スペインのチョコレートはとにかく甘い。
一口でもう結構、な感じである。
それでも怖いことにそれに慣れてしまっていたようで、先日久しぶりに日本のチョコを食べたら「!」甘くない。
そうそう、これが普通だったのだよ、と反省したのだった。
でも最近おいしいチョコレート屋さんを教えてもらって行ってみた。
アロンソ・マルチネス(Alonso Martines)駅の近くにあるカカオ・サンパカ(Cacao Sampaka)。
バルセロナの北東、コスタ・ブラバの小さな町に、 「エル・ブジ (el Bulli)」というミシュランの三ツ星レストランがあるのは有名だが、そこのパティシエがプロデュースしたというチョコレート屋がそれだ。
店構えもチョコのパッケージもおしゃれだわ。
それにそんなにお高くない。
いろんなチョコがディスプレイされていたが、とにかく一番こころ魅かれたのが、テーマ別フレーバー16個入りチョコ。
例えばスパイス。
カレー味、ショウガ味、胡椒味、カルダモン、ナツメグ、サフラン・・・。
ちょっとチョコとの相性はどうなのかしら?と思ってしまうような組み合わせ。
他にはフラワーフレーバー。
すみれ、バラ、ラベンダー、ジャスミン・・・。
リキュールとかナッツ、世界のカカオくらべなどなどたくさんのテーマにそって様々な味や香りのチョコがいっぱい!
ためしにスパイスのを買っておそるおそる食べてみたがこれがイケる。
スパイスは主張しすぎずあとからふんわり香ってくる。
それに甘すぎない。
一箱に8種類のフレーバーのチョコがが2個ずつ入っている。
ちょっと困るのはどうしても全種類制覇したくなってしまうこと。
葛藤したが、結局一度に8個やっぱりいってしまった。
店の奥がカフェになっていて、これも落ち着いてゆっくりくつろげる雰囲気だ。
チョコレート屋なだけに、チョコレートドリンクが充実しているらしい(まだ試していない)。
店は繁華街から少しはずれたところにあるし、私の行動範囲内ではないのでちょっとついでに立ち寄るというわけにはいかないが、わざわざ出かける価値のあるお店だと思う。
お気に入りに追加、だわ。