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医科歯科通信  (医療から政治・生活・文化まで発信)



40年余の取材歴を踏まえ情報を発信

破産医院が全国4千人に処方 

2014-11-27 13:33:04 | 医療と介護
 山口医院のステロイド問題
共同通信社 2014年11月26日(水) 配信

 横浜市都筑区の山口医院(破産手続き中)が漢方として処方したアトピー性皮膚炎の治療クリームに効き目の強いステロイド成分が含まれていた問題で、処方された患者が4千人近くに上ることが25日、破産管財人への取材で分かった。
 破産管財人によると、医院が2008年7月16日から市販のノートに記した氏名やカルテ番号から患者数を特定、債権届け出書を今月、発送した。発送先は43都道府県に上ったが、400通以上が転居による住所不明などの理由で戻された。
 購入記録はあっても住所が分からない人も80人ほどいた。08年7月16日より前に処方された患者は特定できなかった。
 処方は00年ごろに始まっており、被害弁護団の鈴木順(じゅん)弁護士は「患者は6千~7千人に上るのではないか」としている。
 患者側が返還を求めることができるクリーム購入代などの債権総額は少なくとも2億3千万円。患者は慰謝料一律10万円も請求できる。提出期限の12月10日を過ぎても無効になったり減額されたりすることはないが、手続きが煩雑になる可能性がある。
 破産管財人は「クリームを買った覚えがある人は連絡してほしい」と呼び掛けている。連絡先は破産管財人室、電話03(3539)2099。12月24日に東京・日比谷公会堂で債権者集会が開かれる。
 被害弁護団によると「皮膚が薄くなった」と副作用を訴える患者もいる。東京地裁は今年7月、クリーム代返金や賠償支払いの資金がないとして、山口了三(りょうぞう)院長と院長が代表を務める法人の破産手続き開始を決定した。
 ※山口医院のクリーム問題 :横浜市の山口医院が漢方として処方したアトピー性皮膚炎の治療クリームにステロイド成分が入っていた問題。昨年、市に相談が相次ぎ、国民生活センターの調査で判明。市は医療法に反するとして広告削除などを指導、神奈川県警は不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で家宅捜索した。人気タレントがブログで効果を紹介したことも全国に患者が広がる一因になった。医院側は「中国人スタッフが中国の工場から入手し、成分については知らなかった」と釈明している。

自民、医療の優先度低い可能性

2014-11-27 13:31:35 | 医療と介護
政権公約発表、
稲田政調会長「優先順位付ける」

m3.com 2014年11月26日(水)  シリーズ:安倍政権の医療制度改革/池田宏之(m3.com編集部)
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 12月の衆議院議員総選挙に向けて、自由民主党は11月26日に政権公約を公表した(資料は、自民党のホームページに掲載)。安倍晋三首相が進めてきた「アベノミクス」を推進する考えを全面的に打ち出し、成長戦略の一環として、「国家戦略特区の推進」や「患者申出療養などの規制改革の一層の推進」が盛り込まれている。一方で、社会保障の充実については、子育てへの関心が高い上、会見に臨んだ稲田朋美政調会長が「(社会保障の中でも)優先順位を付けた対応する」と話し、医療への財源担保は優先度が低くなっていることを伺わせ、2025年の医療提供体制構築に向けて十分な財源が担保されない可能性も出てきている。
稲田氏「実現可能な公約」
 政権公約は2部構成。第1部の「特出し項目」として、最も強調している3本柱は「経済再生と財政再建」「地方創生」「女性活躍」で、安倍晋三首相が進めてきた「アベノミクス」の路線の続行を「この道しかない」とのキャッチフレーズとともに訴えている。アベノミクスについて、稲田政調会長は、経済再生と財政再建について「2兎を追いながら、2兎を得る」と表現した上で、「成長戦略だけでなく、あらゆる政策を総動員して、経済再生と財政再建両立させる決意を明確にした」と話した。第2部は「政策BANK」と銘打ち、党内での検討結果に基づき約300項目が並んでいる。稲田氏は「実現可能な公約を掲げるのが責任政党の務め」と内容に自信を見せた。
地方の規制改革にも「特区」
 会見で、消費税率について聞かれた稲田氏は、2017年4月に景気の動向を判断するための景気条項を入れずに、10%に引き上げる考えを示した上で、社会保障財源については「限られた財政の中で優先順位をつけながら対応していきたい」と発言。その中で、具体的に会見で言及したのは待機児童の解消に向けた40万人分の保育受け皿拡大の方針のみで、「医療」「年金」「介護」については触れなかった。安倍首相も、21日の解散後の会見で、同様の質問を受けた際、子育てにしか言及せず、「政策BANK」の中でも、中分類として「出産・子育てを応援する社会」との項目が、他の社会保障制度から独立して項目が立てられていることを踏まえると、「医療」の優先順位は「子育て」より低い可能性が高い。稲田氏は「財源は歳出見直しを含めて安定財源を確保することになる」としたが、十分な財源が確保されるか見通しは不明だ。
 公約の目玉の一つとなっているのは、「地方創生特区」。経済政策の恩恵が地方に行きわたっていないと指摘する声が強いことから打ち出されたもの。東京圏や関西圏などで検討されている「国家戦略特区」との違いについて、稲田氏は「国家戦略特区は大都市や国際戦略のイメージがあった。地方創生特区については、地域ごとに必要な特化した規制改革があると思う」と話し、地域ごとに規制改革が進んでいく可能性がある。稲田氏は、具体例として農業や土地利用を挙げたが、医療についての「地方創生特区」の検討が進んでいく可能性もある。
消費税「全てを確実に社会保障に使う」
 「政策BANK」の中で医療関連の政策が、随所に書き込まれている。成長戦略関連では「本格的な成長軌道」の項目の中で、「国家戦略特区の更なる制度拡充」「患者申出療養など国民の健康回復や利便性向上に資する規制改革の一層の推進」「新たな医療・福祉法人制度の設立」などが盛り込まれている。
 「科学技術立国を」の項目では、基礎研究や「橋渡し」研究産学間マッチングなどで、国の科学技術基盤の強化する方針を明示。iPS細胞を例に挙げ、「画期的な基礎研究成果を医療現場に届ける」との内容もある。
 「持続可能な社会保障制度の確立」の項目では、「自助」「自立」を第一として「共助」「公助」を組み合わせる考えで、持続可能な社会保障制度の構築を目指す方針で、消費税財源は、「全てを確実に社会保障に使う」としている。国民皆保険制度については「世界に冠たる」とした上で、医師などの人材確保や、「住み慣れた地域で切れ目のない医療介護が受けられるように」として、地域包括ケアシステムを推進する方針が明示されている。

