電気羊に旅を

「東南アジア一人旅32日」からブログタイトルを変更。東南アジア・中国・ネパール・インドの旅日記あり。南米ネタを公開中

040716(金) BKK→シエムリアップ(後編)

2004年12月22日 | '04カンボジア旅行記
ボーダー ゲート
 アンコールワットに似た彫刻があるゲートをくぐり、初めての「歩きの国境越え」。白線があればまたいでいるところの写真を撮りたかったけど、そんなの無いし微妙な絵にしかならないので撮らなかった。
 現地人は手続き無しで自由に国境越えしているように見えるんだけど、どうなんだろ。
 入国審査も無し?と思っていたら何人かが小さな建物に入っていくのが見えた。そこで入国手続きだ。こんな混沌としたところ簡単に不法入国できそうだが・・・。
 
 10分ほど待ち終了。
 9ヶ月前、オーストラリアという初めての海外旅行の時は、何もかもが初体験でドキドキだったが、こういう入国も既に6カ国目、慣れたもんだ。外へ出るとまた物乞い・・・。こころが痛い。
 
 レストランから同行した係員がある程度集まった人を見てバスに乗せる。本当に人数等を確認しているかが疑問だ。
 このマイクロバスには車体にハングル文字が書いてある、どうやら韓国(北朝鮮?)のおさがりらしい。エアコンもほとんど効かないし、それに古くて汚い。埃っぽいし不満だったが、5分程であるところに到着。

 ちゃんと待合室がある。ここで40人くらいの観光客が集められた。30分程待ち、2台のバスに分かれて出発。こういう待ち時間等、非常に効率が悪い。
 やはりここでも両替所(レートが悪すぎ)待合室のドリンク等の収入を得るためだろう。そうでなければバスが時間差で到着する意味がないからだ。
 
 今回のバスは綺麗だしエアコンもバッチリ。シエムリアップまでの時間、ふたたびCDプレイヤーで音楽をききながら車窓を楽しんだ。
 カンボジアの道はさすがにでこぼこ。道路と家の間には池があるところが多く、その奥に民家があるという形だ。子供たちが池で泳いでいたり、裸でサッカーやっていたり。バイクのうしろに仰向けにされた豚を乗せて5,6台が走り去っていったり、自転車の荷台に載っている子供が裸だったり、いろんんな光景がみれて非常におもしろい。
 
 ある男の子がこっちを見て手を振ってくれた。反射的に手を振り返すとニコッと純粋な表情で笑ってくれた。ほんの一瞬だったが、自分とその子と心が通じた気がして嬉しかった。その後も3人程手を振る子がいて必ず振り返すようにした。なんとも良い光景だ。


武器を捨て平和へ という看板だとおもう。別に武器を奪い合い戦え という訳じゃない
 あるところでトイレ休憩(?)で道端にバスが停まった途端、まわりからバスを取り囲むように10人ほどの物売りの子供が絵葉書とかアクセサリーなどを売り込みに来た。10~15歳くらいの子供だがしっかりと英語を使っている。さすがに生活がかかっているだけのことはある。

 あたりも暗くなり8:00PMころあるホテルに到着。バスを降りるとやはりバイクタクシーのドライバーたちに囲まれる。こういうまっくらな夜に到着する、というのもバス会社の手だ。暗いし、疲れている、他の宿を探す気を起こさせない為だ。
 途中の休憩所などでバスの係員(?)「今日の宿は決まっているのか?」など聞いてきた。ヨーロピアン連中は当然のようにこのホテルに入っていく・・・。完全にカンボジア人のお金儲けにはまってしまっている。

 自分達3人はもうツアー申し込みで宿が決まっている。しかし、ここでMPツアーで貰った名刺とパンフレットが違うホテルと判明。バンコクを出るときにドライバーに貰っていた名刺の方が可能性高いと思い。そこに行くことにしようと皆で話ていると・・・。いきなりある大男がそのホテルFUNAN ANGKOR PALACEのスタッフだと言ってきた。トランスポートもフリーだという。
 こういうのは怪しい。おもいっきり疑ったが、アドレスもe-mailもすらすらという。5分で着くと言うし、他のドライバーも本物だというのでなんとか信用して車に乗ることにした。

 本当にそのホテルに着いた、ふう、とにかく疲れる、こういうの。
 別のバスでバンコクから来ていたヨウコちゃんは先に来ていて、ちゃんとこのホテルで会うことが出来た。彼女は1時間遅れの出発だったが30分前に着いていた・・・。


屋台の子供 フットワークがGOOD
 お腹も空いたし外の屋台で夕食の為、4人ですぐにホテルを出る。
 北へ3分程歩いたところに屋台が建ち並ぶところがあった。
 いろいろ見て周ろうと思っていたところ、ある小さい男の子に呼び止められ、物凄くすばやいフットワークでMENUを僕達4人に渡し、テーブルのイスをひいたりしていた。もうこの子供のかわいさにここで食べるしかないと4人は思わされた。
 それぞれ別の料理を頼み、みんなで食べた。結構日本人好みの味付けだ。この子供いろいろと かまってもらいたいらしく、ちょっかいをかけてくる。ゴールドコーストでミッチーに貰ったプーさんのマスコットがやたら気に入ったのであげたら凄く喜んでくれた。

 食べ終わり宿に帰り、それぞれの部屋に戻り就寝。
 
 ちなみにカンボジアの通貨はリエル(R)だが、USドルもタイバーツも使える。初め、円を含め頭が混乱しかけていたが、よく考えたら結構変換は簡単だ。

1B=2.7円→3円、100R=3円つまり100R=1Bとなる。そして1USD=107円→100円、1USD=40B=4000R。

 だから1000Rという値段なら、ゼロを2つ消せばバーツになるし、それを3倍すれば円となる。1ドル札を払った場合は3000Rのおつりを貰えばいいことになる。両替所より店でドルで払いリエルをゲットした方が変換率はいい。

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