選手権も、決勝トーナメントが始まりました。
高校サッカーにおいて、あの雰囲気で戦う選手権大会の決勝トーナメントは、どの大会よりも特別なものです。
沼津西としても、3年前のあのステージで戦う機会。チームとしての財産です。
そして、またあのステージに立つために、毎日を積み重ねていきます。
選手たちが、日々、喜び、楽しみ、悩み、苦しみという感情に向き合っています。
そのために、日々、選手がどのようにサッカーを含めた高校生の3年間を送るのかを、指導者として大切に考えたいと思います。
サッカーは、他の競技と違い、リーグ戦が定着してきています。年間を通じて、所属するカテゴリーで研鑽することができます。そして、チームにおいては、複数チームが参加し、公式戦に多くの選手が出場することができます。
やはり、公式戦とトレーニングゲームでは、緊張感を含め、違うものとなります。
また、1試合を敗れたとしても、改善する場があるので、チームとしても、個人としても挑戦することができます。
現在、沼津西高校は、TOPチームは、静岡県Cリーグに所属しています。全国リーグのプレミアリーグから逆算すると、実質5部です。東部地区の中では、県立高校として唯一参加させていただいています。長年の悲願を、昨年度達成して、素晴らしい戦う環境を与えていただいています。ここ数年、東部リーグにおいて上位争いをすることができていいたので、勝つか負けるかすれすれのゲームではありませんでした。もちろん、どのゲームにおいても、学び、力をつけることができますが、やはり、ぎりぎりの戦いがもっとも、力を伸ばすことができます。それが、本当にありがたい環境なのです。
2ndチームにおいても、東部地区2部リーグに昇格することにより、他チームのTOPチームとゲームをさせてただけます。昨日のゲームも、初先発の選手が必死にプレーしている姿、交代選手が活躍するする姿、出場できなくて悔しがる姿をもみました。彼らにとってとても大切な環境をいただいています。そして、自分が成長するために、大切なことを追い求め、日々、積み重ねてほしいと思います。
そして、それを沼津西高校サッカー部としての誇りや信念として戦っていきたいと思います。