新受精卵診断を承認 日産婦の倫理委員会

2014-11-27 13:30:17 | 医療と介護
「命の選別」との批判も

共同通信社 2014年11月26日(水) 配信

 日本産科婦人科学会の倫理委員会は25日、体外受精した受精卵の一部を採取して全ての染色体の異常を調べる新しい受精卵診断の臨床研究を承認した。従来は筋ジストロフィーや習慣流産につながる特定の遺伝子や染色体の形の異常を限定的に検査していたが、全染色体を調べることにより、ダウン症などの染色体の数の異常も判明することになり、「命の選別」との批判も出そうだ。
 異常がない受精卵を選んで子宮に戻し、出産を目指す手法が流産回避に有効かどうかを3年ほどかけて検証する。流産を2回以上繰り返す女性や体外受精に3回以上失敗した女性などを対象に、従来の受精卵診断に実績がある病院で実施、慶応大や名古屋市立大などで染色体の解析をする。
 これまで学会は、重い遺伝病の子どもが生まれる可能性がある夫婦や、染色体の一部が入れ替わって流産を繰り返すタイプの患者に限って受精卵診断を認め個別に審査、2004年の慶応大での症例を皮切りに350例以上を承認した。
 臨床研究では「アレイCGH」と呼ばれる新しい検査法を導入、染色体の構造だけでなく数の異常も分かるという。
 今後、シンポジウムを開いて市民や関係者の意見を聞き、学会の理事会が最終的に承認すれば来年度から始める。
 倫理委員長を務める苛原稔(いらはら・みのる)徳島大教授は「妊娠の高齢化で流産が増えて受精卵診断が必要だとの意見があった。臨床研究としてやる価値はある」と話した。
 生殖医療での遺伝検査をめぐっては、妊婦の血液で胎児の染色体異常を高い精度で調べる新出生前診断が昨年4月に始まり、1年間で約7700人が受診、113人が中絶した。
 ※受精卵診断 :通常は受精卵が4~8分割した初期段階で1~2個の細胞を取り出し、染色体や遺伝子を調べる検査。異常がない受精卵を子宮に戻して出産につなげる。着床前診断ともいう。日本産科婦人科学会はデュシェンヌ型筋ジストロフィーなどの重い遺伝病や、習慣流産に限って検査を認めている。妊娠後に検査する出生前診断と異なり中絶する必要がなく女性の心身の負担が少ない一方、特定の症状のある子供が生まれないように最初から決めてしまう倫理的な問題が指摘されている。

「全額社会社会保障に」のウソ

2014-11-27 13:21:46 | 医療と介護
毎日新聞連載「くらしの明日 私の社会保障論」掲載
埼玉県済生会栗橋病院院長補佐: 本田宏氏の論考。
「全額社会保障に」のウソ 公約無視の消費増税は許されない
以下、全文引用。

*************

消費税が今年4月から3%引き上げられ8%になったが、経済政策「アベノミクス」は功を奏さず、景気は低迷している。ついに10%への再増税の延期と、衆院解散・総選挙が実施されることになった。

長年日本の低医療費の問題について警鐘を鳴らしてきた立場から、今春の消費増税には大変複雑な思いを抱いてきた。その布石が、既に2006年の小泉純一郎政権時代に打たれていたことを知っていたからだ。

小泉首相はその年6月の経済財政諮問会議で、「どんどん切り詰めていけば、もう歳出削減をやめてほしいという声が出てくる。『増税してもいいから必要な施策をやってくれ』という状況になるまで歳出を徹底的にカットしなければならない」と発言した。そして先進国最低に抑制してきた日本の医療費の自然増を、さらに07年度から11年度まで年間2200億円、計1兆1000億円も削減した。

政府は、医療など社会保障の現場を疲弊させ、国民の不安感を増大させた揚げ句に、「あなたの医療・年金・介護・子育てを守るため消費税のご負担をお願いします。消費税率の引き上げ分は全額、社会保障の充実と安定化に使います」と宣伝し、消費増税を断行した。しかし現実は、増税分のうち社会保障に使ったのは1割だけだった。

実際に社会保障関連では負担増と給付削減が目白押しとなっている。70~74歳の患者負担は1割から2割へとアップ。入院給食費は自己負担化し、一定所得の人は介護保険負担が1割から2割に増えた。さらに年金も実質給付減が予定されている。年金支給開始年齢の67~68歳への引き上げ▽75歳以上の医療費の患者負担引き上げ▽介護報酬の6%削減▽特別養護老人ホームへの新規入所について要介護1、2を事実上排除ーなどの改悪までもが検討されている。

