「届きました」
本当は、もし売れずにいたら、いづれ何処ぞの博物館に寄贈しようと思っていたので、その期間が早まっただけの事である。
懐に余裕のない「さくらプロジェクト」に
金銭の提示をするには高額すぎて気が引ける。
布探しの旅も散々楽しんだ。
コレクターのタンスの肥やしにお嫁に出した布は数知れず。
そのお陰で食い繋いで来られたのだから、もう良いんじゃないかな。
明日の生活に支障があるほど困ってはいないが、老後の年金での生活は殆ど無理な未来が待ってる。
でも、明日がどうなるかの予測がつかないからこそ、今を生きる姿勢で生きてきた。
だから、面白い人生を味わってる。
まぁ「ジェットコースター人生」と友人知人には思われているみたいだけど、あはは。
他にもまだ、クメール絣やラオスの織物、
こちらは大きなスーツケースの中にある。
価値の分かる人にはお宝、
でなければ、ただのボロ布だから、
この世にいるうちに行き先決めておかないとね。