明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

去年の二の舞になるのか?正念場!

2013-08-30 11:12:39 | 2013年
8月29日(木) マツダ
広島 0 - 2 DeNA
●中村(1勝5敗)、久本、横山、永川


 前の日に大竹で星を落としているので、何としても負けられない1戦。しかし、打線が奮起することもなく、散発0点で2試合続けての零封負け。先週までの繋がりが一気に影を潜め、去年何度も見た光景に遡ったようだ。

 去年と同じ道を辿るのか、それとも違った姿を見せることができるのか、これから先の戦い方で「またか…」となるか「去年の反省(経験)を活かせた…」と言えるかが変わってくる。
 実質3位争いをしている中日はここにきて3連勝で1.5ゲーム差まで詰め寄ってきた。

 そんな中でも、投手陣の整備は平行して行わないとならないところだが、この日も中村を4回で降板させた。1失点にもかかわらずだ。正直、中村にしろ、中崎、戸田、武内あたりは5、6回を3失点くらいに抑えてくれたら上々だ。あとは打線が打てるか打てないか勝負の分かれ目のはずだが、こう早々と代えられたのでは、いったい誰を将来的な先発として育てていくのか?

 マスコミ報道では、4回降板がえらく「勝負の継投」などと呼ばれ、褒めたたえられているようだが、それは巨人のような強くて、戦力が豊富なチームが、たまにやるからこそ大きく取り上げられようことであって、カープに至ってはそんなレベルにない。

 ここのところのカープは4人以外は3~4回で降板している。それに、4人だって毎回毎回完投できるわけではない。実際火曜日のマエケンだってリリーフに託している。 そうであれば、中継ぎにかかる負担の方が心配。横山や今井は肩に不安を抱えながら毎日ブルペン入り。永川も怪我持ち、ミコに関しても実際に今シーズン何回か登録抹消になっている。今村にいたっては過去3年分の疲労の蓄積に今年のWBCで早調整…。

 結局、毎回毎回同じようなことの繰り返しなので、先発陣が育たなかったのが今の現状であり、これに至ったのは野村監督の失策以外の何ものでもない。
 とは言えいまさらバタバタしてもしょうがない。これからの中日との一騎打ち(?)が見ものだ。

 
52勝62敗2分

良い流れは途切れたが…

2013-08-29 12:12:27 | 2013年
8月28日(水) マツダ
広島 0 - 2 DeNA
●大竹(7勝8敗)、久本、ソコロビッチ


 野球は点取りゲーム。つまり点を取られなければ負けはない。今日の大竹は一時の不調を見返すには充分過ぎる内容。7イニングの内、6イニングはノーヒットピッチング。ただし4回だけテンポが狂い、自らのエラーも絡んで2失点。

 一方DeNAは5人のピッチャーをつぎ込みカープ打線をシャットアウト。いくら大竹が好投を見せてもわずかな隙を見せた大竹の負け。相手の投手陣が上回ったということ。

 ここ2週間の4本柱登板日の勝利と言う流れは途切れたが、もちろん4人が登板した日全てに勝てるわけがない。だからこそ4勝2敗ペースを保つためにも今日の中村が大事。ここ数試合不本意な投球が続いているだけに今回がラストチャンスと思って、生き残りをかけた熱い投球を見せてほしい。



52勝61敗2分

好調の原因は?

2013-08-28 10:27:47 | 2013年
8月27日(火) マツダ
広島 8 - 1 DeNA
前田、○永川(3勝1敗6ホールド)、今村
本:石原(5号)


 ここにきて選手の表情が明るい。ベンチの雰囲気も非常に良い。それに平行するかのように成績も6連戦を4勝2敗ペース。
 なぜ、突然ここまで変わったのか勝手に考えてみるに、もしかして内部的に監督人事について何らかのアクションがあったのではなかろうか。もし、野村監督の続投がないことが選手たちに伝達されたと考えれば、「もうこの指揮官の顔色をうかがいながらプレイしなくていいんだ」と思った選手たちが生き生きとそしてノビノビとプレイしているのではないだろうか。
 勝手な憶測ではおるがそうあってほしいと願う。

 その好調ぶりに拍車をかけたのが堂林の離脱。もし先の憶測がただの憶測であって、このまま、3位確定→CS進出→野村監督続投なんてことになったとしたら、この指揮官はよほどの強運の持ち主だ。一生懸命可愛がった選手が抜けたことでチームが好調となればあまりにも皮肉な結果だが…。

