きつねの戯言

銀狐です。不定期で趣味の小説・楽描きイラストなど描いています。日常垢「次郎丸かなみの有味湿潤な日常生活」ではエッセイも。

ネタの種 2017.05.20

2017-05-20 19:58:02 | 日記
 去年の4月に作った別垢の方にメールで「1年前のブログ」のお知らせが届くようになった。
今日ふと見たら、5/19付で書かれたブログに小説のネタに関するツイートが載っていた。

 すっかり忘れてしまっていたが、その時考えていたネタは、以前とある有名漫画家さんの過去の短編漫画のようなものを読んだ物語にヒントを得たのだったか、ヒロインが人形で、人形遣いと一緒に過ごすうちに段々と人間の心を持つようになる、みたいな話だったような気がする。

 その時はやたらにツイッターでアイディアを呟いて、今にも入稿しそうなところまで行っていた気がするが、結局それだと前のペンネーム、即ちこの『銀狐』の筆名で書いて来たダークファンタジー路線の継承になるから、ということで、別垢の方では、「等身大の働く女性が独りで強く逞しく生き抜くと決めた物語」を書くことにして、その原稿を書き始めたのが去年の5月下旬頃だった。
 まもなく入稿から1年が経つが、その原稿は未だに未完成のままではあるのだが。

 そして今、1年前のネタの種を思い出した時、それならこのネタの種は『銀狐』の物語として育てていくのも良いのかも知れない、と思った。

 最近家人が見ているTVドラマが主人公が人造人間で、人間の世界で、人間の心に触れ、人間と一緒に生きて行こうとするというようなストーリーのようだで、哀調を帯びたエンディングの歌詞が印象的なのと、人造人間が自分を生み出した博士と暮らしていた山の中の研究所のセットが、ティム・バートンの『シザーハンズ』で、人造人間の主人公が自分を作った博士と暮らしていた山の中の屋敷を連想させるのとで、ちょっと興味を持ったのも偶然とはいえ、これはもしかしたら、小説の大天使ウリエルのお導きではないかという気がした。

 別垢のブログの下書きとして保存されている物語はそれとして、こちらのネタの種もまた、そう遠くない未来のいつか、芽吹いて茎を伸ばし葉を広げ、美しい花を咲かせて豊かな実を結ぶと良いなと思っている。
コメント
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