今日は昨日要求した通りワンボックスカーになった。かなりゆったり座れる。
まずバンテアイ・スレイ。ここの彫刻は素晴らしい。
彫りが深く赤い良質の砂岩の燃えるような赤。
いわゆる東洋のモナリザと呼ばれる彫刻は修復中のため遠くから拝むことに。
その帰り、一ノ瀬泰造の墓へ。
シエムリアップに向かう前、バンコクのネットでアンコールワットについてかかれている掲示板を見ていたときにちょくちょくとこの墓の話題が出ていたし、昨日プノンバケンで会ったヨシノちゃんもここへ来たと言っていた。浅野忠信主演の「地雷を踏んだらさようなら」という映画で結構有名らしい。
それでバンテアイ・スレイからの帰りに行くことにした。
車を降りてから長い田舎道を歩く、いつのまにか3人、村の女の子がついてきていた。1km程歩いた先に墓があった。1人30歳くらいの男がいた。コンクリートの墓に下手な字で一ノ瀬泰造の文字がかかれている。
周りはゆっくりとした時間が流れる田園風景。子供達と過ごす30分程、まったりとした時間を過ごす。
ここを離れようとすると、男がWait!といい 1ドル出せとまじめな顔で言う。4人皆そのセリフにびっくり、4人それぞれに指を指し「1 doller,each」と言う。
その当然払えという態度にムカッとしたが4人払うことに(後になってタケオで友達になった青木君曰く、この男勝手に墓を作りT-シャツまで作ったりして、泰造の親族はここでこのようにお金を取っていることを不快に思っているらしい・・・この墓も本物かどうか怪しい)、donationとして自分の気持ちから払うならいい、この強制がムカツク。まったりとした時間が台無しだ。
車に戻る帰り道、子供達がついて来る。ゆったりとしたいい時間。ホントにカンボジアの子供達は良いなぁ。
ちなみにバイヨン寺院でも仏陀像のあるところでお坊さんっぽい人が線香を差し伸べてくるのでそれを受け取り、お祈りすると、何枚かお金の置いてある箱を指差し、寄付をせがむ。アジアではこのように「自然とお金を取られる」ということがおこる。特に 親切でしてくれたと思った後・善意と思ってした後や当初 当然無料と思っていた後など、お金を払わされることになると興ざめしてしまう。
東南アジアの人に比べれば外国人旅行者などは裕福だろう。彼らは人たちからお金を貰うのを当然と思っている(極端に言えば いいカモだと思っている)。しかし彼らにお金を払う道理はない。このように「墓に来てしまった」、バイヨン寺院のように「線香をあげてしまった」ときはしょうがないが、そこに気持ちはない。いつも「やられたぁ」と後悔するだけだ。
善意を利用し人を騙したり努力をしない金銭欲をもった人々は嫌いだ。
次にプレ・ループ、
バンテアイ・クデイと行き、お昼タイム。
ガイドのサンディはやたらと昼の休憩タイムを長く取ろうとする。聞くとカンボジア人は昼休憩は長く取るそうだ。しかし時間を無駄にしたくない。サンディの申し出の3時間休憩を2時間に短縮(当たり前だ!)。
写真きれいですね。
>「自然とお金を取られる」
確かに。アンコールワットでは押しかけガイドに「学費をくれ!」ってせがまれました(笑)彼らのクレクレ攻撃も、深く考えるといろいろ理由がありそうですが、旅人としてはあまり良い感じはしないですよね。
突然のご連絡ご容赦ください。
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インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア、カンボジアなどの東南アジア各国を訪れた作者による旅の記録です。こちらのブログも写真が豊富で、旅の行程が細かく書いてあるため、これから東南アジアへ個人旅行に行きたい方にはとっても参考になるかも。寒い冬だからこそ、暖かい国の話を読んで、頭の方から暖をとりましょう。オーストラリアでのワーホリ生活ブログも別に展開中。
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いらっしゃいませ。
「学費をくれ!」ってストレートすぎて気持ちがいいくらいですね(^_^;)
日記に書いたような、 (タダだとおもっていたのに)案内や説明などしてくれた後にお金をクレクレということを 自分は「クレクレ詐欺」と呼んでます。
また旅日記が終わったら、コラムのようなものに、このことについて書きたいと思ってます。
こんな 弱小ブログを紹介してもらえるなんて、驚きです。喜んでお受けいたします。
さて、どうなるんだろ・・・。