 はたしてどうなるか来期の監督。すでに地元では勝手な予想が飛び交っている。山本浩二、内田2軍監督の昇格、緒方コーチ…、はたまた、もう一つの勢力、そして栄光の背番号2…、いずれにしても、例年ならすでに何らかの発表がなされているはず。この時期に何もないということは、水面下では色々と動きがあるのは確かなようだ。

 さて、好調カープは 中6日でマエケン。ここのところ中6日でピッチャーをまわせているのも良い傾向。そのマエケン、立ち上がりこそ不安定で1~4回までは毎回ランナーを出すが、ピンチで本領発揮、ギアチェンジ。特に初回の満塁のピンチでは中村紀、多村を連続三振。
 7回を無失点で切り抜ける。ちなみにこれで8月は30イニングを投げて1失点と驚異的な数字。

 マエケン以上に良かった相手のベテラン三浦をなかなか打ち崩せずにいた打線がマエケンに応えたの4回。3塁にランナーを置いてキラの犠牲フライで先制。
 
 この投手戦が動いたのはマエケンがマウンド降りた後の8回。永川がブランコにタイムリーを浴び同点。これでマエケンの白星は消える。

 しかし、その裏。代打・天谷のヒットを足掛かりに相手のフィルダースチョイスやエラーも絡んで勝ち越すと、松山・赤松・木村にタイムリー、とどめは石原の3ランでDeNAを突き放し、終わってみれば快勝。

 これでマエケンに勝ち星はつかなかったものの、今週も幸先よく白星スタート。借金も気が付けば8となっている。天谷や赤松、木村と言った選手が腐らずやってきたことは褒めたいし、先の憶測の通りであれば、アピールするの野村監督でなく別の誰かだ。大いに躍動し、CS進出よいうより、まずは借金返済に向けてもうひと頑張りしてもらいたい。


52勝60敗2分

守備の乱れから…

2013-08-26 12:18:07 | 2013年
8月25日(日) マツダ
広島 4 - 5 ヤクルト
戸田、今井、H横山(1敗11ホールド)、H永川(2勝1敗6ホールド)、●今村(、バリントン(7勝9敗)、永川、ソコロビッチ、今村(2勝4敗3セーブ17ホールド)、ミコライオ
 

 1点を挙げて1点差に迫り、さらに1死1、2塁、打席にはキラ。またとないサヨナラのチャンスもあえなくセカンドゴロゲッツーで試合終了。やはり3連勝は簡単ではない。

 そもそも試合をややこしくしたのは守備の乱れから。1点リードの8回表、1死1、2塁で打席にはこの日引退を発表した宮本。簡単なセカンドゴロをゲッツーを焦った菊池が捕球から送球のまでの動作の中でボールが手につかずオールセーフで満塁。残ったランナーをタイムリーと犠牲フライで返され逆転を許す。
 さらに9回表には2死2塁から打ち取ったサードゴロを安部が一塁へ悪送球で2塁ランナーが一気にホームイン。
 9回裏の追い上げがあっただけに結果的には痛いミス。痛くないミスなんてあるわけないが…。
 これでカープの失策数はリーグ断トツの89。ちなみに最小の阪神は40。

 先発の戸田は2回1/3で交代。たしかに四球の連続から1発を浴びる等苦しいピッチングではあったが、これでは何のための先発かわからない。先日も書いた通り全試合に勝てるわけではないし、4勝2敗がカープの精一杯の力。であれば、ある程度失点しても投げさせなければ成長にも繋がらないし、このままでは5、6番手のピッチャーなんて出てくるわけがない。結局いつまでも4人に頼ってしまうことになる。 
 事実2週間で8勝4敗、8勝は4本柱の時。そもそも、こんなことはシーズンの前半にやっておくべきことで、この時期はある程度整った形で戦っているのが理想。滅茶苦茶な投手起用で育成に力を注がなかったことがここにきて自分たちの首を苦しめる結果になっている。 


51勝60敗2分

2枚でしっかり白星

2013-08-25 17:10:16 | 2013年
8月24日(土) マツダ
広島 9 - 2 ヤクルト
○バリントン(7勝9敗)、永川、ソコロビッチ、今村
本:キラ(11号)、岩本(5号)

 相手は今シーズン5戦して5敗を喫しているルーキー小川。ここらへんで一矢報いて欲しい。

 初回に先制され、またしても悪い流れを引きずるかとあんじたが、その裏すぐ逆転。キラに一発。3回には廣瀬と木村のタイムリーで5得点。小川をノックアウト。
 その後も4回には梵のタイムリーで追加点。7回には岩本がダメ押しの一発で試合を決める。
 ちなみにこの日も木村はタイムリーを含む2安打。

 

51勝59敗2分

チームにとってはプラス?

