ドラフト会議

　昨日のドラフトの結果、以下の選手の交渉権を獲得

　１位　野村　祐輔（明治大学）　投手
　２位　菊池　涼介（中京学院大学）　内野手
　３位　戸田　隆矢（樟南高校）　投手
　４位　土生　翔平（早稲田大学）　外野手
　※育成枠で４名指名

　野村、土生と言えば忘れもしない２００７年甲子園準優勝の広陵のエースとキャプテン。特待生問題が大きく取り沙汰された夏の甲子園で県外出身の選手を多数有する広陵と純県内選手の公立高校・佐賀北高校の決勝は圧倒的に佐賀北にエールが送られる中、４点リードの８回にまさかの満塁ＨＲを浴びるなどで逆転され広陵は優勝を逃した。ＨＲを浴びる前、１死満塁で１ストライク３ボールから野村が投げたど真ん中の球を球審がまさかの「ボール」の判定で押出し。この判定に広陵中井監督が会見の席で異例の辞任覚悟の審判批判をしたのは記憶に新しい。
　
　その野村と土生が再び広島を舞台に活躍するのを想像すると頼もしい。野村は東洋大学藤岡・東海大学菅野と並んで「ビッグ３」と呼ばれ、競合が避けられないだろうという見方の中、藤岡と東海大甲府高校の高橋に３球団が指名に踏み切り、カープは野村の単独での一本釣りに成功。
　２位の菊池は大学内野手ではトップクラスの評価ということでひそかにこちらにも期待。ただし、カープの次世代内野陣はサード堂林、ショート安部、セカンド庄司といった具合に揃ってきているのでどこに割って入っていけるかも注目。

　それにしても、今年のドラフトも４人の指名でカープが一番に終了。相変わらずお金をかけない獲得スタイルに変わりなし。「カープは若手を育てるのがうまい」とよく言われるが、いわゆる「鳴り物入り」の選手でない磨けば輝く「原石」を発掘することはうまいが、決して「若手の育て方」がうまいとは言えない。その証拠にドラ１で獲得しても１軍登板のないまま退団した選手は数知れず。８年前のドラフト獲得選手などはもはや白浜くらしか残っていない。要するにそれが「選手層の薄さ」に反映している。

　今回の野村に関しては「鳴り物入り」の部類に入るが、去年の斉藤佑樹同様で野村は投球フォームも綺麗で完成された感がある。これ以上の「ノビシロ」については若干不安はあるがその不安を振り払うピッチングに期待したい。
　マエケン、福井、野村、今村の若手で投手王国の復活を期待したい！

全日程終了

１０月２５日（火）１８時００分　マツダ
広　　島　０００００１０００　　１
ヤクルト　００００００００２　　２
●前田（１０勝１２敗）

　「だからやめとけばいいのに！」と思わず叫んでしまったサヨナラの瞬間。マエケンの登板は結果的にサヨナラを食らっただけにダメージも多ければ、ただ『疲労感』と『虚脱感』が増すだけで何の意味もない登板。これだけはやって欲しくなかった！すでに奪三振のタイトルは決まっているし、ここにきて中４日登板に何の意味があるのか。本人が投げたいといっても説得するのも監督業。しかもこんな時に９回２死までノーヒットピッチングと絶好調。「無安打で代えるわけにはいかなかった」と監督コメント。大野コーチまで「本当は７、８回で代えたかった」と…。代えることを前提の登板ならハナから登板させるべきではなかった。なんとも後味の悪い最終戦だ。

　今日の敗戦で６０勝７６敗８引き分けで全日程が終了。今日のような策もない、ビジョンもない、行き当たりばったりの采配は年間通して展開されたわけで、選手は現有戦力でよく戦った方。
　来期の改革はまずスタッフ陣からと思った矢先に「コーチ陣全員留任」の発表が先日されたばかり。カープベンチで今年象徴的だったのは笑顔のなさ、これは特に監督に表情によく表れていた。よほどベンチの雰囲気が悪いことが見て取れる。その証拠に高コーチが指揮をとった２試合は非常にベンチが明るかった。監督と選手間の溝が大きいように感じる。相思相愛でカープ再建に乗り出したはずの野村監督と大野コーチも監督が起用法に口を出しすぎることで、すでに崩壊しているという情報も。
　おまけにここに来て栗原・廣瀬のＦＡ問題も勃発。
　来期、戦力的には楽しみな反面、その戦力を活かしきれないだろうスタッフ陣を考えると早くもＡクラス入りに黄色信号。そもそも、栗原が代打専門職の浅井・町田の指導をきけるだろうか、キャッチャー陣が植田の指導を受け入れることができるのか。かつてカープのキャッチャーで唯一３割を打った西山氏は今は宙ぶらりん。「よそにとられる前に」と言う考え方はないのか。そろそろ外部招聘も含めて球団には考えを改めてほしい。
　でないと、この先数年は優勝はおろかＡクラスすら期待できない。

