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陸奥のパワースポット

みちのく青森の、自然や神様など、こころ洗われ元気がでる場所を巡る。

アブラゼミ・・・羽化・・・

2020-08-06 16:39:16 | 旅行

例年なら “ねぶた”も佳境の時節 なのに

ハネトの集合にいそぐ 鈴の音は聞こえてこない

聞こえるのは 一日中蝉の声

近くの数㎞にわたる国鉄旧線路の遊歩道は

種々の樹が大きく育ち

野鳥やセミの声を聴きながら散歩する人が絶えない

ハクモクレンの枝で ジリジジ ジリジリ・・・・・・・・

25℃を超えると鳴き出すとか・・・夜中でも・・・

 

来週はお盆になるが まちなかでは橙色の花が目立つ

 

ヒメヒオウギ

コオニユリ

 

ノカンゾウ

他に  ノウゼンカズラ 等

 

また 庭などの草木には セミの抜け殻が見つかる

オカトラノオ に  羽化の前から一緒?  割れた背に糸が・・・・

 

針葉樹の葉に    これも 割れた背に糸が・・・・・・

 

 

先日の朝 このすすけたブリキバケツの底に

セミの幼虫“ベコ”が仰向けに転げ落ちているのを見つけた。

どうなって落ちたのかは謎だ。

脚が微かに動いている。

ピンセットを持ち出して ノカンゾウの花に載せてみた。

 

いっときを置いて覗くと 羽化が進んでいる。

びっくり仰天 観察をつづけた。

 

イナバウアー姿勢だ! 脚先のカギのほか 口先からの糸で逆さま姿勢を支えている。

羽になる部分は白と水色だ。

 

下から見上げる・・・・・

 

 

尻がすぽりと抜け 脚でぶら下がる

♂だろうか♀だろうか?

 

 

刻々と羽根が展開していく  左の橙色はノカンゾウしおれた花

 

はねは大きく展開 不透明

 

同上

 

アブラゼミの色が表われる

ここまで1時間とちょっとぐらい・・・・・

 

しばらくして覗くと すがたは無かった。

 

同じ日の午後  

網戸にとまっているものが・・・・ そっと隣りの戸を開けるとアッという間に飛び去った

 

 

バケツでの稲(もち米・アネコモチ)の生育は今のところ順調にみえる。

冷害の年にはセミも鳴かなかった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


イネ Ⅵ・・・田植え・・・

2020-06-14 19:15:36 | 旅行

6/7 子供劇場の田植えのヘルパーに参加した。

新型コロナ自粛がつづいていたが

ひさしぶりの催しへの参加だ。

八甲田山には、種蒔き・苗の植え付けOKの雪形サインが見えている。

 

 

近郊はニセアカシア(ハリエンジュ)の花が満開だ。

蜜源にはなるが、用材には向かず、繁殖旺盛で、里山を占領しそうだ。

花はテンプラになるが・・・

 

本日植える苗は、もち米の「アネコモチ」

手植え用なので、機械植えよりも草丈を長くしたもの・・・・・

 

 

田植えをする入内(にゅうない)の田んぼ

右は機械植え済

左は入内断層につづき、右手奥には史跡古牧野ストーンサークルがある。

 

上流に向かって緩やかな段々となる里山

 

 

直播芽の見える田に何者かの足跡が・・・・

 

 

ギシギシにベニシジミ

 

 

アメンボ ?

 

 

○○アオガエル?

 

 

先発隊となった青森大学の学生さんが、回転式定規で植え付けの見当を付ける。

 

 

同上

 

線の交差点に植え付ける。

 

植え付け勢の本隊が、あぜ道を歩いて集まる。

 

説明を聞いて、田植え開始

 

 

同上

 

 

同上

 

 

同上

 

 

水路で泥落とし

 

 

一生懸命

 

初夏の日差しと、エゾハルゼミの声と、カエルの声の中での作業・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 


新緑・・・八甲田・十和田・・・

2020-05-31 11:06:01 | 旅行

5/30 一日中快晴の予報なので

新緑の中のエゾハルゼミを聴きたくて

おにぎりを持って出かけた

 

農作業目安の雪形が現われている。蟹コノハサミ(白)、ベコノ首(白)、種蒔キ爺ッコ(黒)

戸山より

 

馬立場  銅像茶屋の駐車場より 先の雪形を極く近くで見る・・・・

紅葉のような新緑も・・・

 

 

八甲田カルデラ床(田代平)から赤倉岳の崩壊面と大岳(左奥)を望む

 

 

田代十文字~谷地  八甲田カルデラより古いとされる「黒森」

 

 

谷地に近ずく  南八甲田の乗鞍岳を望む

 

 

谷地の湿原付近   北八甲田の高田大岳を望む  駒形残雪

 

 

谷地~湯の台   みどりのトンネル  ブナ二次林

 

 

湯の台から十和田火山の古い山体を望む    左から戸来岳、三ッ岳、大駒ケ岳、十和田山か・・・

 

 

湯の台から南八甲田の赤倉岳(手前、大崩壊岩屑雪崩の地形)、駒ヶ嶺、猿倉岳か・・・

 

 

 

 

 

湯の台牧野  牛の放牧は始まっている

 

 

エゾハルゼミの声を聴きつつ  蔦川の谷へ急坂を下る

 

 

蝉しぐれの奥入瀬渓流を一気に子ノ口へ 湖面標高400m

桟橋から溶岩ドーム御倉山(右)と宇樽部後方の古い山並みを望む

“県境越えの旅行は自粛を”の表示が多く  ここでuターン

 

 

奥入瀬の名所 阿修羅の流れ

 

 

阿修羅の流れ

 

 

阿修羅の流れ

 

 