2013-08-24 11:25:26 | 2013年
8月23日(金) マツダ
広島 6 - 2 ヤクルト
○野村(8勝4敗)、横山
本:梵(5号)

 シーズンの残り試合数は33試合。これを今の2勝1敗のペースでいけば22勝11敗で72勝70敗とプラスに転じる。ここまでいけばCS進出へ最低限の成績を残した言えなくもないが、はたしてこのペースを維持できるか?

 今週もマエケン、大竹で○、中村で●のペース。野村でバリントンでしっかり○を作っておきたい。
 その野村は昨年終盤失速した反省を踏まえてか、夏場にきて調子をあげている。この日も巨人に勝ちこして広島に乗り込んできたヤクルトを8回2失点。目下絶好調のバレンティンにこそHRを喫してしまったが好投。

 先日の中日戦で死球を受けて負傷した堂林は骨折と判明。おそらく今シーズンは絶望だろう。彼にとっては不本意かもしれないが、CSを目指すチームにとっては好材料かもしれない。

 堂林の代わりにサードで先発した木村がこの日も先制点のお膳立て。3回、先頭で内野安打での出塁を足がかりに菊池、丸がそれぞれタイムリー2塁打、とどめは梵がレフトスタンドへ特大の3ラン。
 ちなみに木村はその後のタイムリーを含み今日も2安打の活躍。

 3年前は怪我で戦線離脱した梵の代わりにショート、2年前は怪我の東出に代わりセカンド、そして今年は堂林に代わってサードをしっかりこなしている。そういう苦労人が活躍すると無性に嬉しい。今後も彼の活躍に期待したい。

 

50勝59敗2分

全試合勝てるわけないのに…

2013-08-23 09:57:46 | 2013年
8月22日(木) 名古屋ドーム
広島 1 - 3 中日
●中村(1勝4敗)、今井、永川、ソコロビッチ
本:菊池(7号)

 カープの先発は中村。1点をもらった立ち上がり、2死から四球、ヒット、四球で満塁のピンチを招くとあっさり逆転の2塁打を浴び、1-3とされる。
 
 試合はこのまま動きもなく、昨年10月以来の1軍マウンドの川上に今季初白星をプレゼント。

 それよりもよくわからないのは投手起用。中村を3回3失点でスパっと諦め、今井にスイッチ。ある程度ロングリリーフかと思ったら1イニングで交代、永川をマウンドへ。現状横山と並んで今村や他のピッチャーよりも信頼できる永川をビハインドの場面で2イニング投げさせ、さらにはソコロビッチも2イニング。どうもよくわからない。

 もちろん、全ての試合に勝つに越したことはないがそれは100%無理。巨人ですら無理。時期が時期だけに負け試合を避けたい気持ちはわからなくないが、勝ちにいって勝てるチームならこんな位置にいるはずはない。

 であれば、中村の3イニング交代は解せないし、先に中崎も2軍に落としていることも理解できない。先週はいわゆる4本柱で4勝、中崎、中村で星を落としている。6勝0敗でなとダメなのか、現有戦力で4勝2敗ならよく戦っている方だと思うし、またこれがカープの精一杯のような気がする。ましてや、その4人だって常に勝てるわけではない。

 おそらく、これで中村は降格か。中崎の代わりにあがった戸田が、バリントン、野村の次におそらく日曜に登板になるはず。昨日リリーフした今井が来週木曜日の先発か。であれば中6日あるのでもっと投げさせても良かったのではないか。それとも今井をまた中継ぎをやらせ、敗戦処理をやらせ、そして先発させ、さらには先発で結果が出ないと苦言を呈すといったことの繰り返しになるのか。
 選手が憐れだ…。
 

49勝59敗2分

いぶし銀の活躍

2013-08-21 21:50:25 | 2013年
8月21日(水) 名古屋ドーム
広島 6 - 3 中日
○大竹(7勝7敗)、H横山(1敗11ホールド)、H今村(2勝3敗3セーブ17ホールド)、Sミコライオ(2勝4敗19セーブ5ホールド)
本:キラ(10号)、梵(4号)

