草加市議・佐藤のりかず公式ブログ

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草加の共産党が迷走-値上げ賛成や言論封じ

2021年10月13日 | 市政・議会・活動など
草加市の日本共産党が今、歴代の党議員の方々が築いてこられた立場を次々と覆しています。


[Ⅰ]政策が迷走
①値上げ賛成の公約違反
日本共産党の大里陽子議員(共産党議員は1人のため会派要件を満たさず無所属。以下、共産党)が9月議会で、保険料が値上げされた後期高齢者医療保険特別会計の2020年度決算に賛成しました。これまでの値上げ反対姿勢や公約を放棄し、値上げ賛成路線に変わったのでしょうか…質疑も討論もなく賛成したため詳細不明。


②突如、新庁舎建設反対のパフォーマンス
共産党が2020年度一般会計決算の反対理由を「市役所新庁舎建設に130億円は高すぎる」「豪華庁舎はいらない」と討論。(どの費用が高いのか、どの部分が豪華かなど具体的な指摘は一切ないため不明)
これまでの新庁舎建設にかかわる設計・建設契約にすべて賛成してきたのに…です。130億円規模になる契約をすべて認めたのはご自身ですが。

※なお、当初に比べて総事業費が増えた主な要因は、第2庁舎との分散型から新庁舎への集約型に変えたため階数が増えたことや、免震装置の見直し、建設費の高騰、地下の汚染土処理など。


[Ⅱ]議会の言論封じ
③委員会審議は必要ない
リサイクルセンターの火災復旧費用が提案された8月臨時会。私たち市民共同議員団(以下、市民共同)は、「火災原因が不明なまま万全の再発防止策は講じられない」として、常任委員会で詳しい審議を求めました。しかし、委員会を開かないことに賛成多数(共産党も賛成)で、委員会審議はできませんでした。
理由について、日本共産党草加市委員会は、『本会議で1人80分の議案質疑の機会がありながら、質疑をしなかったことこそ「職務放棄」とのそしりを免れません』との公式見解を発表。(下参照)
市民共同はもちろん質疑しましたが、だからといって委員会が必要ないという理由になりません。「二重三重の更なる防火対策」が必要と言うなら、言いっぱなしではなく、具体的に何が必要なのか委員会で審議するのが責任ある対応では?

・明るい草加8月26日号抜粋(共産党草加市委員会発行の広報誌)



④事前説明なき質問は認めない
9月議会開会日、市民共同の斉藤雄二団長が「二元代表制の危機について」(市長と議員の雇用関係の問題※概要は⑤に記載)の緊急質問をおこないたいと議会に求めましたが、反対多数(共産党も反対)で許可されませんでした。
反対理由について共産党草加市委員会は「二元代表制の危機について、特に説明もありませんでした」「二元代表制の危機については、緊急性を要しないと判断たため、反対しました」とする公式見解を発表。(下参照)

■質問の対象範囲を勝手に縮小
地方議会運営事典(第2次改訂版、㈱ぎょうせい発行)では、緊急質問の対象を「天変地異、突発的な出来事の発生などに際し、又は執行部の政治責任など」と解説しており、まさに合致しています。にもかかわらず、地方議会の土台となる二元代表制の危機は「緊急性を要しない」と言い切れる認識を疑います。分かって足を引っ張ったのか、そもそもが理解できないのか…

■検閲議会を望むのか
また、議会は議員の責任において自由な発言を最大限保障しています。質問内容の説明が事前にないから認めないとの発想はとても危険で、この主張が通れば、事前に認められた内容以外は発言させない検閲議会となってしまいます。共産党が言論封じ・検閲とは驚きです。


ちなみに、2018年には天災地変でもなく、市立病院に係る緊急質問がおこなわました。その時、共産党も緊急質問しましたが…

・明るい草加9月26日号抜粋(共産党草加市委員会発行の広報誌)



⑤感情だけの議員懲罰に賛成
斉藤議員の9月議会一般質問で、浅井市長が取締役をつとめていた保険事務所に、佐々木洋一議員がスタッフで所属している問題が明らかとなりました。
しかし質問後、佐々木議員が「侮辱された」として斉藤議員の処分を議会に要求。根拠がすべて主観にもかかわらず、賛成多数(賛成16、反対8)で斉藤議員への懲罰(陳謝)が課せられました。共産党まで懲罰に賛成しました。今後、共産党は不当な懲罰に「不当!」とは言えなくなってしまいました。

■問題の本質はひた隠し
共産党は、「明るい草加」で懲罰結果のみを報じ、問題の本質である市長と議員の雇用関係問題には一切触れようとしていません。これがすべてを物語っています。

⇩詳しくはコチラ
佐藤のりかず公式ブログ「草加市長と議員の雇用関係問題について」
※詳細は「[6]共産党が問題の本質を隠して、懲罰を正当化」に記載




築き上げられた組織力の上にあぐらをかいて迷走するより、議員の不祥事隠ぺい問題を許さなかった私たちへ嫌がらせを続けるより、まっとうな議論で市政を前に進めましょうよ。

私たち市民共同議員団はこれからも、公正な市政運営を貫き、市民利益<党利党略による政治を転換させていきます!

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