スペイン母子家庭生活奮闘記☆毎日ドキドキ@マドリッド

夫の仕事でマドリッドにお引越ししたものの、諸事情によりスペイン内別居生活。
母は毎日がんばるよ!

アルマグロの午後

2007年12月07日 | おすすめ~な観光名所
スペインで一番美しい広場がサラマンカのマジョール広場だとすれば、いなかの広場で一番美しいのがアルマグロのマジョール広場なのだそうだ。
・・・そうかな。
上の写真がそのアルマグロのマジョール広場だ。
確かに広場を囲む木造の2階建てが一風変わっていて、窓枠が緑色なのが印象的ではある。
その木造2階建て、どんな建築家が設計してどんな大工さんが建てたのか知らないが、今にもくずれそうに窓のラインがグニャグニャ曲がっている。
ま、それも「味」と言えないこともないかも。

アルマグロはマドリッドから電車で約2時間。
ドン・キホーテの舞台となったラ・マンチャ地方の旧都である。
ここには17世紀に建てられたヨーロッパ最古の劇場があり、今も毎年7月に国際古典劇フェスティバルが開かれている。



またボリージョス(bolillos ボビンレース)がさかんな町としても知られ、マジョール広場を囲むみやげ物屋にきれいなレースの小物がたくさん売られている。
このボリージョス、実は恥ずかしながら私、マドリッドで習っている。
レースだなんてガラじゃないんだけど、なりゆきで習うことになってしまい、それなりに楽しく通っている。





レース編みはかぎ針でするのだと思っていた。
もちろんそれもありだが、ここで習ったのは全然違う。
糸を巻きつけた細長い棒をあちこち移動させて編むのだ。
説明がなかなか難しいのでこれに関してはまた後にしようと思う。
とにかく繊細なレースの作品がお店にたくさん並んでいるので見ているだけで楽しいし、次に何を習おうかと励みにもなったりする。



しかしどこの町に行っても、マジョール広場というのは市民の大切な場所なのだと温かい気持ちになる。
老若男女がいつのまにか集い、ひと時を共にすごし、そしてまたそれぞれの家へ帰ってゆく。
たぶん昔々から毎日毎日それの繰り返し。
そしていつしか悠久の時が流れ、私たちがたまたま今ここにいる。

神秘だ。







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2 コメント

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アンジェリーナ? (みなかな子)
2007-12-07 18:52:43
アガには、眉毛のつながったおっさんをよく見かけますが?残念ながら。。。そう言えば、N子さんてば、手まりお上手だったですよね~きっとレース編みも上手いんだろうな~~。そっか。来年はY君の受験か!来年のイード休み辺り(11月?)考えてたんですけど、ちと微妙ですかね?ゆずちゃんのXマスコスプレ見たいな~~
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たぶん・・・ (マドリのN子よりみなかな子さんへ)
2007-12-08 06:59:59
11月ならたぶんいると思うヨ。
いーなー、旅行いっぱいできてさ。
P国生活は確かにハードだけど、旅行と買い物はバンバンできて「節約」とかいう言葉すっかりわすれてたもん。
うちは来年からキッチリ節約モードに入ります。
これからお金がいるのだよ~~。
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