 1回の攻防でお互い3点を取り合い、乱打戦を予感させる出だしだったが、2回以降は互いにバッタリ。大竹、西川共に好調とは言えないまでもなんとかスコアボードに0を並べる。

 試合が動いたのは7回表。梵の2塁打を足掛かりに1死1、3塁としたところで、木村がセーフティスクイズを見事に決めて勝ち越し。さらに大竹に代わる代打・岩本も続いて2点差。
 8回にも木村がタイムリーで試合を決定づける。

 昨日死球を受けた堂林に代わってサードに入った木村が打っては2安打2打点、守備でもファインプレーと躍動。まさに欲しかったのはこれ。わけの分からないレギュラー特権とやらで堂林にこだわり続けてきたが、実力や実績で彼よりも上をいく選手達は出番をまだかまだかと待ち望んでいたはず。「怪我の功名」というわけではないが、せっかく堂林が負傷してくれたので今のうちに代わる選手は実力を見せつけてほしい。

 決して堂林が嫌いなわけではない。将来的には出てきてもらわないといけない選手だとも思っているが今はまだそのレベルにない。木村や他の選手を見て堂林にも発奮材料にしてもらい、さらには競い合い、そこから勝ち上がってこそ、はじめて「レギュラー特権」を得るもの。

 堂林の怪我が癒えたら即「7番・サード」というのだけは御免こうむりたい。ベンチで悔しい思いをさせるのも1つの指導。
 もっとも本当は内田2軍監督の指導力に任せた方が堂林は成長しそうだが、指揮官にはその気がないようなので…。
 

49勝58敗2分

正念場の3連戦

2013-08-21 12:17:54 | 2013年
8月20日(火) 岐阜長良川
広島 6 - 0 中日
○前田(11勝5敗)、ソコロビッチ、今井
本:石原(4号)

 CS進出へ大きな山場となる目下の敵・中日と0.5ゲーム差で迎えた3連戦。
 まずはエースをたてて初戦を取る。マエケンはほぼ完璧なピッチング。初回こそ自身のエラーもあって1死3塁のピンチを招くも、ここを切り抜けると後は特に危なげもなく7回を無失点。

 打線も早々にマエケンを援護。2回石原のタイムリーで先制すると、5回にも石原がホームラン。石原が地元で躍動。その後も加点し結果6得点で中日相手にまずは先手。

 これで中日とは1.5ゲーム差で3位をキープ。中日の後ろには同じく1.5ゲーム差でDeNAが追走。ここで3連勝でもすれば一気に優勢に立てるがはたしてどうなるか。注目。

 
 と、ここまでは一般的な見方。
 やはり借金を10を抱えたままCSなんてどうでもいいし盛り上がる理由もない。パリーグでは最下位のオリックスですら借金9。公平性と言う面でもやはり?マークがついてしまう。

 カープはここにきてルイスを抹消し、ミコを再び1軍に上げてきた。ルイスに関してはシーズン序盤に全く日本野球になじめず2軍落ち。2軍で取り組み方を見直したのかどうかはわからないが、再昇格後にはチームに溶け込もうとする姿勢も見え、それと同時に打撃の調子も上げてきた。1番に定着してきたかと思った矢先に不可解なスタメン落ち。疑問には感じていたが、ハナから野村構想ではキラ+外人投手3人という思惑があったための試しだったのかはわからないが、いずれにしてもルイスも納得がいかないだろうし、その気持ちで再び躍動するとは考えにくい。こうやってまた1人、選手を潰していくのか…。

 幸い代わって1軍にあがり、1番に抜擢の天谷が3安打放つなど好調。最近感じるが、指揮官はブラウン政権をよほど否定したいのか、長い間天谷や小窪を干してきた。逆にブラウンがある意味見限っていた梵や前田あたりは重宝している。
 打たれても打たれても、「抑えは彼しかいない」と愚直なまでにこだわった永川もしかりだ。最近の永川の活躍を見て、ここにきてブラウン遺産に頼らざるを得ない状況は笑えてくる。
 外人は期待外れ、自身が育てようとした堂林は全く成長を見せず、大野が築き上げ昨年だいぶ良くなってきた投手陣を今年再度崩壊させた。結局自分が残しているものは何もないと言っても過言ではない。