延期が決まったものの、政府は10%への増税キャンペーンで「みんなの安心が、ひとつずつ、実現し始めています。消費税率の引き上げ分は、すべて、社会保障に」と現実と異なる宣伝を繰り返していた。宣伝には有名子役が起用され、多額の費用を投じたと考えるのが自然だろう。

脆弱な社会保障を人質に「全額社会保障に回す」と、実際にはウソを言って強行した消費増税の結果は年金削減、保険料アップ、サービスの低下だった。詐欺とも言えるような日本の政治、というのが悲しい現状だ。公約を平気で無視する政治を許したままでは、いくら消費税を増やしても社会保障の充実は望めない。先日の沖縄県知事選は県民が政府の方針に「NO」を突きつけて勝利したが、今回の衆院選も国民不在の政治にストップをかける千載一遇のチャンスだ。

毎日新聞連載「くらしの明日 私の社会保障論」11・26(水)p11

ウエストにゼイ肉ズボンがさらにきつくなる

2014-11-27 12:47:11 | 雑記・断片・映像
今朝の取手は、午前3時45分、気温10度であった。
散歩の途次、知人の新川さんと立ち話。
星をみあげながら、
「よく雨降ったね」
「降り続きました」
「昨日は風も冷たかった」
「そうでしたね」などと話から、知人の近況などを聞く。
実は昨日は5時に散歩へ行ったので新川さんとは会っていない。
今日は快晴で家人のパート先のビル7階から富士山がよく見えたそうだ。
それは午前7時ころだ。
だが、午前10時頃はすでに東の地平線附近は霞んでいた。


ところで、5㌔痩せつもりでいたら、反対に4㌔も増えてしまった。
家人は間食をなるべき控え、室内でもできるウオーキングもどきの運動20分を1日3回、テレビを見ながらやっていたら10㌔体重が減って「軽くなった」と言っている。
頬もこけてきた。
当方は久しぶりにはいたズボンがきつくなった。
1日2食が3食になってしまった。
家人がオニギリを置いて出かけるので気持ちが負けて手を出してしまう。
それに日本酒も増えている。
そこで今日は、老人会の会場まで、片道3㌔を歩いて行く。
皆さん「歩いてきたの?!」と驚く。
今月も歌の合唱、太極拳に似た健康体操をした。
前屈運動が苦しくなった。
当方が月刊雑誌の巻頭言の朗読を担当した。
啓発用のビデオを鑑賞。
政治関係の講演を聞く。
競輪場の近くから墓地や寺を抜けて帰る。
利根川へ行こうとしたが取手小学校の裏道から帰る。

科研製薬 16年歯周病薬事業化

2014-11-26 14:28:59 | 歯科
再生医療薬で歯科領域参入
科学工業日報 2014年11月25日
科研製薬は、再生医療医薬品である歯周病治療薬を2016年にも事業化できる見通しとなった。追加の第3相臨床試験(P3)で良好なデータが得られたことから、申請準備作業をこのほど開始、今年度中には申請する。承認されれば、同社としては初の歯科領域参入を果たすことになる。申請作業と並行して、販売面のパートナー選定も進めるなど事業化モデルの策定も急いでいく。

「医薬品・医療機器等安全性情報」No.318

2014-11-26 13:14:47 | 医療と介護
┏━━━━━━━━━━━【PMDAメディナビ】━━━━━━━━━━━┓

「医薬品・医療機器等安全性情報」発出のお知らせ (2014/11/25配信)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

本日、「医薬品・医療機器等安全性情報」が発出されましたので
お知らせいたします。

2014年11月25日「医薬品・医療機器等安全性情報」No.318
http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_anzen/file/PMDSI318.pdf

※No.318の添付ファイルについて、配信可能なファイル容量を超えているため、
 今回はファイルの配信をいたしません。
 添付ファイル配信をご希望の方には、大変ご迷惑をおかけいたします。
 お手数ですが、本号については、上記URLから内容をご確認ください。

(No.318の内容)
1.シメプレビルナトリウムによる高ビリルビン血症について
ソブリアードカプセル投与後に高ビリルビン血症に関連した症例が報告された
ことから、厚生労働省より平成26年10月24日付で製造販売業者に対し、使用上
の注意の改訂及び安全性速報(ブルーレター)による注意喚起を行うよう指示
された内容等が紹介されています。

2.医療機関・薬局における医薬品安全性情報の入手・伝達・活用状況に関する
調査について
PMDAでは、平成22年度より、医療機関における安全性情報の伝達・活用状況
の把握とともに、適切な情報伝達・活用方策のあり方を検討することを目的とし
た調査を実施しています。
今号では,平成25年度に実施した調査結果の概要が紹介されています。

3.平成25年シーズンのインフルエンザワクチン接種後の副反応報告について
平成26年10月29日に開催された平成26年度第11回厚生科学審議会予防接種・ワク
チン分科会副反応検討部会及び平成26年度第6回薬事・食品衛生審議会医薬品等
安全対策部会安全対策調査会(合同開催)で報告された平成25年10月1日から
平成26年7月31日までのインフルエンザワクチンの副反応報告状況について、
その概要が紹介されています。

4.重要な副作用等に関する情報
【1】エンザルタミド
【2】テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物
【3】バンコマイシン塩酸塩(注射剤)
【4】シメプレビルナトリウム
平成26年10月21日(1-3)及び10月24日(4)に改訂を指導した医薬品の使用上
の注意のうち重要な副作用等について、改訂内容等を紹介しています。

5.使用上の注意の改訂について(その260)
アセトアミノフェン 他(1件)
平成26年10月21日に改訂を指導した医薬品の使用上の注意について、改訂内容、
主な該当販売名等を紹介しています。

