終活ちょいなか暮らし

築50年分譲公団をフルリノベーションして
快適な老後を過ごすためにインスピレーション移住

一目惚れ

2015-10-20 | 日記
Loftを横切ると、色鮮やかな配色にふと足が止まる。
手帳コーナーだ。

私の中の条件は、まず、年間のプランが一目で見られる表と
月のカレンダーに記入できるくらいの空白があること。
日別に十分なメモが取れる。(何しろ最近、記憶力低下)
路線図が付いているとなお結構!


そんな中で、水色の表紙に目が止まった。
可愛い!これイイ、でも…外見より中身重視だからね。
パラパラ捲ると、私の条件ピッタシ!
でも、¥1600かぁ… 以前だったら躊躇しないで買っちゃうところだけど、
節約を強いられている今の状況では、かなり贅沢。
だって、もっと安いの一杯あるし…
(ちょっとしたことでムダ遣いしちゃうのに、ケチくさいな)

でも、1年のお付き合いになる、っていうか、今月から使えるの。
で、買っちゃった。
これも心が豊かになる秘訣だもんね、へへへ。


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さいくる おじさん

2015-10-17 | 日記
13日のブログを読んで、二人に自分の書いた本を送りたいと
「幸来るおじさん」の著者 松本一公さんからの申し出があり、
手紙と共に送られてきた。


今日、T君とY君の二人が店に取りに来た。
二人は順番に手紙を読んでいる。
Tが「すっげー!これAmazonでも売ってるよ、ほら」と私にスマホを見せた。
現代っ子、すぐに調べる。
ご飯を食べてきた(というか、食べさせられた)Tとお腹を空かせてきたY。
余り物でご飯を作っている間、コーラー飲みながら楽しげに話している。

「帰ったら、すぐ読もう」
「読んだら、感想文でも書く?」とおどけて言うと。
「…」

「コーラーとご飯代は後片付けね」
先ほどまで、友達のお姉さんと、そのお友達夫妻が食事に来てくれていたので、
食器やグラスを下げてもらい、カウンターを綺麗に拭いてもらった。
本当に素直ないい子たちである。


松本一公さん、
あなたは "最 COOL!おじさん" (チョーかっこいい!) ですぞ‼︎

感謝
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理不尽な謹慎

2015-10-13 | 日記
昨日は、買い出し仕込みの日で、入り口を半開きに調理していると、
「あれっ!看板ないから、やめちゃったのかと思って心配しちゃった❗」と
高校生T君が入ってきた。
「この間の強風で、看板外れちゃったの」

お腹が空いていると言うので、お休みだけど特別ワンコイン定食。
2階に住む親友のY君も来た。
二人は謹慎中だと言う。
話を聞くと、学校内で盗みの容疑(カッパを盗った)をかけられたらしい。
もちろん二人はやってないと言うし、私も勿論そう思う。
夏休みの間、しょっちゅうコーラー飲みに涼みに来てた。
素直な子で、なんでも屈託なく話す。
子どものいない私は面白い。

「オバちゃんだったら、謹慎って言われても学校いっちゃうかも。だってやってないんだもん」
「僕たちみたいに面倒なヤツを辞めさせようと思ってるんだ」と頭を抱えてY 。
「辞めたら思うツボだろう、負けることになるんだぞ!イイのかよ」からかうようにT 。
アッケラカンとしているTとため息ついて悩みまくっているY 。対照的だなぁ。

美味しいって頬張る二人を見て、大丈夫だと思った。
野球やサッカー、バトミントンやってるスポーツ好き少年だしね。

帰り際に
「学校行ったら、店に来い‼って、オバちゃんが言ってたと伝えなね😉」
と言うと、二人とも笑って手を振った。
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供養酒

2015-10-12 | 日記
彼は手で顔を覆い尽くして泣いた。オイオイと声を出して泣いていた。
私たちは側にいるが、静かに目配せしながら話す。

それは、中学校の同級生が、
2年前くらいに乳癌を患い亡くなったという訃報が
グループトークに書かれていたという話になった時のこと。
私は同じクラスになったことも無く、顔も思い出せないが、
彼は高校の同級生。
その彼から、さっきまでの笑顔が消えた。

気持ちの整理がついたのか、
「お線香をあげに行きたいよ!」という彼に、
「こうやって思い出して語ってあげるのも供養だよ」しか言えなかった。

私が死んだら、何十年も前の思い出だけで泣いてくれる人がいるのだろうか…
付き合ったことのある人の訃報を聞いて、泣くのだろうか…

これからも、出会いと別れを繰り返しながら、
永遠に会えなくなった人を偲んでいく。
泣き止んだ彼に
「彼女は亡くなっても、あなたの心の中で生きてるじゃん、
彼女幸せだったと思うよ」

私たちは焼酎を飲み干した。





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もののいいよう

2015-10-01 | 日記
「なんで撮ってるの?悪用しないわよね!」
通勤途中の道で、たまに会う猫と遭遇。
いつものようにスリスリしてきたので写真を撮ったら、
その様子を伺っていたかのように一人の女性に言われた。

見るからに毛並みの汚い野良ちゃんなので、
ワザと「お飼いになっているんですか?」と尋ねてみた。
思った通り飼っているわけではないけど、可愛がってはいるようだ。
手には、これから餌やりに行くんだというビニール袋が。
大きなマスクに深々としたキャプを被っているのは、コッソリ餌やりしているのだろう。

「猫大好きなんですよ、でも飼えなくなっちゃったから…」
と言うと「何で?何処に住んでるの?」と質問攻め。
自分だってアパートから出てきたくせに!とは思ったが
「アパート暮らしだから、飼えないの。以前は5匹も飼っていたことがあるんですよ」

「この仔は、私にとっては家族なの!ひとり暮らしだから」
そう強く言い放って、「写真、悪用しないでね!」
念を押しながら猫を小脇に抱きかかえて家に入ってしまった。
寂しいおばさんなんだ。
眉間の皺の代わりに、ちょっとでも微笑みをもって言いさえすれば、
少しは楽しく過ごせそうな気がするけど…大きなお世話だね。

気を取り直して歩いていると、犬を散歩してる人に
「可愛いね!」 「ありがとう!」

駅に着くと赤い羽根募金。
「頑張ってくださいね」と言うと、笑顔が返ってきた。


悪用するわけじゃないけど、ニャンコの写真は掲載しない。
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