最終日の余韻

昨日は「お惣菜カフェKANZI」の最終日
去年の５月から準備を始めて9ヶ月。
徐々に、お客様は確実に増え始めてはいたけど…
お客様が少なくても多くても、
昼間と夜、一人での運営は厳しかったな。

わざわざ電車を乗り継いで来てくださる方が90%。
地元のお客様には浸透しないジャンルの店だった…

中学の3-Bの仲間に支えられて始まり、
お終いは3-Bの輪が広がって、恩師・先輩・同期が集っての愉しい宴。
こんなに仲がいいだけじゃなくて、
団結できる仲間がいるって素晴らしいでしょう⁉︎
「KANZI」に感謝。


世田谷「KANZI」の時の"愉快な仲間たち"が未だに続いてるし、
私にとって、KANZIは切り離せない宝物
だから、お惣菜カフェは無くなってしまったけど、
KANZIは息づいてるの。だって一心同体だから。

多忙な友と腑抜けな私

長かった猫との暮らしから"ひとり暮らし"になって1年も過ぎ、
この生活にも慣れてきた。
でも、猫を見かけるとツイツイ触りたくなっちゃう。

泊りがけで友人宅へ。
ニャンコ5匹。
その中の被災地から来た猫は、何度行っても慣れてくれない。
猫じゃらしでは10分以上遊んでくれるのに…
スリスリしてくるニャンコは気の済むまで触りまくって、満足。


動物病院を経営している彼女は、
家に帰ってきて座ったかと思うと電話やメール。
ご飯を食べ始めたかと思ったら呼び出し。
(病院まで歩いて2分) 他にも獣医やスタッフいるのに…
先生じゃなくちゃダメっていう患者さん多し（－＿－；）
私は、他人の家なのに寛いじゃってる。

ベジタリアンの友人も仕事終わり次第駆けつけるというので、
冷蔵庫にあるものを使ってお惣菜作った。
ひじき豆腐ハンバーグ、つなぎはレンコンをおろして混ぜてみた。
小松菜と揚げの炒め物

今日は女三人鍋会

珍しい 肴

自由が丘の友人のギャラリー更紗の部屋
定休日なので、夕方から酒盛り！


「大好物なのよ」と出されたのは焼きホヤ。
口にした感想は「美味しい！」
瓶詰めの水っぽい物を食したことはあったけど、
ふ～ん、こんなものかと、また食べたいとは感じなかった。

昔、父からプレゼントされた本(誕生日プレゼントはいつも書籍)に、
主人公がホヤになってしまうというのがあったな。
カフカの「変身」とは違った青春ものだったような…
その時、得体の知れないホヤという生物が何なのかが想像もつかなかったけど…

また食べたいな！焼きホヤ。

見えるもの 見えないもの

初めてバレンタインデーを知ったのは、小6の担任の先生が
女の子から男の子にチョコあげる日なんだと教えてくれた時。
帰宅して父に話した。

父からは、「好きな人や大切な人にプレゼントをする日だよ」と
こんな話を聞かせてくれた。(ポイントのみ箇条書き)
昔々、好き合った男女がバレンタインにプレゼントをしたいと頭を悩ましていた。
二人はとても貧しかったのだ。
ポールは売れない小説家。
マリーは彼に万年筆をプレゼントするために、長いブロンドの髪の毛を売った。
ポールは、自分の持っていた全ての紙を売って、
彼女の美しい髪に合う飾りを買った。



男女問わず、大切な人への贈り物に、私もチョコを買ってあるんだ。

居心地のイイ 空間と友達

「この空間、落ち着くんだよね」
ノー残業デーのK子が"KANZI"のカウンターに座るやいなや呟いた。
一人で来てくれたのは2回目。
「もっと早くから来れば良かった！」

高校1年で同じクラスになって以来、7人グループが今も続いている。
泊りがけで旅行に行ったり、楽しい思い出がいっぱい。
大人になってからは頻繁には会わなくなちゃったけど…
"KANZI"をオープンして以来、みんなが集まるようになった。
でも、それも今月一杯…

ゆっくりお喋りを楽しんでから、
最近お気に入りのお店に連れて行った。
彼女、多分こういう店に行ったこと無いと思うから。
へへ、ヤッパリね。
先週頼んでおいた青パパイヤの煮物、
ママがチャンと作ってくれいた。


常連さんのカラオケ聞いて、合間にチョコっと歌って、お喋りして、
あ～ぁ楽しかったな。

思った通り、K子も気に入ってくれたみたい。
丸の内じゃ味わえないよね、この雰囲気、ふふふ。

記憶の泉が溢れてる プチ同窓会

cafe'KANZIが今月一杯で閉店となる時だというのに、
今日は中学時代の先生や同級生、先輩、総勢18人も集まってくれた。
座席数は14しかないのだけど、上手い具合に入れ替わり立ち替わり満席状態。
思い出話や現在の近況に花が咲いて、
12時から23時までの11時間があっという間！

K塚君の話によると、彼が(本人曰くどうしようも無いギャグ)脚本書いて、
私が主役で舞台をやったという。
自分の話を人から聞いて感心しきり。
聞いた時は、私、全く記憶に無かったけど、
そうだ！K沢君の家に行ってセリフ読みの練習をしたような…
この頃から、なんか素質あったのかなぁ？

今回の一番嬉しかったことは、体操部顧問の洋子先生に会えたこと。
かれこれ40年振り。
不義理な私は、高校に入って背骨を痛め、選手生命絶たれてからは、
先生に会いに行くこともなくなってしまった。
私、本当はテニス部に入りたかったのだけど、
あの当時「エースをねらえ」大ブームで抽選に外れ…
今は無きKawasakiラケットが親戚だったので、
テニスするってラケットプレゼントしてもらっていたのにね。


でも、体育の授業で洋子先生にスカウトされたから、
演じることの喜び、鍛錬と辛さの克服を身に付けることが出来たと思う。
これは、私自身を形成する貴重な部分。
この体験が、今も染み付いているから、ピンチを乗り切れてるんだろうな。

皆んなそれぞれ活躍して逞しく生きているな、って嬉しさで一杯。
特に憧れのY先輩にも会えて、色んな話ができて楽しかった。
体育館の同じ空間で、剣道着の名前見つけては目で追っていたあの頃。
素敵な男性になっていて、私見る目あるじゃん。
それなのに、なんで選ぶ男はダメンズなんだろう…

頬笑ましい、節分

最近教えてもらった、沖縄ママのお店に行って
そうめんチャンプルを持参したタッパーに詰めてもらい、
待っている間に一杯飲んで帰宅。
食べて帰るほどゆっくりしていられない。
知り合いが「相棒」というドラマに出演するので
9時までに帰らないと！


帰り道、豆まきしている子供の声が響いてきた。
思わず自転車をこぐ足が緩む。
「うちわ～そと」
ヘッ⁉︎、なになに、空耳
「うちわ～そと」
今度は頬が緩んだ。