2012年11月21日
10:00 とうとう念願のチャンドバオリ[Chand Baori](アーバネリー村[Abhaneri])に到着
アーバネリー村は果物や野菜が屋台数件並んでいるだけの小さな村でした。
アーバネリー村
なんてったって井戸なので、高い建造物があるわけではなく、どこが入り口が全然分かりません。運転手のお兄さんが案内してくれて、建物に入っていくと、その先が井戸になっていました
入り口 説明書き
入場無料。最初観光客は私たち以外に誰もいませんでしたが、その後、観光バスでツアー客が一組来ただけで静かに見学できました
『落下の王国』の白と黒の強いコントラストの映像が目に焼きついていたため、実際に見た階段井戸にはそれほどのインパクトは感じませんでしたが、建造物に興味がある人なら一見の価値アリです アートです
奥から正面方向の風景
階段井戸
階段井戸の隣はヒンドゥー寺院になっており、お兄さんが案内してくれたので行ってみることにしました。こんな小さな村で、見た目は壊れかけているような小さな寺院なのに、地元の人が何組もお参りに来ていました。地元の氏神さん的な存在なのかな?
チャンドバオリーの隣にあるヒンドゥー寺院
ヒンドゥー寺院内部
チャンドバオリ前のお店
10:43 1時間弱の見学を終えて、シカンドラに向けて出発。
シカンドラに戻ってきて、ジャイプル行きのバスを探す。 シカンドラの交差点では、ひっきりなしにバスが来ては出発しているのですが、どこ行きなのか全く分からず乗るに乗れない・・・ 停車しているバスもあったので、まずは停車中のバスの車掌にジャイプル行きのバスを尋ねると、このバスがジャイプルに行くというので乗ったものの、別のバスが次々と到着しては客を乗せて出発していくにもかかわらず、このバスだけ何分たってもいっこうに出発しない。 シビレを切らせてバスを降りて、丁度走ってきた別のバスに行き先と聞くとジャイプル行きだったのでこちらに乗りました。満席だったけど、親切なインドの方が席を詰めてくれて、2人がけのシートに3人並んで座らせてくれました。ほんとやさしい人が多いです
バスにはサモサ売りも乗ってきて車内販売し始めました。みんな買ってるので私たちもひとつ買ってみた。(5R/個)。まだ温かくて美味しい インドでは、観光地でも自宅で作った弁当(カレー)を持ってきて家族そろって食べている風景を良く見たけど、この狭いバスの中でも弁当のカレーを食べている人がいて美味しそうだった インドの家庭のカレーを食べてみたいなあ
サモサ売りのおじさん。カメラを向けるとポーズをとってくれた。 サモサ
バスは50R/人で、来たときよりも安かったけど、セントラルバススタンドまで行かずに、ジャイプル市内に入ったすぐに降ろされてしまったセントラルバススタンドに行くのは公共のバスのみで、このバスは民間バスだったんだろうと夫が推測。。
さてさて困った。こんなよく分からない所で下ろされてどうしよう・・・ ホテルの名前を言っても分からないだろうから、周りの人にセントラルバススタンド行きのバスを聞いて何とか乗り込む。(10R/人)
バスの中で車掌に「どこに行くの?」と聞かれたので、もう一度ラッシーが飲みたくて、今度は専門店で飲もうと「Lassiwala」と答えて地図を指差してみた。
車掌は、Lassiwala近くで降りる客に「この日本人をLassiwalaまで連れて行ってやってくれ」と頼んでくれて、頼まれたインド人青年はしっかりと案内してくれた。 観光客慣れしていないインド人は本当に親切な人ばかり。 地元の人が使うバスを利用しないと、なかなかこういう体験はできないので、やっぱり自由旅行はやめられない
チャンドバオリへは、私たちにとって半日の冒険旅行でしたが、終わってみると人々の親切さにふれて、ますますインドを好きにさせてくれるものとなりました