 この辺で潔く身を引いていただきたい。
 


48勝58敗2分

5割をキープしているが…

2013-08-19 13:48:46 | 2013年
8月15日(木) 京セラドーム
広島 3 - 1 阪神
中村、横山、ソコロビッチ、●永川(2勝1敗4ホールド)

8月16日(金) 横浜
広島 5 - 2 DeNA
○野村(7勝4敗)、H横山(1敗10ホールド)、S今村(2勝3敗3セーブ15ホールド)

8月17日(土) 横浜
広島 6 - 4 DeNA
○バリントン(6勝9敗)、H永川(2勝1敗5ホールド)、H今村(2勝3敗3セーブ16ホールド)、Sミコライオ(2勝4敗18セーブ5ホールド)
本:岩本(4号)、松山(8号)

8月18日(日) 横浜
広島 2 - 6 DeNA
●中崎(2勝7敗)、岩見
 

47勝58敗2分

初回で勝負あり

2013-08-14 21:04:56 | 2013年
8月14日(水) 京セラドーム
広島 7 - 1 阪神
○大竹(6勝7敗)、ソコロビッチ


 カープは初回に鮮やかな先制パンチ。というか大乱調の岩田に襲いかかる。
 ルイスヒット、菊池2塁打、丸内野ゴロの間に1点、キラタイムリーで2点目、廣瀬ヒット、小窪のライトフライで2塁ランナー進塁、堂林の打席で廣瀬盗塁、堂林は四球、石原2点タイムリーで4点目、大竹タイムリーで一挙5点を先制。
 これで勝負あり。

 あとは先発の大竹が8回を1失点。大竹は約3か月ぶりの白星。
 前日のマエケンの完投、今日の大竹8イニングと中継ぎ陣を休めたいところでの2人のピッチングはありがたい。明日の中村にも2人に続いてほしい。

 

45勝56敗2分

もはやマエケン頼み

2013-08-14 09:35:57 | 2013年
8月13日(火) 京セラドーム
広島 2 - 1 阪神
○前田(10勝5敗)
本:丸(13号)
 

 先週の火曜日と全く同じマエケンvsメッセンジャーの対決。先週の記事でメッセンジャーの防御率は№1と書いてしまったが、それはスタンリッジの間違い。しかし、目下絶好調であることには変わりない。

 前回は丸のサヨナラ犠飛で1失点で敗戦投手になっただけに、相手もリベンジに燃えているに違いない。
 
 しかし、その出鼻をくじいたのはまたしても丸。初回2死から先制の一発。前回は好投のマエケンに勝ち星をつけることができなかっただけにマエケンには幸先の良いプレゼント。

 マエケンはこの1点で充分かと思わせるピッチングで阪神打線を翻弄。倉のタイムリーで2点目を挙げたところで勝利は確実と思われたが、9回2死から一発を浴び1失点。それでも完投で4年連続の2桁勝利をマーク。

 カープはその前回の同じ対決に勝利して以来1週間ぶりの勝利。その間4敗1分け。それにもかかわらず今日の勝利で3位浮上ということは中日はじめ他のチームも似たり寄ったりの成績だったのだろう。

 プロである以上あくまで目標は「優勝」のはず。野村謙二郎も就任時には「「やるからには優勝!」と豪語していたが、威勢の良い発言はどこへやら?
 いつの間にかマスコミの洗脳なのかどうかはわからないが、多くの解説者達まで目標は「CS進出」になっている。そもそも借金が10以上もあるチームがCS進出なんて制度で良いのだろうか。
ましてや、もしもCSにでも出てしまって、それでいてどこかのトップがその「手腕」を評価して、「来期も続投」なんてことだけは絶対にあってほしくない。
 例年なら、オールスター前後には「続投」」の発表が出されているにもかかわらず、今年は指揮官の進退にはまだ触れられていない。なんらかの通達が出ているような気はするが、「CS進出」=「来季続投」だけは勘弁してほしい。

 

44勝56敗2分

勝てない!

