大阪のど真ん中に オアシス発見！

  

めったに大阪（梅田）に出ることがないのですが、ここに気楽に寝そべることが出来る公園があったらと、歩き疲れるといつも思っておりました。ゆっくり座るところを探しても駅のホームのベンチくらい。気楽に自分の時間が持てない都会の嫌なところです。

ところが、それがあったのです。しかも大阪駅の真上。まさに灯台下暗しとはこのこととだと思いました。最近もっとも驚いた嬉しい大発見です。

さて。ここは大阪駅、下に線路とホームが見えます。　↑

中央2階改札口を出て、エスカレータで上に上がったところ。イルミネーションがあって結構華やいだラウンジがありました。

 

ここまでは知っていたのですが、さらに上に天井を突き抜けて登っていくエスカレータを見つけました。おや、なんだろう？探検気分に火が付きました。どこに行くんだろう？　↑

 

 するとここは「和らぎの庭」結構本格的な日本庭園がありました。まあこんなものか（想像の内）と思いました。

ところが、さらに続く階段を上ってみて驚いたのです。そこは想像を越えた空間でした。「風の広場」と書いていました。

 

 欲しかったのです！こんなところが。寝転がって本を読んだり、昼寝も出来る。寛いでいる皆さんの幸せそうな雰囲気が伝わるでしょうか。右手には映画館もあります。

この画像だけhttp://osakastationcity.com/green/kaze/　から拝借しました。

人工芝生が敷き詰められ、中央の長いベンチ（リュックを背負ったお兄さんが座っている）は、３ｍの巨人でもゆったり座れるほど腰掛部分の奥行きが深い。足をのばして坐っても、足の先はまだ座席の上。二人が並んで横になっても大丈夫なスペース。心が一気に開放的になります。

 

ところが度肝を抜かれたのはここから。さらに上には天空の農園と呼ばれるところがあるらしい。

 何？天空の農園・・・ここまで来たら行くしかないでしょう。ここから先は売店、自販機なし。飲み物は各自でという注意書きもあります。

 １フロアほど上ってここかと思ったら、まだまだ上に続く階段。年寄には無理だなと思いつつ、

壁面の植物モニュメントに励まされながら登って行きます・・・と。

 

 この展望の中、↑

ご覧ください！！

 

まさに天空の農園がありました。

しかも見事な、まるまる肥ったキャベツやブロッコリー、見たことのない野菜がいっぱい。少しずつ標本のように健康そうな畑が広がっています。

かわいらしい専属のスタッフがせっせと手入れをしていました。もちろん声をかけたら、にっこり顔で答えてくれました。向かいのビルの屋上庭園も面倒を見ているというプロのファーマーでした。

 こんなぶどう棚まであるのです。公園のように出入り自由の無料。これがいい。

 

後日、夕暮れの大阪を訪れた時、天空の農園から見た風景。これもいいでしょう。

大阪にこられたら、駅の改札を出てエスカレータに乗るだけ。 旅に疲れたあなた。手持ちの弁当を広げて寛ぎたいあなた。ここはまさにコンクリートの中のオアシスですよ。