道路端に大岩・大石が延々とゴロゴロ

 

 

大岩は八甲田カルデラ由来の溶結凝灰岩だと・・・・

 

 

奥入瀬の名所  三乱ノ流れ

 

 

三乱ノ流れ  ムラサキヤシオツツジ

 

 

 

三乱ノ流れ

 

 

焼山スキー場にシバザクラが植栽され フィーバーに

 

 

田植えの済んだ田に 南北八甲田が・・・・  ロマンパーク付近

 

 

白上(しらおい)の稲荷神社に、奥入瀬渓流にゴロゴロしている大岩の特大のものが祀られていると聞き及んでいたので訪ねてみた。(県内水面漁業研究所の近傍) 奥入瀬渓谷からは20~30km離れた地点

 

 

 

片岡によると、十和田カルデラ、奥入瀬渓流、三本木扇状地に見られる諸堆積や地形から、

火山性巨大洪水が少なくても一回発生したと考えられるとしている。それは、十和田カルデラによる

大規模な決壊洪水であり、「現地形から推定できるせき止め時の水量は約5~6k㎥であり、これが決壊したのならば、洪水ピーク流量は数万㎥/sから数十万㎥/sとなることが見積もられた。」としている。

 

 

三本木原の水田は奥入瀬川水系から水を引いた“稲生川”の恩恵だ

 

 

こちらは シジミの宝庫 汽水湖の小川原湖(面積62.69k㎡)

十和田湖の面積61.06k㎡とほぼ同等の広さ

 

ウインドウを開け 5月の薫風(ときにクマの気配)を感じ

八甲田・奥入瀬の春ゼミしぐれに打たれたドライブだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  


春の花・・・・はなは咲く・・・・

2020-05-01 11:15:41 | 旅行

花は咲き 花は散る

花は咲き 花はしおれる

花見をしようがしまいが

遠くに見ようが 近くで見ようが

花は咲く・・・・・・・・

 

馬酔木・あせび

 

 

ヒマラヤユキノシタ

 

 

ユキヤナギ

 

 

さくら

 

 

ヤマブキ

 

水仙

 

 

サクラソウ

 

 

 

 

ツバキ

 

 

タンポポ

 

 

ハクモクレン

 

 

青森市内の満開桜をドライブスルーで・・・・・・・・・・

 

桜  東高

 

 

桜 原別小 山は東岳

 

 

桜 霊園参道の入口  残雪の山は八甲田山

 

 

桜 月見野参道

 

 

霊園から青森湾を望む

 

 

幸畑  山は八甲田

 

 

合浦公園 西口  孔雀の声のみ

 

 

合浦公園 東口

 

 

チュウリップ オオイヌノフグリ ヒメオドリコソウ

 

かくして 花は咲く・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 


八甲田山・・・亜高山帯・・・

2020-03-15 14:04:32 | 旅行

酸ヶ湯で “凍み豆腐” を造っていると聞いていたので、

3/8 天気も良く それをゲットしたいと 出かけた。

積雪は2.5m 平年より大部少ないようだが、 

周辺の雪景色を満喫した。

八甲田ホテル付近から 大岳を望む  標高による植生が明瞭

 

 

雪中に湯気あげる地獄沼   落葉樹林の上にアオモリトドマツの梢が見える

 

 

『湯坂』を降りるスノーボーダー二人      アオモリトドマツ林が見えている

 

 

田茂萢岳  ロープウエー山頂駅を望む ブナ帯~亜高山帯~高山帯の区分が明瞭

 

酸ヶ湯~萱野茶屋    ブナの純林

 

萱野茶屋から八甲田を見返る  まだらなところが亜高山帯となる

 

亜高山帯に入ると 何故か心が騒ぎ元気を頂く・・・・

高山植物・湿原植物の観賞、樹氷の観賞、タケノコとり・・・

 

地理院地図の植生凡例

広葉樹はブナ、ナナカマド、ダケカンバ、ミヤマナラ、ミネカエデ・・・・

針葉樹はオオシラビソ(アオモリトドマツ)、ハッコウダゴヨウ・・・

ハイマツ地はハイマツほか

笹地はチシマザサ(ネマガリダケ)

大岳    雪の回廊(石倉岳から酸ヶ湯より)から

 

大岳登山口より      山頂付近は高山帯

 

八甲田ホテルより大岳を望む  ブナ帯ーー亜高山帯ーー高山帯への移行

 

高山帯 ハイマツ   赤倉岳から井戸岳火口とその向こうの大岳山頂を望む

千五百メートルだが、中部山岳の三千㍍クラスの植生か・・・  

 

酸ヶ湯から大岳を望む

酸ヶ湯の標高は900m 大岳は1.584m

 

 猿倉方面より 亜高山帯針葉樹(オオシラビソ)林を望む  シベリヤ、アラスカの景観か・・・

 

左大岳右小岳  睡蓮沼 亜高山帯の美観

 

八甲田ロープウェーで 亜高山帯の世界にアプローチできる

登山道“宮様コース”から田茂萢岳1.324mの頂を望む

 

右大岳と左井戸岳を望む   宮様コース分岐点

 

下毛無岱から北八甲田連峰を望む  上・下毛無岱は亜高山帯に入るだろう・・・

 

田茂萢スキーダイレクトコースから望む亜高山帯のパノラマ

 

ダイレクトコース  オオシラビソとブナの混交

 

夏場の登山道脇   オオシラビソとブナの稚樹

 

宮脇 昭 『緑の証言』より

1,500m級の八甲田山で中部日本の3,000㍍級の山と

類似の植生が見られることを説明するグラフ

 

凍み豆腐は 酸ヶ湯の売店でゲット  銀紙袋にドライアイス付