2024年度、草加市では財政難を背景に公園の維持管理業務にかかわる予算が削減されました。公園の除草作業が現状の年間3〜4回から2〜3回に削減など以下の業務が縮小されます。
- トイレ清掃:原則週6回から、そのうち2回を点検・簡易清掃に削減
- 公園の除草作業:現状の年3〜4回から、2〜3回に削減
- 公園の清掃回数を見直し
- 公園警備:まつばら綾瀬川公園の定点監視を取りやめ、夏休み期間のみの定点監視に短縮
- 公園警備:中央防災広場の警備員配置を、市内全域の警備委託に統合
2024年度の公園維持管理事業の予算総額は約4億9663万円です。草加市議会予算特別委員会でその理由について質疑したところ、市は「厳しい財政状況を考慮して見直した」「見直しにより全体で約4893万円の減額となった」と説明しました。
誰もが使う公園のトイレは、まちの顔とも言われます。公園や公衆トイレが汚れたり管理不足が生じれば苦情等の職員対応も増加し、防犯等の懸念も増していきます。状況に応じた柔軟な対応や見直しをはかりながら運用していくよう市議会で指摘しました。
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