今シーズンを象徴する地元最終戦

１０月２４日（月）１８時００分　マツダ
阪神　００００００２００　　２
広島　０００００００００　　０
●今井（１勝２敗）

　最後の地元戦くらいは派手にいって欲しいものと願ったが、結果は期待とは真逆で超貧打戦。とても８月まで２位争いをしていたチームとは思えない試合内容（といっても借金の中での低レベルな争いだったが…）。阪神投手陣の前にまさかの１安打零封負けの寂しい地元最終戦。今季０－１というスコアを何度みただろうか、策も何もなく、ただ投げて、打って、走って…のしょぼい内容。消化試合にふさわしく若手をどんどん起用するわけでもなし。何がしたいの？野村監督！

　一方観客動員数は１５０万人を超して史上３番目に多かったということだが、黒字経営に喜ぶ球団経営者を見るのはもう飽きた。ファンはそんなところに喜びは見いだせない。新球場も３年目でグッズ販売や球場の新しさだけを目当てに来る客頼みの経営には限界があるはず。来年もこれが続くとは思えない。
　”強いカープ”が再生すれば自ずとファンは球場に足を運ぶはず。どうしてそこに気付かないのか経営陣。「嶋・１７年目の初サヨナラヒットＴシャツ」や「白浜・初安打初サヨナラヒットＴシャツ」、「福井・初登板初勝利Ｔシャツ」…。こんなものに頼った経営はもう飽きた。

　続くと思う？

１年５ヶ月ぶりの勝利

１０月２３日　１４時００分　マツダ
阪神　０００００００００　　０
広島　００００１０００　　　１
○大竹（１勝１敗）　Ｓ今村（３勝８敗２Ｓ）

　最近の投球を見ていると○星がつく日も近いなと感じていたが、今日の大竹のピッチングも圧巻で７回を無四球０失点。怪我をして、野球ができない日が続いて、やっと投球というか野球が分かってきたような感じ。来期も継続して欲しい。
　
　もう一つ嬉しいニュースは９回を３者三振に抑えた今村。タイプとしては先発型だが、来期にサファテがいたとしても、いつまでも外国人に頼るわけにもいかないし、国産の抑え投手は絶対必要な訳で、もう一年くらいはセットアッパーで起用して、いずれはストッパーという構想も良いかも。

　打点王争いの栗原は、相変わらずガチガチの打撃で打点はおろかヒットすら打てずに２試合を残すのみ。ちょっと厳しいか…。

　打撃陣では安部が先発出場。先制に繋がるライト前ヒットとサードを強襲（記録はサードのエラー）する打球を右へ左へ打ち分ける。守備では１つエラーをおかしたが、その後すぐに三遊間を破りそうな打球に飛びついて捕球すると素早い送球でアウトにする等軽快な動き。来期この選手を１年間見てみたい。

ローテは守った

１０月２２日（土）１８時００分　マツダ
阪神　０２２０２００１０　　７
広島　００００１００００　　１
●福井（８勝１０敗）
　
　先発福井は今シーズンを象徴するかのような四球からの失点で最終戦を飾れず。課題はまだまだありそうだが、１年間ローテーションを守ったことは評価できる。
　　
　注目の奪三振争いは阪神・能見に苦戦して１点しか奪えず完投で負けたものの、奪われた三振は「５」でマエケンの奪三振王はほぼ確定。
　
　一方、打点王争いは新井が１追加で栗原との差は５と開く。その栗原は気負ったせいか、全く打つことができず、ここに来て失速。残り３試合、ここまで来たら開き直ったバッティングを期待したい。

勝つには勝ったが…

１０月２０日（木）１８時００分　マツダ
中日　００００００１００　　１
広島　０００００００１１　　２
○梅津（３勝１敗）

　優勝を決めた中日の先発メンバーは以下の通り。
　　１　谷
　　２　大島
　　３　堂上剛
　　４　佐伯
　　５　平田
　　６　福田
　　７　堂上直
　　８　松井
　　９　久本　

