草加市議・佐藤のりかず公式ブログ

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児童クラブの職員確保を

2019年10月04日 | 子育て・教育
9月議会の2018年度決算審議で、児童クラブの状況と課題を質疑しました。

①入室希望者が年々増加
草加市内における、2018年度の児童クラブ入室申請は2267人で、待機児童は前年度より113人多い404人に達しました。
緊急的な受け皿である「第二児童クラブ」(シルバー人材センター運営)に396人が入室しましたが、そのうち51人が3年生以下という深刻な状況です。
3年生以下の待機が生じている児童クラブへの早急な対応と、児童クラブ増設を求めました。

②正規職員の採用がストップ
草加市では2018年度より、委託・指定管理による本体の児童クラブの運営が「社会福祉協議会」にかわりました。
社会福祉協議会が運営する児童クラブの決算総額は約4億7772万円で、予算に対する不用額(使わなかった額)が9532万円も生じました。
おもな要因は、社会福祉協議会の内部で、児童クラブの人員体制について見直し議論があった影響により、正職員の新規採用を1人もおこなわず、嘱託職員や臨時職員においても夏ごろまで新たに雇用がなかったためとのことです。
支援員不足にもかかわらず、採用を中止している状況にあります。
質の高い保育の提供・人材育成・事業継承などあらゆる面において、安定的に人員を採用していくことは必要不可欠です。
社会福祉協議会への移管により期待されている、保育の質の向上や公的責任の強化、職員の処遇改善、支援員不足の解消などが進むよう求めました。
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