明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

巨人相手に先勝

2014-04-25 23:59:24 | 2014年
4月25日(金) マツダ
広島 7 - 3 巨人
○篠田(2勝1敗)、H中田(2勝4H)、一岡、永川
本:丸(5号)、ロサリオ(1号)


 カープは幸先良く初回に先制。堂林の四球を足がかりにエルのタイムリーで杉内を攻める。杉内は調子に乗せてしまうとドンドンピッチを上げてくるので、とにかく攻めるなら序盤。そういう意味ではとても大きな先制劇。

 ただし、巨人打線も簡単にはいかない。先発の篠田の調子はどちらかと言うと良い方。初回は簡単に巨人打線を三者凡退に退ける。しかし落とし穴は1点リードの3回、橋本のヒットから投げる球、投げる球ことごとく弾き返され、一挙3失点で逆転を許す。


 DeNA、ヤクルトと調子の上がらないチーム相手に勝ち越してきたが、いよいよここが本当の力があるか否の見せどころ。
 逆転を許した直後の3回裏、堂林のレフトオーバーの2塁打で反撃の狼煙をあげると、1死後丸がライトスタンドに豪快な一発で即同点。


 再び振り出しに戻ったゲームは5回にまたしても堂林の四球からチャンスを作るとエルの犠飛で勝ち越し。緊迫したゲームの流れを大きく引き寄せたのは6回の守備から。篠田は先頭の長野をアンラッキーな内野安打で出塁を許し無死1塁。続くロペスの打球は右中間へ。頭を越されそうな打球を丸が背走し、フェンス際で見事にキャッチ。抜けていれば一気に巨人に流れがいってしまう場面でビックプレー。さらに阿部はゲッツーに仕留め結果的に無失点に抑える。

 このプレーで流れを引き寄せたカープはある意味自然な流れで追加点。キラの代わりに1軍にあがって3試合目のスタメン・ロサリオが初HRで杉内をマウンドから引きずり下ろす。「勝負あり」とまでは言えないが、展開からしてほぼ勝利を確信。


 それでもいつ爆発するかわからない巨人打線だが、7回1死後、中田にバトンタッチすると今日も強力中継ぎ陣が8回一岡、9回永川で締めて巨人に先勝。


 篠田は3回だけストライクが真ん中に集まり、巨人に集中打を浴びるが、それ以外のイニングは完璧とは言わないまでも、要所を締め7回途中まで3失点と好投。


 明日の巨人の先発は大竹。とても楽しみな一戦だ。今の調子なら打ち崩せそうだが。


17勝6敗