シカやイノシシによる農作物被害対策で、北海道犬を使った追い払いに取り組んでいる伊那市は14日、事業の中間報告を行った。リーダー犬を養成している元北大助教授の鈴木延夫さん(67)=伊那市高遠町、動物行動学=が、今後の方針などを説明した。
市は昨年末、同市高遠町東高遠に私有地約5000平方メートルを借りた。ここに「市野生動物緊急対応センター(仮称)」を設けてリーダーとなる犬の訓練拠点とする。今後 . . . 本文を読む
根室市のインターネット通信販売会社「根室」(坂下雅敏社長)が根室産のエゾシカ肉を使ったイヌ、ネコ用のペットフードを発売した。高タンパク、低脂肪の健康志向のペットフードとしてPRしている。
エゾシカは同市内でも狩猟などによって捕獲、食肉加工されているが、処理の段階で一頭から数キロの肉の残りが出る。主に海産物の通信販売を行う同社はエゾシカも地域の資源としてさらに有効活用しようと、ペットフード販売 . . . 本文を読む
イノシシの狩猟場として知られる丹波地域で、今シーズンはかつてない不猟となっている。ハンターの中には昨シーズンに比べ捕獲数が二、三割という声も多く、捕獲数が減っている近年でも際だった状況。山に餌が豊富でイノシシが低地に下りてこないことなどが原因とみられ、前例のない不猟のまま、十五日までの猟期を終えそうだ。
狩猟歴三十六年の丹波市春日町野村、藤本修作さん(56)は「これほどの不猟は初めて」と嘆く . . . 本文を読む