6.市販直後調査の対象品目一覧
平成26年11月1日現在、市販直後調査の対象品目を掲載しています。

H26.11.21(金) 塩崎大臣閣議後記者会見概要

2014-11-26 13:11:46 | 医療と介護
(9:45 ~ 10:00 省内会見室)

【広報室】

会見の詳細
《閣議等について》
(大臣)

 おはようございます。こちらからは特にございませんのでどうぞ。

《質疑》
(記者)

 消費税10パーセントへの引上げの先送りが決まりましたけれども、改めて、社会保障制度、これの財源はどのようにしていくおつもりかということと、差し当たり、来年の4月から子ども・子育て支援新制度が始まりますが、これは具体的にどのようにしていくおつもりかということをあわせてお尋ねいたします。


(大臣)

 まず、この社会保障・税一体改革の道筋というのがついているわけでありまして、我々、社会保障(制度)の改革はこの道筋に従って10パーセントへの引上げが必要だということでやってきたわけであります。今回、総理の決断で消費税の10パーセント引上げを18か月間延期をするということになりました。そういうことで、(平成)27年度の予算については皆さん御案内のように、この社会保障の充実、消費税の増収によって充実ができる部分というのが、子育て支援とか医療・介護、あるいは年金の機能強化で充てる額は予定どおりにいけば1.8兆円強あったわけでありますが、これが1.35兆円程度にとどまると、こういうことになるわけであります。この充実分を各分野にどのように配分をするかということについては、大変国民的な関心も大きいわけでありますが、これについては(平成)27年度の予算編成の過程で検討を深めて決断をしていきたいというふうに思っているところでございます。
 なかでも今御指摘のあった子ども・子育て支援新制度が来年の4月からということで、「骨太の方針」にも明記されていたわけでありますが、これについてはもうすでに全国の自治体、あるいは事業者の皆様方はこの準備に取りかかって、園児の募集とか、いろんな形で認定保育園等々やっておられますので、この充実はさらに考えてみれば、子育て支援の充実というのは待ったなしでございますので、予定どおり来年4月に施行する方針は変わりはないと。引き続いて内閣府を中心に施行準備を進めてまいりたいというふうに考えておりまして、財源については今申し上げたとおり、(平成)27年度の予算編成過程で、これは対応をきちっとしていかなければならないということでございます。


(記者)

 衆議院は今日解散されるわけでありまして、塩崎さんは一旦、議員の職を辞されるということになりますけれども、就任当初ですね、経済最優先の中での厚生労働行政として何ができるかということを訴えておられました。そうした中で今回、経済を優先しての解散だとは思うんですけれども、この解散についての受け止めをお願いします。


(大臣)

 総理が会見で申し上げたとおり、税を決めるというのは大変重たい決断であります。特に今回、18か月間、10パーセントへの引上げを遅らせるということ。そして、18か月間延ばして、そのときには必ずやるということも決めて、そして、そのために賃金上昇を実現できるようになるためにも、経済政策を今までよりも増して、いわゆるアベノミクスを進めていくと。こういうことを国民の皆様方に信を問うと、こういうことで、今回の解散は行われるものだというふうに私も認識をしています。私もそのとおりだと思いますし、そもそも、経済最優先と言っているのは、社会保障の持続性の確保、あるいは財政再建の実現、こういったものにも、まずは経済を再生していかなければ税収は上がらない、保険料負担能力も上がらない、あるいは自己負担の部分についての負担能力も上がらないということでありますから、そういう意味で経済最優先と言っているのであって、経済のための経済ではないということが大事なポイントだと私は思っています。特に、厚生労働省をあずかる私の立場としても、社会保障の充実、持続性の確保、このためにも経済は再生を必ずしていかなければ、少子高齢化が当面は進むわけでありますから、いけないだろうということで、今回もう1回、改めて税を少し変えさせていただいた、それとそこに社会保障の充実や財政再建を含めて、そして何よりも国民の暮らしを賃金上昇を通じてということは生活水準の向上を通じて、地方を含めて再生を図っていくということについて、国民に訴えかけをしていくということが大事なポイントになってくるので、私もそれを心してやっていきたいというふうに思っています。


(記者)

 一方で選挙戦に入るわけですけれども、国内の状況を見ますとエボラ出血熱への対応というのも、大臣がおっしゃっているように喫緊の課題となっていると思います。この選挙期間中の対応については、どのような姿勢で臨まれるおつもりでしょうか。


(大臣)

 何度も申し上げているように、これまでエボラ対策としては行政の対応の強化、それから医師や医療機関の準備をしっかり整えるとともに、連携を強めていくと、そして国民の皆様にも御理解と御協力をいただくという三位一体でやってきておるわけであります。また、先日、武蔵村山にも行って、感染研(国立感染症研究所)のBSL-4の施設を含めて見てまいりましたが、武蔵村山市長とも話合いをして、この協議を正式にこれから加速をしていくということで合意をしているということで、道は順々つけてきているわけでございますが、今回、こういう形で選挙ということが起きても、何らその体制には変わりはなく、私に対しての連絡体制もきちっとするように指示をしておりますし、当然、省としての対応も万全を期して、抜かりのないように指示をすでにしているところでございます。


(記者)

 選挙の関連でもう1問うかがいたいのですけれども、明日から解散されて初めての土日ということになるのですけれども、大臣は御公務で北京の方に行かれるということで、議員の皆さんは地元に張りついて活動をされるなか、大臣は二足のわらじで大変だと思うんですけれども、その辺の御懸念とか、御苦労があれば、よろしくお願いします。


(大臣)