　一方カープの先発はマエケン。注目は先日能見に８つの差をつけられた奪三振。立ち上がりから快調に飛ばしたマエケンはほぼ２軍相手の中日打線からバッタバッタと三振の山を築き７回で１５奪三振。中日がメンバーを落としてくれたことはマエケンにとってはラッキー。逆に能見に７つの差をつけた。能見の次回はカープ戦なのでその時にはぜひ打線はマエケンを助けてあげたい。

　その打線…。こちらも２軍レベルの久本→矢地→小川→小熊→山井のほぼ中日ファンでないとわからないような継投の前に全くやる気が見えずに沈黙。好投のマエケンを援護できず。
　
　８回裏１軍で活躍のチェンが救援で出てくるとバーデンのHRで追いつき、さらには９回裏そのチェンから白浜がプロ入初安打となるサヨナラタイムリーで勝利。よくわからない…。

　マエケンは７回で降板したが、TV解説の池谷と浩二は共に中４日で２５日のヤクルト最終戦を睨んでの交代と説明したが、能見には７つの差をつけてやるべきことはやったので、ここは全く無理をさせるところではない。あとは能見に越されたらそれまでということで今季の登板は控えて欲しいところだが…。
　野村ならやるだろうな…。

５位確定

１０月１６日（日）１８時００分　甲子園
広島　０００００００００　　０
阪神　０００００００２　　　２
●大竹（１敗）

　打線は今シーズン何回目だろうか？またしても０に抑えられ敗戦。マエケンと奪三振のタイトルを争う能見を打ち崩せず、しかも８つの三振を奪われマエケンのタイトルをアシストできず…。当然栗原に打点もなし。　

　明るい材料としては復帰後ここ数試合好投している大竹が今日も安打を許しながらも要所を締めて２失点。先日から「急速へのこだわりを捨てた」とコメントしてきたが、今日は１５０ｋｍをマーク。順調に回復して来期に期待したい。

　その大竹が８回に作ったピンチを３番手の青木が救うことができずに失点を許すわけだが、今シーズン７４試合目の登板の青木の疲労度を考えると優勝、ＣＳ、４位という可能性がなくなった今、無理をさせる必要は全然ない。むしろ、たとえ失点したとしても大竹が自ら作ったピンチをどう抑えていくのかを見てみたかった。
　勝つに越したことはないが、来期を見据えた采配を監督にはお願いしたい。

　今日の敗戦で３年連続の５位が確定。


　来期の想像を少ししてみると、もちろんマエケンを柱にバリントン、大竹、福井、これに早々と今秋のドラフトでドラ１表明している野村（広陵準優勝→明治大学）の抽選を勝ちとり、さらには黒田の復帰までくるとかなり先発陣は楽しみ。ここにジオ、それから篠田、ソリアーノ、齋藤、中村のサウスポー組からの台頭。抑えはもちろんサファテ、セットアッパー候補の筆頭に今村（タイプとしては先発）とくれば早くも来期が楽しみ。
　あとは打線か。一度レギュラーという観念は捨て、横一線で誰が本当に適しているのか再構築する必要性がある。どうもぬるま湯体制が蔓延しているように見える。梵や倉、石原あたりはもっともっと競わす必要がありそう。キャッチャーが特に弱いので、倉、石原を脅かす活きの良い若手のキャッチャーの台頭を期待したい。会沢や白浜がその筆頭格だろうが、本当に「できるキャッチャー」ならすでに定着していてもおかしくない。７年経ってやっと初出場程度のレベルならさほど期待はできそうにない。高卒１年目の磯村あたりに出てきてもらって早く倉あたりに引導を渡して欲しい。



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バリントンも２００回達成

１０月１５日（土）１８時００分　甲子園
広島　００１００１０　　　　２
阪神　００００００　　　　　０　（７回降雨コールド）
○バリントン（１３勝１１敗）　

　先日のマエケンに続いてバリントンも２００イニングをクリア。喜ばしいことか、はたまた他の先発陣がふがいないしわ寄せがマエケンとバリントンにきているのか…。
　いずれにしろ１チームに２人の２００イニング投手がいながらこの位置にいるのもどうも納得ができない。

