若生のり子=誰でもポエットでアーティスト

文字さえ書ければ、ポエット
感覚次第で、何でもアート
日日を豊かに遊び心

展示についてのAさんとのやり取り

2009-10-28 | Weblog
アカショウビン
>来年の3月に古巣の銀座コバヤシ画廊で個展をします。
200cmx400cm1枚と200cmx260cm2枚の油絵の大作ばかりです。

 ★油絵とは楽しみです。3月に上京できればいいのですが現在の状況では叶いそうにありません。大阪で個展を開かれる日を心待ちにしております。

 >例えば、密約の事、死刑問題、取り調べ可視化、など色々と新たな情報も入手していますし、また映画「私の中のあなた」「冬の兵士」等のことも書きたいと思っていますので、いずれ。

 ★こちらも。

アカショウビンさん

またいつか機会があれば、是非観ていただきたいと思う方々のお一人です。
表現者としての初期の20年間とは違って(そのターニングポイントは、80年終わりから90年始めに掛けて起こった一連の出来事がひとつのトリガーでした)、後半の20年間は、自己の超克(無私)からユニバース(宇宙感覚)に至る時空に挑戦してきました。
良くも悪くも色濃く「自己」を持ってしまった人間にとって、「無私」に至る道は、かなりの険しさでした。
幸い、アジア的感覚とは全く異なる世界「場」に約8年間身を置くことにおいて、それを少なからず容易にしました。
まだまだ、世界にも、宇宙にも至る道すがらのみで、到達しているとはとても思えませんが、、、。

ここにも会期前後にはアップいたします。
ですが、PC画面で見るようなこじんまりしたものではないと自負します。
画廊全体を私の描いた時空で埋め尽くしますので、その中で、絵の世界にジャンプして感じていただきたいのがわたくしの希望です。
絵を観て頂くのではなくて、一緒に参加していただきたいのです。
わたくしも揺れていますが、鑑賞者にもその揺さぶりを掛けたいと思っているのです。

「私の中のあなた」は、移植問題のことかと思っていましたが、さに非ず、アメリカ的上質のヒューマンドラマでした。

「冬の兵士』は、昨年お勧めいただいた「告発のとき」の兵士達の負の方向ではなくて、人間が信じられることを感じさせました。
この二本の映画では感じたことが多く、あーも思う、こ-も思うでまとめられません。(笑)
単なる良かった、感じさせられたでは何も言ったことにはなりませんので。