 今回、日中韓の保健大臣の間で、いろいろな定期的な話合いではありますけれども、特にエボラ出血熱の発生と蔓延が続く中での日中韓の連携というのは極めて重要であります。これを私が参加するというのは当然のことであって、それは選挙とは何も関係なくやるべきことはやっていくということでありまして、個人的にはいろいろ思いはないことはない、あるわけでありますけれども、そんなことは二の次であって、国益のために全てをかけるということで、しっかり日中韓で、それからWHOのマニラの代表も来られるわけでありますので、これからの連携をしっかり深めるための話合いをしていきたいというふうに思っています。


(記者)

 社会保障財源に関してですね、一部につなぎ国債をというような声もあるようなんですが、いわゆる一体改革の中で、つなぎ国債を出して財源を調達するということに関してはどのようにお考えでしょうか。


(大臣)

 先ほど申し上げたように、これは(平成)27年度予算の編成過程の中で、様々な方々の御意見をしっかりと聞きながら、最後は決め込んでいくということだろうと思います。どういう知恵があるのかというのは様々これから出てくると思いますので、この国民の社会保障の充実に対する思いということをしっかりと念頭に入れながら、できる限りの対応をしていきたいと、このように思っております。


(記者)

 社会保障の充実で、年金についても、受給資格期間の短縮と低年金者への給付金ということが一体改革の中で盛り込まれています。基本的には、10パーセントの引き上げにあわせて実施をするという法律の建て付けとなっていると思いますけれども、これを前倒しして実施をすると、年間6,000億くらいのお金が必要になると思うんですけれども、前倒しして来年10月に実施するというような可能性というのは、あり得ますでしょうか。


(大臣)

 今、お話があったように、現行法の規定では、消費税の引上げが18か月間延期されれば、自動的に18か月間延期をされるということになっているわけでありますが、これも今後の検討を深めるということの一つだと思います。


(記者)

 自民党と公明党が消費税に関連して、生活必需品に対する軽減税率の導入を目指すということを聞きました。昨日、軽減税率の適用範囲をどうするかによっては、社会保障財源というのが大きく削れる可能性があるわけなんですけれども、今後、軽減税率の制度変更についてはどのようにお考えでしょうか。


(大臣)

 これは自民党と公明党の税調(税制調査会)で鋭意協議を重ねてきたことであって、今、御指摘のように、軽減税率を導入をすれば財源が少なくなるということも含めて議論してきたと思います。したがって、これはどういうふうにしていくのかは、さらに議論するということになってくると思うので、具体的な仕組みについてはさらに特に自公の税調を中心にやっていくんだろうと思います。一方で、これは逆進性ということで複数税率ということが御提起をされているんだろうと思うので、その両方のバランスをどう取っていくかということを、これからさらに議論していくということだと思います。

(記者)

 改めて、安倍政権の2年間への評価や、選挙の争点というのはどのようになると思われますか。


(大臣)

 さっき申し上げたように、日本を取り戻すというのが前回の自民党としてのキャッチフレーズでありました。そのために、まずは経済再生だと、経済優先だということを言ってきたわけですけれども、その目的は今申し上げたとおりであって、地方を含めた経済、すなわち国民の暮らしの再生であり、そして、国民が一番心配しているもう一つの関心事である社会保障の持続性の確保、こういうところの実現のために経済政策を今まで2年間やってきたけども、間違っているんじゃないかという他の政党からの御批判もありますので、それらについてもう1回、改めて信を問うということだと思っていますので、それが一番の最大の焦点になるんだろうというふうに思います。

第4回歯科診療情報の標準化に関する検討会 資料

2014-11-26 13:06:19 | 医療と介護
平成26年11月25日(火)
15:00~17:00
中央合同庁舎第7号館西館12階 共用第2特別会議室
議事次第
1 開会

2 議題
 (1)平成26 年度歯科診療情報の標準化に関する実証事業の進捗状況について
 (2)その他

3 閉会


資料一覧(PDF:42KB) 資料1-1 参考人提出資料_平成26年度歯科診療情報の標準化に関する実証事業(モデル事業)の進捗状況について(PDF:1,991KB) 資料1-1 参考人提出資料_平成26年度歯科診療情報の標準化に関する実証事業(モデル事業)の進捗状況について_別紙(PDF:116KB) 資料1-2 玉川委員提出資料_平成26年度歯科診療情報の標準化に関する実証事業(モデ(PDF:1,609KB) 資料2 青木委員提出資料_歯科診療情報の標準化によって可能になる取組の将来イメージ(PDF:1,031KB) 参考資料1 「歯科診療情報の標準化に関する検討会」設置要綱(PDF:157KB) 参考資料2 第3回歯科診療情報の標準化に関する検討会議事録(PDF:489KB)