　試合はここにきて３連勝。最後の悪あがきでもなんでも良いので見所ある試合を期待したい。

　注目の打点王は先日の試合で阪神・新井が１試合４打点と稼いで栗原は２位に後退。ただし、まだまだその差は１なので諦めずにやって欲しい。

《訂正》
　先日のマエケンの２年連続２００イニング達成はカープでは初と書いたが、過去に川口が記録していた。元祖タフガイ。１試合で２００球投げたなんて言う記事は子供の頃よく目にした新聞記事。　
　それにしても最近の投手は１００球前後で「疲れ」が来るのは何故だろう？答えは簡単でそういう前提での練習しかしていないのだろう。それはその個人個人が悪いのではなく、野球がそういうものに変わってしまったのだろう。「時代」といってしまえばそれまでかもしれないが。

２試合続けて完投

１０月１２日（水）１８時００分　マツダ
横浜　０００００１０００　　１
広島　２００１００００　　　３
○福井（８勝９敗）

　昨日のマエケンに続いて福井が完投。こんな戦い方がシーズン前半～中盤にかけてできていたら中継ぎ陣の負担を大幅に軽減できたのに…。と、今さら嘆いてもしかたがない。　
　もっとも横浜が相手だと実力を計る目安にはならないか。

　それにしても今日の福井は四球の悪癖が息を潜め、１四球で失点１のナイスピッチング。やはり潜在能力は高いと判断したい。
　ここまでマエケン、バリントンと１年間ローテーションを守ったことは評価したい。あと２イニングにせまった規定投球回数（１４４回）もぜひクリアして欲しい。

　この３連戦は初戦こそ落としたものの２、３戦目は快勝。こんな試合運びが横浜以外の相手のできるかどうか、残り７試合でぜひ見せて欲しい。

　
　余談ではあるが、毎年「○○試合連続安打！」という記事を見る度にドキドキ（ヒヤヒヤ）してしまう。弱冠２２歳の高橋慶彦が１９７９年に樹立した３３試合連続安打は３２年間未だに破られていない記録。イチローですらマリナーズでの２７試合が最高ということを考えればいかにすごい記録かよく分かる。
　その記録にこの度挑んだのがマートン。ヒットを量産し一気に首位打者にかけあがったが、連続試合安打は本日３０試合でようやくストップ。今年も慶彦の記録は破られそうにない。いつかは破られるだろうが、「いつ」、「誰に」というのも非常に興味がある反面、いつまでもその記録保持者が慶彦であって欲しい。

遅ればせながら

１０月１１日（火）１８時００分　マツダ
横浜　０００００００００　　０
広島　１０１１０００４　　　７
○前田（１０勝１１敗）

　今シーズン１番のピッチング。７回２死まではノーヒットノーランのマエケンは２安打完封で横浜打線を寄せ付けず。タイトル争いは栗原の打点のみかと思ったが自己最多の１３奪三振のマエケンは能見に並んでトップへ躍り出た。

　残り９試合での１０勝目は遅いと言えば遅いが、それ以上に評価したいのは２年連続での２００回投球イニング達成。過去に２年連続の２桁勝利は北別府、佐々岡、紀藤、黒田、ルイスそしてマエケンとエース格ばかりが名を連ねるが、２年連続で２００回を投げたのはマエケンがカープでは初。あのタフな黒田でさえ成しえていない記録なので充分評価できる。

　更なる飛躍を来シーズンに期待する。

横浜相手でも…

１０月１０日（月）１８時００分　マツダ
横浜　２０１００００００　　３
広島　０００００００００　　０
●今井（１勝１敗）

　せっかくの与えられたチャンスを活かすことができない。先発今井は初回無死満塁のピンチを招くと、２死までこぎつけたものの先制の２点タイムリーを浴びる。四球絡みであまりに失点内容が悪すぎる。１軍では厳しそう。

