スペイン母子家庭生活奮闘記☆毎日ドキドキ@マドリッド

夫の仕事でマドリッドにお引越ししたものの、諸事情によりスペイン内別居生活。
母は毎日がんばるよ!

魔女のいる町

2007年02月13日 | おすすめ~な観光名所

週末、チンチョン(Chinchón)に行ってきた。

マドリッドの南東約50~60kmに位置するこのかわいらしい名前の小さな町は、これといったものが何もないのになんだかとっても人気がある。



どこもそうであるようにやはり町の真ん中にはマジョール広場がある。
ここの広場は丸い。
夏場の週末には闘牛場に変身するのだとか。
その広場を3~4階建ての建物がぐるっと囲んでおり、みやげもの屋やバル、レストランになっている。
のんびり歩き、疲れたら(でも町が小さすぎて疲れるほど歩けない)バルで一杯飲んで休む。

人口4千人ほどなのに、結構子供が多く活気がある。
とにかく地元の人たちも観光客も犬も猫もみんなみんなこのマジョール広場に集まってくる。



名物のニンニクがあちこちで売られているが、大きなのが20個以上もネットに入っていて、いや~、いくらなんでもこんなにたくさん一度に買えない。
また、アニスという、香りと度数の強いお酒も特産だ。



レストランの2階席でランチをとりながら広場を見下ろしていると、ロバの行列が侵入してきた。
子供を乗っけて広場をグルグル回ってくれるのだ。
のどかだ~。
もう少し暖かくなったらテラス席でゆっくりランチしたい。
すごく狭いテラスなんだけど、それがまたいい。
モルシージャ(morcilla)という、ブタの血入りのソーセージがおいしかった。

みやげもの屋には魔女をモチーフにした小物がいくつか見られたが、なるほど、魔女がいてもおかしくない雰囲気がある。
ここだけ時間が止まったような、不思議な場所なのだ。
この日は雨。
でもこの町には雨も似合う。



なんだかあちこちでにぎやかな飾り付けがされていると思ったら、1週間後がカルナバル(carnaval カーニバル)で、マジョール広場が中世の出店でいっぱいになり、いろんな催しが行われるとのこと。
しまった、来るのが1週間早かった。





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