http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000066279.html

特集ワイド:衆院選、議席大予測 

2014-11-26 12:57:08 | 政治・社会・経済問題
 「今のうち」なら勝てるのか自民

毎日新聞 2014年11月25日 東京夕刊

専門家5人の衆院選党派別獲得議席数の予測

 ◇与党 懸念は国民感情、低投票率なら有利/野党 「時間ない」むしろ協力しやすく
 安倍晋三首相の衆院解散でいよいよ選挙モードに突入した。長期政権を目指した「今のうち解散」なんて言われるが、野党の選挙準備が整わない「今のうち」なら、自民党は本当に大勝できるのか。5人の専門家に議席を予測してもらった。【小国綾子】
 231−−。長年、議席予測に携わってきた政治学者で東海大名誉教授の白鳥令さんは、自民党の議席をこう予測した。今回の衆院選は1票の格差是正のための「0増5減」で定数が480から475に減る。自民党が60議席以上減らし、単独過半数の238をも割り込むなんてあり得るのか。
 「自民党が大勝した2012年衆院選でも、全有権者の中で自民の得票率は小選挙区で24・67%、比例代表で15・99%。比例で自民に入れたのは全有権者の6人に1人に過ぎない」と白鳥さん。「もしも今回、共産を除く野党が295小選挙区で選挙協力し、比例代表の統一名簿まで作るなら、自民は176、野党は257となります。統一名簿を作らず小選挙区だけで共産党を除く野党が選挙協力をし、関係野党票の70%を野党統一候補に集められれば、比例と小選挙区合計で自民232、民主111、維新の党53。『自民231』という予測数字は、このようなシミュレーションを基礎にしています。投票率も上がるでしょうから、野党の票は前回より増えるでしょう」
 一方、元共同通信で政治記者歴20年の政治ジャーナリスト、野上忠興さんは「各党の候補者が確定していない段階での正確な予測は難しい」と前置きしつつも、全選挙区の勝敗を予想した結果、絶対安定多数(委員長ポストを独占し委員も過半数を占める)の266とほぼ同じ「267」という数字にたどりついた。「党内では260をボーダーラインとする向きがあり、それを割れば安倍首相の責任問題に発展しかねません」
 政治ジャーナリストの鈴木哲夫さんは「261」。「自民党幹部は『野党に風が吹こうと吹くまいと、うちは20議席は減らすだろう』と話している。野党協力が進まなければ276、逆に協力がさらに進めば252まで減らす可能性もあります」
 同じく「野党協力が進まなければ投票率が落ち、自民党は270台」とするのは、選挙コンサルティング会社ダイアログ代表で選挙プランナーの松田馨さん。「そもそも今回の解散総選挙に多くの国民はしらけている。野党協力が失敗すれば投票率は前回を下回り戦後最低を更新するでしょう。低投票率は自民党に有利」と分析する。
 年内解散の可能性を早くから指摘していた政治評論家の有馬晴海さんは「272」。「野党協力はある程度実現するが、自民の減り幅は20〜30議席程度ではないか」
 いずれにせよ、野党協力と投票率がカギを握る。野党協力の現状はどうなっているのか。
 野上さんは「埼玉では維新候補が転区や不出馬を決め、調整はほぼ完了。北海道、岩手、栃木などでも進む」と語る。鈴木さんは野党協力の立役者として、馬淵澄夫・民主党選対委員長を挙げる。「馬淵さんは今年初め、『公認は小選挙区約300の半分しか出さない。残りは選挙協力に回してもいい』という方針を出した。その結果、民主党が候補を立てなかった選挙区で、予想以上に選挙協力が進んだ。また党本部主導ではなく、現場に任せたため、今回は調整が早い」と指摘する。
 例えば法相を辞任した松島みどり氏のいる東京14区。「元職の木村剛司氏が生活の党を離れ、民主党の公認を受け、野党統一候補となることで決着がついた。木村氏は『将来の野党協力のモデルに』と昨年の東京都議選でも民主党議員を応援していましたから」と鈴木さん。
 白鳥さんは「安倍首相は『野党の選挙準備が整わぬ今なら勝てる』と見誤った。実は選挙準備の遅れで民主が小選挙区の半分しか候補を決めていない現在の方が、逆に野党の選挙協力はしやすい」と指摘する。
 実際、有馬さんは複数の民主党関係者から「急な選挙でかえってラッキー」という声を聞いた。「本来なら野党協力は党本部が仕切るべきだが、時間がないことを理由に『現場に任せる』と言えた。特に野党候補が最初から1人しか立っていない選挙区ではかなり有利」と見る。
 野党の予測で目を引くのは、野上さんの民主党「119」だ。党本部の目標と言われる「100」を超え、解散時の55から倍増以上となる。「前回衆院選で惜敗率が80%以上の人は、努力次第で当選の可能性がある。12年の小選挙区でこれに当たるのは民主党で27人。このうち12人は惜敗率90%以上で、1人を除き比例で復活当選している。彼らは今回、自民党の実績のない1回生議員相手にそう簡単に負けない。自民党選対関係者ですら『維新や次世代やみんなから離れた票を、比例で民主党が相当食うだろう』と見ています」
 白鳥さんの予測は「113」。「民主党の落選候補は2年間、地元で地道に選挙運動をしてきました。野党が政策内容ではなく、政策決定のシステムで連立することに合意し、柔軟かつ大胆に選挙協力に向かえば、このくらいの数字になる」と語る。
 鈴木さんは「99」と予測。「民主は最大107まで伸ばす可能性がある。維新は橋下徹共同代表の不出馬で現状維持が微妙になった」
 一方、有馬さんは「93」。「ある民主党関係者は、今回の選挙の本質を『与党VS野党ではなく自民党VS無党派』と語った。自民党の最大の敵は野党ではなく『大義がない選挙』『700億円の税金を使って忙しい師走に』という国民感情です。野党が受け皿になりえなかった場合、棄権が増えるだけかもしれない」
 松田さんは「99」。「現場で選挙協力がある程度進んでも、それを束ねる統一野党の『顔』となる人物が見当たらないので有権者には分かりにくく、大きな風は吹かない。解散・総選挙を『すべきではない』と考える層は非自民候補に投票するよりは、投票へ行かない可能性が高い」
 維新の橋下氏が出馬を見送った影響について、野上さんは「維新は全国的に支持率を大きく下げている。不出馬を決めたところで、前回のように公明から選挙協力を得るのは難しいだろう。立候補を巡る“お騒がせぶり”は、有権者の維新離れをさらに誘うのでは」と予測する。
 ◇ハードル下げた安倍首相
 安倍首相本人は議席の行方をどう見ているのか。18日夜、解散を表明した際、自公で過半数を取れなければ辞任すると表明し、あまりに低い目標設定で周囲を驚かせた。
 鈴木さんは「実は官邸が10月下旬、独自に世論調査をし、自民党は現有議席より増やし300議席に乗せ、民主党大物議員らも落選するという結果を得たようです。これが安倍首相の背中を解散へと押した。ところが最近、自民党で再調査したら相当悪い数字が出たらしい」と語る。
 同様の情報を得ている野上さんは「それで安倍首相が解散表明で『自公で過半数割れなら辞任』とハードルを下げたのではないか。安倍政権は『数は力』の政治が基本スタイル。集団的自衛権や原発再稼働などを考えると、中央突破も可能な266議席の絶対安定多数がほしいというのが本音でしょう」。
 5人の専門家に共通していたのは、投票率が結果を左右する点だ。鈴木さんは「大義がないからと棄権せず、民意を反映させる貴重なチャンスと考えて投票したほうがいい」。
 いずれにせよ、議席予測はあくまで現時点でのもの。「風」は一瞬で変わる。投開票は12月14日−−。

