沼津西高校サッカー部

沼津西サッカー部の活動を報告します

場を浄める

2020年11月24日 | 日記






場を浄める。
朝清掃は、沼津西に来て以来、10年続いています。
掃除をすることによって、さまざまなことが得られるからです。
最初はなぜやるのかわからない中でやらされます。
それが、積み重ねていくうちに違う考えや行動に変わっていくのです。

部活を一旦、受験勉強に切り替えても続ける選手もいました。
休みの日でも、必ず学校に来たときにはする選手もいました。
試合会場についたらゴミを拾う選手もいました。
その選手たちは、何かに気づき、自らの意志で掃除をしたのだと思います。

しかし、最近、そうアクションを起こすことができません。

私の姿を見て、そうさせているのかもしれないと、今日、感じました。
どこかで、私の姿を見て、選手はそうしてるのだと思います。
挨拶、掃除、整理整頓は、人間において大切なことであると信じてきました。
実際に今の自分があるのは、そこを大切にしてきたからだと思っています。
しかし、選手たちに伝わらなくなってきているのは、私自身の行動がそうなっているのだと思いました。

朝、必ずグランドにでるようにしています。キーパーがよく使用させていただく芝生グランドを整備したりして、選手たちの様子を見ています。

以前にはいた継続する選手がいません。
一か月続かないのです。
それでは、何も変わりません。

実際に、この写真を見る限りはやっているように見てます。しかし、まとめただけでした。つまり、綺麗にしようとしたわけではなく、やらされたのだと思いました。

サッカーに限らず、社会において、積み重ねていくことで道を切り開くことが多くあります。違う道に転換しようとも、目指し積み重ねた力は、必ずその人に力を与えてくれるのです。

そこを伝えるのが、大人であり、社会人であり、教員であり、指導者である者の役割であり、使命です。

また挑戦しようと思います。