　打線も横浜相手に消沈。全く”やる気”が感じられない。

　現在８９敗で最下位独走中の横浜相手なのにどっちが最下位かわからない試合内容。これぞ消化試合という典型的な試合。

　早々にラジオを消すことが増えてきた…。

連敗は８で止めたが…

１０月７日（金）１８時００分　神宮
広　　島　０００００００００　　０
ヤクルト　００００００１０　　　１
●ジオ（３勝７敗）

１０月８日（土）１８時００分　神宮
広　　島　２００１０００２２　　７
ヤクルト　０００１０２０１０　　４
○青木（２勝４敗）　Ｓ今村（３勝７敗１Ｓ）

１０月９日（日）１８時００分　神宮
広　　島　１０２００００００　　３
ヤクルト　００００２００１１　　４
●今村（３勝８敗１Ｓ）

　中日とヤクルトが激しい首位争いを繰り広げている中、カープはこの時期お決まりの来期を見据えた戦いと個人タイトルの興味くらいしかなくなってしまった…。

　前田智を登録抹消して白浜をスターティングメンバーで起用したり、松山を相手投手の右左に関係なく起用したり。松山は８日には決勝ＨＲを放つなどそこそこの活躍は見せているが勝負所でまだまだ弱さが残る。ただ、長打がないチームの中にあってＨＲを打てるパンチ力は魅力。

　もう１つ嬉しいニュースは大竹に復調の兆し。先日の書いたように怪我以降急速にこだわりを捨て、コントロール重視の丁寧なピッチングは来期も継続して欲しい。９日には先発して１００球を投げれたのでまずは一歩ステップが踏めたと言うことか。

　タイトル争いでは打率はマートンが驚異のペースで安打を量産。長野を抜いて一気にトップに躍り出る。３位の栗原には厳しい争いになりそう。ただ打点は追ってくる畠山・新井に３つ差をつけ依然１位。期待できるタイトルはこれくらいなのでぜひ獲得して欲しい。

福井の悪い癖

１０月６日（木）１８時００分　名古屋ドーム
広島　００００００００３　　３
中日　０２２００１００　　　５
●福井（７勝９敗）

　先発の福井はまたしても発病。素晴らしい立ち上がりを見せ初回を０点でに抑え、乗っていけるかなと思った矢先の２回、何の前触れもなく自滅。２つの四球のあとピッチャー相手にも四球で満塁とし、荒木にタイムリーを浴びる。
　３回も２番手今井が四球が絡みで失点。その後のことはラジオを消したので知らない…。

　８回まで３安打に押さえ込まれた打線は９回にちょっぴり反抗、無死満塁から３点を奪うが、それが精一杯。

　あまりに散々な内容で７連敗…。

泥沼５連敗

１０月４日（火）１８時００分　名古屋ドーム
広島　０３０１０００００　　４
中日　０２１００３００　　　６
●バリントン（１２勝１１敗）

　策がない…。この連敗中は同じようなことの繰り返しで今日も決定打が出ずにもたもたしている間に逆転を喫し、逆転されたと同時に反撃する力もなく敗戦。これで２つの引き分けを挟んで５連敗。しかも決まって中盤までは競り合いながらも終盤に崩れ落ちていく展開。
　
　先発バリントンも好投しても援護がない試合が続く中で今日は４点の援護をもらいながらも守りきることができずに７試合勝ち星なし。味方の得点直後の失点は痛い。

　ただ、問題はやはり打線。幸先よく３点を先制したものの、４、５、６回と続けて先頭バッターを出しながらも奪った追加点は１点のみ。相手の山井、２番手久本ものらりくらりの投球でつけ入る隙は充分にあったにもかかわらず自ら流れを中日に引き渡す。

　終盤は前回の中日戦同様で浅尾、岩瀬の前になすすべなくお手上げ状態…。

泥沼５連敗

１０月４日（火）１８時００分　名古屋ドーム
広島　０３０１０００００　　４
中日　０２１００３００　　　６
●バリントン（１２勝１１敗）

　策がない…。この連敗中は同じようなことの繰り返しで今日も決定打が出ずにもたもたしている間に逆転を喫し、逆転されたと同時に反撃する力もなく敗戦。これで２つの引き分けを挟んで５連敗。しかも決まって中盤までは競り合いながらも終盤に崩れ落ちていく展開。
　
　先発バリントンも好投しても援護がない試合が続く中で今日は４点の援護をもらいながらも守りきることができずに７試合勝ち星なし。味方の得点直後の失点は痛い。

　ただ、問題はやはり打線。幸先よく３点を先制したものの、４、５、６回と続けて先頭バッターを出しながらも奪った追加点は１点のみ。相手の山井、２番手久本ものらりくらりの投球でつけ入る隙は充分にあったにもかかわらず自ら流れを中日に引き渡す。

　終盤は前回の中日戦同様で浅尾、岩瀬の前になすすべなくお手上げ状態…。