沼津西高校サッカー部

沼津西サッカー部の活動を報告します

積み重ね

2019年05月16日 | 日記

いよいよ週末にインターハイ県大会が開幕します。
惜しくも地区大会で敗退したチームの多くは、三年生が次のステップに向けてサッカーから離れていく選手がいます。その一週間後、県大会一回戦で敗退したチームの中にも、サッカーから離れた選手がいます。
そして、いよいよ沼津西もそのことがかかったゲームを向かえます。
1日1日が当たり前にあったサッカーの練習が、なくなることに繋がってきます。
日本の高校スポーツにおいてよくある光景になってきます。トーナメントが主流の日本ならではの文化であり、大学入試の比重が高い日本方式でもあります。
まだまだスポーツが文化になっていないことでもあるように感じます。
文武両道という言葉をどのように考えるのでしょうか。
正解はないと思います。しかし、なんとなくではなくしっかり考えるべき問題だと思います。

日本の子供たちにおいて、特別なことが多いように感じます。
大事なゲームにかかる比重が高くなり、直前になり今まで積み重ねてこなかったことを急にはじめてしまうことがあります。不安な気持ちを抑えるための行動なのか、やる気の表れなのか難しく感じます。

来週に控える定期テストにも同じことがあります。日頃、積み重ねていない人が徹夜をして、なんとか追試を逃れたと喜ぶことに学ぶことの本質はあるのでしょうか?

私が、別の仕事を抱えるため、今週もトレーニングに参加できないことがありました。本当に選手には申し訳ないと思います。しかし、保護者の方や学校の協力により、渡邉コーチがいてくださるようになりました。

急に、何かは変わらないし、変わっているようで誤魔化しただけになります。

選手に伝え続けていること。
「すべては積み重ね」
これがすべてです。

積み重ねてきたことが大切なゲームには現れるのです。
積み重ねてきたことしか、大切なゲームではできないのです。

わがままになったはいけません。
あわてても仕方ありません。

すべては積み重ねだからです。

今、私たちができることを全力でやりましょう。