例年なら “ねぶた”も佳境の時節 なのに
ハネトの集合にいそぐ 鈴の音は聞こえてこない
聞こえるのは 一日中蝉の声
近くの数㎞にわたる国鉄旧線路の遊歩道は
種々の樹が大きく育ち
野鳥やセミの声を聴きながら散歩する人が絶えない
ハクモクレンの枝で ジリジジ ジリジリ・・・・・・・・
25℃を超えると鳴き出すとか・・・夜中でも・・・
来週はお盆になるが まちなかでは橙色の花が目立つ
ヒメヒオウギ
コオニユリ
ノカンゾウ
他に ノウゼンカズラ 等
また 庭などの草木には セミの抜け殻が見つかる
オカトラノオ に 羽化の前から一緒? 割れた背に糸が・・・・
針葉樹の葉に これも 割れた背に糸が・・・・・・
先日の朝 このすすけたブリキバケツの底に
セミの幼虫“ベコ”が仰向けに転げ落ちているのを見つけた。
どうなって落ちたのかは謎だ。
脚が微かに動いている。
ピンセットを持ち出して ノカンゾウの花に載せてみた。
いっときを置いて覗くと 羽化が進んでいる。
びっくり仰天 観察をつづけた。
イナバウアー姿勢だ! 脚先のカギのほか 口先からの糸で逆さま姿勢を支えている。
羽になる部分は白と水色だ。
下から見上げる・・・・・
尻がすぽりと抜け 脚でぶら下がる
♂だろうか♀だろうか?
刻々と羽根が展開していく 左の橙色はノカンゾウしおれた花
はねは大きく展開 不透明
同上
アブラゼミの色が表われる
ここまで1時間とちょっとぐらい・・・・・
しばらくして覗くと すがたは無かった。
同じ日の午後
網戸にとまっているものが・・・・ そっと隣りの戸を開けるとアッという間に飛び去った
バケツでの稲(もち米・アネコモチ)の生育は今のところ順調にみえる。
冷害の年にはセミも鳴かなかった・・・・・・
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