野良耆の見聞記

いなか暮らしの野良着生活

古びていくものには味わいがある。そこに小さな歴史があるから・・・・・

善光寺本堂横の名号塔

2019-03-02 | いろいろな石仏

善光寺を正面から入り

仁王門や山門をくぐって本堂へ行きます。

帰りは、大本願や大勧進のお参りや

仲見世での買い物などをされるかと思います。

善光寺本堂の横や裏も訪れてください。

たくさんの石燈籠が供養のために建てられています。

江戸の浅草から

遊女の大夫のために遊郭の宿主が建てた供養塔もあります。

今回は本堂横の徳本の名号塔です。徳本の文字はこの書体です。

碑には

文化十三年(1816)龍集丙子五月

願主  當町大門町 西川九兵衛

為 先祖代々 供養

預 良性院 慈厳 代

と彫られています。

「龍集」は年号の後に干支を伴って表す語で、年と同じようです。

初めて石碑でみた用語でした。


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