第43代紫組要領次第

開成高校第43代紫組要領次第係のホームページ。

旅行のこと

2007-07-16 14:07:37 | Weblog
旅行のこと。

僕は以前は計画通りに執り行われ、
自分の行きたいところに行くことのみを考えていたが、
今思い返すと、思い出に残っているのは、予期せぬ出来事ばかりである。

たとえば、台湾では、山の上のほうに行ったら、帰りのバスがなぜか一本も無く、
困った挙句、救いのバスに無銭乗車して下山したこと。
下山したら、台湾政治大学なる大学の、学生町に降り立ったが、
帰り方がやはり分からず、そこにいた可愛い学生にはまねくんと話しかけたこと。
などなどが思い起こされる。
個人行動で行った場所はあまり深い印象を脳裏に刻み込まなかったなぁと思える。

「人生とは旅行。旅行は人生の縮図」、などという、何か経験豊富で老成した人、みたいな発言をする気は無いし実際老成とは無縁な人間ですが、
人生も旅行も予期せぬ出来事こそ楽しいのであり、
それを友人たちとともに過ごす・乗り越えることが素晴らしい経験だと思うようになった。

そうしてそれこそが旅行の醍醐味なのだ思う。

3人で行った江ノ島旅行も、
ざくっとした予定でざくっと行ったけど、
かなり楽しかったし。

っつーことで一緒に旅行に行こう!行きたい!!

鄭和 インカ・マヤ

2007-07-16 12:45:18 | Weblog
他の雑感。
どれもテレビNHKを観て思ったことですが。

●鄭和のこと

明にさらわれて、挙句去勢されて宦官となったが、
永楽帝に謙譲されて以後
大航海に行くまでに出世する。
それは海の上では皇帝に次ぐ地位にあることになる。

人生分からんものだ。
人生とは予期せぬことが続く旅みたいなものだ。

書籍が残っていないらしく、評価されていないっぽいが、
バスコダガマやら、コロンブスよりも早いし、
そして、造船技術も高かったことから考えて、
もっとASIAは評価されて良いのである。
南宋時代から進んだ造船技術があったらしい。

そう言えば
3大発明(印刷、火薬、羅針盤)も中国だよな。(「紙」も含めて4大発明にする考えもあるらしい)

●インカ マヤのこと

インカやマヤは紀元前から比較的最近まで続いていた古代文明である。
前者は山岳地帯、後者は密林の中。
初期の文明は平地のみに誕生するっていう説も普遍的ではないようだ。
結構高度な文明だった。
インカは文字を持たなかったら記録が無いから、
詳しいことが分からない。一層神秘的。

今後研究が進んで、それらの中南米文明がかなり古代から存在したなんてことが分かったりしたら、
中国、メソポタミア、インダス、エジプトのみに古代文明が生まれたかのような印象を持たせる「4大

文明」という表現も消滅するのかな?

そうそう、「黄河文明」とは言わない。
長江流域にも文明があったらしく、黄河のみに文明があったという誤解を招きかねない「黄河文明」とい

う表記はなくなっているらしい。



●西洋の姿勢
ついでに批判しておく。
インカやマヤという貴重な文明をあっさり破壊した西洋人ってなんで批判されないんだ?
当時はその貴重さが分かっていなかったとしても、今から考えるとかなりひどいことやってるよな。
「賠償請求!」とか言い出す人がいないんですかね?

あと西洋は宗教対立をあおったり、民族対立をあおったり、
現代まで禍根を残すようなことやりすぎですよ。。。

てこというと、日本は日本で最近の戦争のことを批判されそう。
でも日本って海外を侵略したのは、
白村江の戦い、倭寇(これは非公式な賊だし)、秀吉の朝鮮出兵、ぐらいじゃない?あとは近現代の戦

争のみ。近現代の戦争は西洋もやってることだし。
結構良心的な国かも。。。