1辺と内角から三角形の大きさと形を計算で求める。さらに点を増やして三角形の内角を測る。こうして三角形の網を作り、三角形の各点の位置を求めていくのが三角測量です。

日本国中行脚して、地図を作っていったということです。
伊能忠敬の江戸時代まで心が飛びました。

生憎、カメラを持っていなかったので、もうひとりの友人が撮影してくれた写真を掲載します。
これから、山道を歩くことがあれば、それとなく探すことになるでしょう。(笑)




この朽方の状態からして、年代を感じます。友人が教えてくれたことで、この標識から色々と想像や考えが膨らんで、有難い限りです。こんなことは、全く知らないことでしたので、この世界を垣間見れてうれしく感謝です。


十字の上が北を指しています。
わたくしはそれさへ知りませんでした。が、当たり前ですね、地図と同じなのですから。ナントいう無知でしょう(苦笑)


新旧の標識の違いが際立っていて、それぞれの歴史を感じさせ、スゴイな~と思いました。