詐欺的予防歯科 !? 

2014-11-26 12:54:42 | 歯科

歯医者が効果があると勧める「予防歯科」は本当に必要?


ヘルスプレス 2014年11月21日
 数カ月に一度、歯石やプラーク(歯垢)を落とす予防歯科を勧める歯科医院が増えている。「虫歯予防に効果がある」というのが謳い文句だが、実際には保険適用で歯科衛生士による処置で間に合うことから、歯科医が治療費の水増しに利用しているのが現状だ。「予防歯科に罹っていたが虫歯が悪化した。入院を余儀なくされて手術までした」と効果を疑問視する患者の証言もある。「予防が大切で...」という歯科医の誘導には慎注意した方が良さそうだ。
 
 予防歯科はまず、歯を着色して歯垢を浮かび上がらせ、磨き残しを自覚させる。専用の機器を使って歯垢の残り具合や歯と歯茎の隙間の測定をした上で、歯科衛生士が実際に歯ブラシを持って正しい歯磨きの方法を伝授。また、器具を使って歯石を落とし、フッ素を塗って虫歯になりにくい歯を作る。こうした処置を3カ月~半年に1回行う。保険適用の上、患者負担は1回3千円前後が一般的だという。
 
 中国地方で個人医院を営む歯科医の男性は「虫歯がまったくない人は、予防歯科で受ける処置が大いに効果がある。継続的に通って虫歯のない状態をキープすべきでしょう。ただ、すでにクラウン(銀歯)や詰め物の歯がある患者への有効性は疑問」と打ち明ける。「とにかく健康な歯には有効」(同)と強調するが、周辺の歯科医では「かなりいい加減な処置が横行している」と指摘する。実際に「いい加減」という歯科で出された明細書を見せてもらった。
 
 まず「歯科衛生実地指導1」(80点、1点=10円)。厚生労働省の診療報酬点数表では、虫歯か歯周病に罹患している患者に対して主治医の指示を受けた歯科衛生士が15分以上指導した場合にかかる費用。だが、問題の歯科では「一言二言、歯磨きの注意点を伝えておしまい」(問題の歯科医院に通う患者)。「機械的歯面清掃処置」(60点)は読んで字のとおり、機器を使って歯を磨く処置だが、「丹念にやるわけではなく、治療の合間に歯科衛生士がチャッチャとやるだけ」(同)。いずれも形式上の処置だが、問題の医院では治療のたびに"処置"が繰り替えされ、ちゃっかり治療費に上乗せされていた。
 
●予防治療を受けていたのに手術で1週間入院
 この医院に通っていた患者の男性(40)は「予防に通っていたのにエラい目にあった」と憤る。ある日、男性は銀歯の下に激痛を感じて歯科医院に駆け込んだ。レントゲンを撮影されて「これはうちでは無理ですね」とさじを投げられて、近くの大学病院を紹介されたという。
 
 男性の診断名は「歯根嚢胞(しこんのうほう)」。神経を抜き、銀歯を被せた歯の根っこに大きな膿の袋ができ、炎症を起こしていた。その後、顔が変形するほどの腫れたため1週間ほど入院した。抜歯と歯茎を切って膿の袋を摘出する手術を受けたといい、その際に摘出されたホルマリン漬けの歯と膿を見せてくれた。
 
 今回、問題を指摘してくれた前出の歯科医の男性は「クラウン(銀歯)や詰め物の下は必ず虫歯ができる。これは歯の内面の部分なので防ぎようがない。それなのに毎回、クラウンを磨いたり、同じような歯磨き指導を繰り返すのは詐欺的だ」と語気を強める。ただ、「歯科の保険適用の範囲は極めて狭く、消毒といった衛生管理も十分な診療報酬とはいえない」(同)といい、形式上の予防歯科で補填せざる得ない歯科の診療報酬制度のお粗末さが背景にあるとしている。
(文=編集部)

自分を信じて進めば、必ず道は開ける

2014-11-26 12:47:03 | 編集スクランブル
★「日本一を目指すには、日本一の努力と挑戦が必要」
そしてその根本には「何のため」との目的がなければならない。
勝利を目指すのは「目標」
その過程で一つ一つの壁を乗り越え、人生勝利の道を歩む力を培うのが「目的」
全てで“一流”を目指す戦いを開始する。
★「いざという時に、人間の真価が現れる」
★自分を信じて進めば、必ず道は開ける。
★小さな力を結集して、大きな波動となる。
★政治への不信と諦観。
だが現実の変革のためには「一人」の行動が重要である。
若者が一歩踏み出すことの意義を訴える。
★東日本大震災など世界各地で災害が頻発。
災害復興支援のボランティア活動の広がり。
そこに共通するのは他者を思いやる“慈悲”の大切さ。
★昨今、「危険ドラック」の使用が社会問題化している。
「社会問題に主体的に関わる自覚をもとう」
★「家族を一番大切に思う人:が増加する一方で、「親子間の会話の充足度」が低下している。
「つながり」の大切さ、そして具体的に「行動に表す」ことの重要性。
★現代の若者が抱える就職難や人間関係の希薄化。
現代の日本を覆う一番の問題は「無縁社会」に陥っている点だ。
これを打開するためにも、「人と人の絆を強めることが大切」
★周囲を包む励ましの連鎖
一つ一つの励ましの連鎖は、幾重にも広がり、周囲を明るく照らす。
「悩む人への励ましの言葉」が期待されている












