第43代紫組要領次第

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英検一級2次試験報告

2005-11-15 17:18:25 | Weblog
受けてきました英検一級2次試験。

初めてでしたので、少々緊張しました。

以下面接のやり取り。
はじめは世間話から。

外人:秋ですね。秋は好きですか?
自分:好きです。晴れた日に公園で本なんか読んでると幸せです。(読んだことないけどねー)
外人:外のほうが集中できるんですか?
自分:かもね。

(ここはもう少し気の利いた返事をするべきだった。)

そして本題。
テーマは今世紀は来世紀より危険になるか?

このテーマで、2分のスピーチを強要される。考える時間は1分。

はぁ~っ?
いや、たった1分の間に2分のスピーチ考えるのとか無理だから!

と文句を考えているうちに容赦なくスピーチ開始、、、。

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以下要旨:

「危険になると思う。いまや、核兵器や生物兵器などを開発するに必要な知識やテクノロジーは国家だけに限定されていない。情報技術の発展により、そうした知識にテロリストなどが容易にアクセスできるようになっている。これは、きわめて危険状況である。」

と、この程度のたいしたことの無い主張を、ウェールとかアーンドとかで時間を稼ぎながら、しゃべった。

以下面接官からの突っ込みとその対応。

面接官:破壊力は国家のみが保持していれば危険ではないのか?
自分:そうだ。(なぜか断言)
面接官:だが前の世紀では少数の国家が大きな戦争を2度も起こしたではないか?「国家だけが、破壊力を持っていたほうが良い。」というのが君の主張だったが、このことについてどう思う。
自分:国家は数が少ない。一個人が大きな破壊力を持つようになったら、その数の多さから考えて、まさにカオス。恐怖である。

しかも国家による戦争というのは一定のルールに従われている。
国際法でも、国家の暴力の発動としての戦争を容認している。
ルールのもとで行われる戦争と、
ルールなんて存在しないカオスとを比べると、
やはり、今世紀のほうが危険だと思う。

面接官2:じゃぁどうしたらいいんだ。

自分:いまの法体系や国際制度では対応できない時代になっている。全く新しい発想で全く新しい法体系とかシステムを作らないと、そういう暴力行為を制限することは無理だと思う。

面接官:(なんか言っていた)

が聞き取れなったし、ちょうど時間切れになったので、
無視して終わりにした。

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多分落ちました。