10/17 蔦・赤沼の紅葉鑑賞会に参加した。
コースは、 雲谷ーー酸ヶ湯ーー仙人橋ーー赤沼――松森山ーー赤沼ーー睡蓮沼ーー城ヶ倉大橋ーー雲谷。
紅葉の見頃は、酸ヶ湯付近。赤沼は色づき始めだった。
松森山は初めて。
熊鈴を鳴らしての藪漕ぎだったが、沢山の太いコメツガが岩峰に根を張る頂に着いた時は感激した。
山を降る紅葉前線は1日に30mと言われるが、やがて雪が降ると、
山麓も一斉紅葉となろう。
酸ヶ湯の湯坂
地獄沼 活火山八甲田を実感
地獄沼から流れ出る沢
八甲田ホテルの方角
蔦川に架かる仙人橋 付近に駐車して いざ出発
赤沼到着
南八甲田赤倉岳 この山の岩屑雪崩によって この赤沼をはじめとする蔦の七沼が形成されたとされる。
赤沼の透明度は18.2m。でもそれが水深。摩周湖28m、倶多楽湖22mに次ぐとされるが、本当はそれ以上とも・・・・・・
左岸を巻いて松森山へ向かう。
ピンクテープを巻いた太いブナに“鉈目”が見られる。
「大正十年十一月 大町桂月・・」・・・と読めるらしい・・・
このブナも紅葉し始め
ピンクテープを頼りに踏み跡を辿っていく道
折れた太い幹 何時落ちてくるか
804mの岩峰『松森山』に到着
コメツガ
コメツガ
米栂
コメツガの純林
岩峰の岩 804m
コメツガ
石の祠
コメツガ
コメツガ
周囲の紅葉
赤倉岳の眺め
米栂
大町桂月はこの場所が好きで、木登りをして、奥入瀬川の行く末の三本木原やその先の太平洋、赤倉岳の絶壁や赤沼の一部を眺めたと言われる。
大径木
赤沼へ戻る
帰途 睡蓮沼に立ち寄る
城ヶ倉の橋より
城ヶ倉大橋より
この渓谷が全山紅葉に彩られるのも間もなくだ。
赤沼~松森山はベテランのリーダーに導かれて登ったのだが、
枝に結ばれたピンクテープを頼りにした半藪漕ぎでもあり、
月の輪***と深山幽谷***の冒険に満たされた。