図鑑や映像で小鳥や虫の住処になっているのをよく見ますが、 『ホコラ』とは自然に出来た木の穴のことです。世界百科事典によると、元来の『祠』の意味は、ホクラ(神庫,宝庫,宝蔵)より転じた語で,神をまつる殿舎のことであると書かれています。
散歩がてら、落葉した木を見ていましたら、様々な穴があいているのに気づき、その形態の表情がとてもユーモラスなので撮ってみました。
前述の如く元来の「祠」はたいへん厳かな社殿のことですが、どうして木の穴を「祠」という名にしたのかは、解りませんでした。木の祠に時々しめ縄と紙垂(しで) がまかれているのを見かけることがありますが、それは民話由来の神の木として祭っているのでしょうけれど、、、。