2013-08-12 09:00:12 | 2013年
8月11日(日) マツダ

●中崎(2勝6敗1ホールド)、岩見、梅津
本:キラ(9号)
 
 点差ほど悪い試合ではなかったがやはり巨人には勝てない。1枚も2枚も相手が上手。
 先発中崎は立ち上がりが乱調。先頭の坂本へのストレートの四球を皮切りに送りバントもあって2死2塁とするが、阿部にも四球で1、2塁としたところで長野にライト前に運ばれ先制点を与える。

 3回には村田に一発を浴び2-0。ただし、その後は立ち直り、粘り強く、ランナーを出しながらも巨人打線を抑える。

 早い回に1点でも2点でも返しておきたい打線は4回にこの日最大のチャンスを作る。1死1、3塁とし、打席には岩本。粘りに粘ってフルカウントとし、9球目。1塁ランナーはスタートをきり、岩本が打った打球はワンバウンドで2塁ベース横のショートゴロ。スタートをきっていたにもかかわらず、「ここでしかダブルプレイにならない」というところに打球が転がり、巨人からしたら注文通りのダブルプレイ。
 結果的にはこのワンプレイが勝敗を分けた。
 
 その後、キラの一発で一時は1点差とし、そのまま試合は8回まで進んだが、中崎が力尽きる。無死満塁としたが、ショート安部の好守でホームゲッツーを奪い、いったんは巨人の流れを断ち切ったかに見えたが…。
 しかし、続く寺内に今度は逆に粘りに粘られ、11球目をセンター前に弾き返されこれまで。

 たしかにこの中崎vs寺内の勝負は見応えがあったが、粘った結果がダブルプレイだった岩本と貴重なタイムリーだった寺内。チームの勢いがそのまま出たような結果だ。
 もっともカープは巨人と同じ9安打を放ちながら、かたや6得点、かたや1得点。これでは勝てるはずもないか…。


43勝56敗2分

巨人に勝ちきれない

2013-08-12 08:52:31 | 2013年
8月10日(土) マツダ
広島 5 - 5 巨人
バリントン、岩見、Hソコロビッチ(2敗2ホールド)、永川、H横山(9ホールド)、今村
 
 TV&ラジオ観戦なしなので、細かいことは触れない。
 0-4から7回に杉内に集中打を浴びせて一挙5得点で逆転。その1点のリードをミコの登録抹消&今村の不調で抑え役が回ってきた永川だったが守りきれず9回に同点。
 試合はそのままドロー。
 

43勝55敗2分

選手起用に問題あり

2013-08-10 11:29:27 | 2013年
8月9日(金) マツダ
広島 4 - 5 巨人
野村、H横山(8ホールド)、●ソコロビッチ(2敗1ホールド)、今村
本:丸(11、12号)
 

 序盤はカープペース、後半は巨人ペースとはっきり分かれた試合。といっても、カープの自滅に近いが…。

 カープは初回、丸の先頭バッターホームランで先制、3回にも丸の2打席連続HRで主導権を握る。

 しかし後半に入ってジリジリと巨人に迫られる。4-0の6回にまずは高橋由のタイムリーで1点を返されると、7回には長野に2点タイムリー浴び1点差。

 そして、魔の8回。
 先頭バッターのなんでもない3ゴロを堂林が1塁へ悪送球。これはリーグ最多を独走する19個目のエラー。
 それよりもこの回カープは守備固めで逃げ切りを図っている。ショートに小窪に代えて木村、ファーストにキラに代えて岩本を入れているが、エラー王はそのままサードのポジション。そこへもって先のエラー。代える人間を間違っている。ここまで堂林にこだわる理由がわからない。CSはどうでもいいということか。

 この回無死2塁から、続くバッターに四球。さらに送りバントで1死3、2塁。続く坂本の打球はライナー性のレフトへの浅い飛球。難しい体制で捕球した廣瀬はすぐさま中継のショートへ送球。一方明らかにスタートが遅れた3塁ランナーの鈴木は帰塁後すぐにスタート。タイミングは完全にアウトだが、中継の木村の低い送球を倉が落球して同点。

 さらにさらに、続くバッターはセカンドゴロに打ち取り、なんとか同点で凌いだかと思った矢先、球審が3塁ランナーのホームインを認めている。ソコロビッチのセットポジションが静止してなかったということでボーク。
 結局これが決勝点。

 いろいろ言いたいが結局のところ、サードのエラーが全ての原因と言ったところか。
 指揮官は堂林のエラーには触れずに、キャッチャーの倉に対して「捕らんといかんな…」と。それはそうか、堂林のエラーに言及することは自分の采配への非を認めていることになるので、口が裂けても言えるわけないか。
 
 

43勝55敗1分