スペイン母子家庭生活奮闘記☆毎日ドキドキ@マドリッド

夫の仕事でマドリッドにお引越ししたものの、諸事情によりスペイン内別居生活。
母は毎日がんばるよ!

必殺母乳ビーム炸裂!

2008年08月29日 | おすすめ~な観光名所

夏休みの旅行で訪れたドイツのニュルンベルグで衝撃的な噴水を発見。



すごい勢いで出てる、出てる。
ピューーーッ!!
これは、ボ、母乳?!



ブリュッセルの小便小僧も今回の旅で見たが、あんなチョロチョロッと甘っちょろい弧を描いたりしていない。
まさに母乳ビーーーーム。
一直線の力強い母乳光線が2箇所の敵を攻撃する。
そして視線はまた別の敵をとらえているのだろうか。



母は強し、ということ?
日々迫りくる諸々の敵から子供を守り戦う母。
そういえば皆鎧のようなものを身に着けているように見える。



大真面目に広場に建つこの噴水の周りをキャーキャー小躍りしてくるくる回り、写真を撮りまくる私は周囲から結構浮いていた。
どうしてみんな無反応なのか。
私の人生における最もインパクト大な噴水ランキング堂々第1位に躍り出るくらいすばらしいと思ってしまったのに。



暑いから・・・

2008年08月12日 | ワンコとの生活
床の上にビローーンとのびているのはナマコではなくて、我が家の愛犬ゆず。
暑いので、冷たい場所をさがして移動しつつ、このようにあられもない格好で這いつくばっている。
這いつくばるのはいいけど、後ろ足までおっぴろげて完全に伸びてしまうワンコを初めて見た。

↓どよ~~ん、暑いよ~~。



↓ん?!シャキッとしなさいって?



↓ムリ。



マドリッドの夏は日射しは強烈だが湿度が少ないので日陰や家の中は比較的涼しいはず。
やっぱりこのモジャモジャの毛がまるでダウンジャケットのように暑苦しいのだろうか。
だとしたら気の毒としか言いようがない。
かと言ってツルツルに刈ってしまうのも飼い主としてツライ。
だって「ぬーいぐるみみたーーい!」ってみんなが寄ってきてくれるのもこの毛があってこそだし。

日本の蒸し暑い夏未体験のゆず。
これしきの暑さでダラダラしていてはダメ。
来年はもっともっと暑そうだよ。



縞のパジャマの少年

2008年08月09日 | 毎日がんばってま~す!
スペイン語で本を読むことは私のここでの大きな目標の一つだった。

しかし、本屋に並ぶ新作の多くはまるで百科事典のように厚く重く、そして小さな字。
地下鉄の中で読書をしている人を見かけるが、よくもそんなに大きくて重そうな本を持って移動する気になれますね、と言いたくなってしまう。



そんな中で、ある比較的薄くて軽そうな本が目に留まった。
タイトルは「エル・ニーニョ・コン・エル・ピハマ・デ・ラジャス(El nino con el pijama de rayas 縞のパジャマの少年)」。
アイルランドの作家、ジョン・ボイン(John Boyne)のベストセラーだ。



パラパラとページをめくってみると、適度な大きさの文字がいい感じにならんでいて私にも読めそうな予感が。
買ってみる。

辞書をしっかり脇にキープして1行1読み進める。



9歳の少年、ブルーノがアウシュビッツで出会った少年は、同じ9歳で誕生日も同じだった。
まったく別の境遇で育った2人の少年のピュアなふれあいを描く物語。
そして2人にしのびよる運命は・・・。

書評や宣伝などまったく知らないまま、ただ他の本より薄くて自分にも読めそうだったから選んだこのストーリーは、読み進めるうち、軽々しい気持ちで選んだことを恥じなければならないと思ってしまったくらい、重くせつなくやるせない話だと気付かされた。
特に最終章に至る頃には、まさか、そんなことありえない!と胸がざわざわと騒ぐ中、最後に何が起こるのか誰もが予測できてしまう。
そのことがまたいっそうどうしようもなくせつなさを煽る。

まだ文法を一通りさらっと終えたくらいのものなので、途中意味のはっきりしない部分がずいぶんあったが、想像力で補ってなんとか最後まで読み終えた。
初めてスペイン語で一冊を読み終えた達成感よりも、そのストーリーの美しさと哀しさにしばらくぼーっとしてしまった。

映画化されるという話も聞くが、日本語で出版されるようなことはないのだろうか。
どんなふうに翻訳されるのか興味深い。
お勧めの一冊である。


ちょっとしたブーム

2008年08月03日 | 流行りモノ

日本人マダムのあいだでちょっとしたブームなのがコレ。
トマス・サボ(Thomas Sabo)というドイツのデザイナープロデュースのアクセサリーである。

中でもみんなでハマっているのがチャーム・クラブのシリーズで、様々なシルバーのチャームを選んでネックレスやブレスレットにしたり携帯ストラップにしたり。
チャームもなんと450種類もある。
靴やバッグ、動物、口紅や香水びんなどのちょっとした小物、イニシャルやシンボル・・・・・。
とにかくどれもこれも小っちゃくってカワイイ!
それぞれのカワイさが、組み合わせによってまたいっそう増してホントにカワイイの(←力説!)

マドリッドには今のところ取り扱い店が2店舗あって、1つは高級ブティックのならぶセラーノ(Serrano)に、そしてもう1つは私の住むこのM市にあるのだ。
家から歩いても行ける。



先日そのM市の店でペンダントを買った。
まず鎖を選び、チャームをつけるためのリングを選び、そしてチャームはバッグと指輪を選んだ。
なかなかのデキだ。
後日そこにハイヒールを付け足した。
カワイイながらもちょっとオトナな感じになった。

友人は夏らしくビーサンと光りモノの組み合わせ。



チャームのコレクションの中にはなんだか漢字で「福」とか「愛」とか書いてあるのや、思い切り仏像だったり、ちょっと不思議なものもある。
仏像なんて誰が買うんじゃい、と思っていたら、娘のクラスメートのKちゃんのママ(ペルー人)が、「キャー、かわいい!私のママはブッダが大好きなの~。ママにプレゼントしたい~!」とおっしゃる。
よくわからないが、それなりに需要はあるみたいだ。

シルバーなので値段も手ごろなのがまたうれしいところ。
チャームをあれこれつけたりはずしたりできて、チェーンも自由に替えられるし、手持ちの皮ひもなどに通してもステキ。

まだまだイケそうなこのブームである。