経済の好循環」実現に向けた緊急経済対策

2014-11-25 22:57:09 | 編集スクランブル
★「主義主張の一貫性」「政策を実現する総合力」こそ、国民の共感を得る政党の条件。
★デフレ脱却、日本再生を進めるには、政治の安定が不可欠。
政党の分裂や解体、合流は選挙ための手段になっている。
★「経済の好循環」実現に向けた緊急経済対策。
★企業収益の増加を雇用と取得の拡大につなげる
★消費税引き上げ後の個人消費は足踏み状態。
家計支援は大切な経済対策である。
★急激な円安によるエネルギー価格の高騰が、生活の現場や中小・小規模事業者を圧迫している。
農林水産業・運送業への燃油価格の高騰対策を。
★子ども子育て支援新制度も期待されている。
保育所の緊急整備なども。
「待機児童解消加速化プラン」
★政府系金融機関が運転資金を低利で融資する「セーフティネット貸付」の利率引き下げ。
ものづくり・商業・サービス改革新補助金の継続・拡充。
★防災・減災対策の強化。














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○ 晩秋に朝顔咲ける菊のなか

絶えず現場に行って、お客さんの声を聞くこと

2014-11-25 22:21:22 | 編集スクランブル
★「テレビで国会論議を聴きながら、日本の政治に欠けているのは人間味ではないかと痛感した」朝日新聞の「深代惇郎の天声人語」
政治の底には民衆に対する「誠実さ」があるべきではないか。
★「成功の秘訣は何ですか?」
「簡単だよ。絶えず現場に行って、お客さんの声を聞くことだ。我々はお客様を満足させて初めてお金をもらえるからね」ウォルマート創業者・故サム・ウォルトン
★「中道」とは「王道」を行くことだ。
★「現代科学の手法をいったん分解してそれを住民の直感や体験により再構築しなければ現実に役立たない」
水俣病はじめ各地の公害について、徹底して被害者の立場に立って調査研究し、発言した宇井純という人がいた。
科学少年だった宇井は、26歳のとき水俣病の存在を知る。
東京大学助手だった1970年から15年間続けた自主講座「公害言論」は、各地の公害反対運動に大きな影響を与えた。
宇井の思想はまだまだ求められている。北海道大学教授・宮内泰介さん
★上昇する生涯未婚率
1985年時点では男性3.9%、女性4.3%だったが、25年後の2010年段階で男性20.14%、女性10.61%に。
2030年には男性29.5%、女性22.6%に達すると予想されている。





















「KEIRINグランプリ2014【GP】」9選手が決まる

2014-11-25 10:11:55 | 未来予測学研究会
競輪の場合、ラインの絆が最後にモノを言う。
そしてタイミングとペース。
さらに展開が問題となる。
朝日新聞杯の小倉競輪祭は、明らかに関東4車が結束し、平原康多選手を勝たせるレース展開となる。
武田豊樹(茨城)-平原康多(埼玉)-神山雄一郎(栃木)-木暮安由(群馬)の並びである。
勝負どころで、先行する武田選手は、稲垣裕之選手を出させないレースをした。
このため稲垣裕之(京都)-浅井康太(三重)-金子貴志(愛知)ラインは敗退した。
稲垣選手と先行争いをしてなお2着に粘った武田選手の強さが際立っていた。
平原選手は12月30日(岸和田競輪場)の「グランプリ2014」に乗るためには、「競輪祭」優勝しかなかった。
武田選手と神山選手をすでに出場が決定していた。
武田選手でなければ平原選手の優勝はなかっただろう。
好調の稲垣選手が勝つか、浅井選手が買っていたかもしれない。
さらに、最強の深谷知広選手(愛知)が出ていたら別の展開になっていただろう。
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「KEIRINグランプリ2014【GP】」

正選手
① GI優勝者
ア. 第29回 読売新聞社杯全日本選抜競輪
イ. 第67回 日本選手権競輪
ウ. 第65回 高松宮記念杯競輪
エ. 第23回 仁親王牌・世界選手権記念トーナメント
オ. 第57回 オールスター競輪
カ. 第56回 朝日新聞社杯競輪祭
② 選手選考委員会が特に認めた選手

S級S班 選手選出用資料

第29回読売新聞社杯全日本選抜競輪  優勝 SS 13791 村 上 博 幸 35 京 86
第67回日本選手権競輪     優勝 SS 12833 村 上 義 弘 40 京 都 73
第65回高松宮記念杯競輪    優勝 SS 14097 稲 川 翔 29 大 阪 90
第23回仁親王牌・
世界選手権記念トーナメント  優勝 SS 14534 深 谷 知 広 24 愛 知 96
第57回オールスター競輪    優勝 SS 13923 武 田 豊 樹 40 茨 城 88
第56回朝日新聞社杯競輪祭   優勝 SS 13841 平 原 康 多 32 埼 玉 87
第56回朝日新聞社杯競輪祭最終日までの賞金獲得額        
4位 SS 14089 浅 井 康 太 30 三 重 90
6位 SS 11778 神 山 雄一郎 46 栃 木 61
8位 SS 13880 岩 津 裕 介 32 岡 山 87