明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

全日程終了

2014-10-07 09:54:06 | 2014年
10月6日(月) マツダ
広島 1 - 4 巨人
●前田(11勝9敗)、中崎

 
 色々書きたいが勝った巨人が強かった。3厘差でもカープの上をいった阪神が強かったということ。



試合前の練習風景


 ただ、残念だったのは余裕のある試合展開にしてこの男の最後のマウンドを見たかった。









74勝68敗2分

キャッチャーがダレると試合を壊す

2014-10-02 00:09:10 | 2014年
10月1日(水) マツダ
広島 2 - 4 阪神
●大瀬良(10勝8敗)、永川、中崎、戸田、ミコライオ、中田
本:ロサリオ(14号)




 勝てば2位が確定する試合。選手のモチベーションも上がっている事だろうが、それが裏目に作用。ミス、ミス、ミスのオンパレードで大事な試合を落とした。

 球場での観戦だったが試合前の大瀬良の投球を見た時点で不安を抱かざるを得なかった。というのもボールのコントロールが全くできていない。嫌な予感がした。


 その立ち上がり、1死からランナーを許し、さらに1、2塁とされたところでマートンに先制のタイムリーを浴びる。球速も146kmくらいしか出ていない。これで阪神打線を抑えるのは厳しい。

 2、3回はいずれも先頭バッターに四球。その3回にはワンバウンドの球を会沢が後逸。さらにバックネット方向にテンテンとボールが転がっている間に1塁ランナーに一気に三塁まで進まれてしまい、続く鳥谷にはあっさりセンター前に返される。
 ちなみに8回にもワイルドピッチで1塁ランナーの3進を許し直後に決定的な追加点を奪われてしまう。1試合に2つも同じようなミス、しかも軽率と言わざるを得ないようなミスがこのシーズンの最後で出たのは非常に残念。

 記録はワイルドピッチになるが、キャッチャーが取れないようなクソ暴投、あるいはワンバウンドした球が全く違う方向に跳ね上がるといったようなボールでない限りはそのほとんどはピッチャーではなく、キャッチャーの責任だ。キャッチャーがしっかり止めないとピッチャーは安心して低目に投げることはできない。もっともそれを「ワンバウンドを投げるピッチャーが悪い」なんて思うキャッチャーがいたらそれはもはやプロではない。高校生でもそんなことはありえない。

 その会沢、2回にも三振ゲッツーで悠々アウトのタイミングにもかかわらずセカンドベース前で送球がおじぎ、福留を刺せない。


 そして極めつけは4回。全体的にミスだらけの試合だったが、この回に一気に凝縮されたようなあり得ないプレイの連続。
 先頭の福留にヒットを許すも、続く新井をショートゴロ。ゲッツーと思ったが菊池が1塁に悪送球で1死2塁。鶴岡がヒットで1、3塁。バッターは能見。そして強い打球を打たれたもののピッチャーゴロ。捕球した大瀬良が3塁ランナーを三塁ベース方向に追い込みサードの梵に送球。ここまでは良い。梵が本塁方向に追いかけていき、本塁に送球しようとするとなんと、会沢が三本間の1/3くらいのところで待ち構えているではないか。会沢は新井にうまくかいくぐられ、梵は送球できず追いかけることしかできなかったがもちろん追いつけるはずもなく1点を奪われる。
 このプレイ、今日の新聞はどこを見ても”梵のミス”となっているが、会沢が走者につられて三塁方向に動かず、本塁上で待っておけば何のことはなくアウトだったプレイ。はっきりいって会沢のミス。
 ただ、もっと言えば強い打球を捕球した大瀬良がセカンドゲッツーを狙えばなんのことはなくダブルプレイでチェンジだった。もちろん会沢も悪いが、その前に大瀬良の判断ミスも痛かった。


 試合は2-4の8回裏。丸の2塁打でチャンスメイクし、バッターはエル。一番の勝負どころだったが結果は四球。正直この四球がいらないことだった。1、2塁とチャンスを広げた結果にはなったが、ここでオスンファンを登板させることになり後続を断たれた。エルでなんとかしたかった。
 そのまま9回も抑えられ逃げ切りを許してしまう。
 

 
 残る試合は5日の巨人戦のみ。勝てば2位、負ければ3位が確定する。相手はCSへの調整も兼ねているところにおそらくマエケンとなるのでなんとしても勝って2位を確定したい。


74勝67敗2分

投手陣、最後の頑張りを

2014-10-01 00:55:16 | 2014年
9月30日(火) マツダ
広島 7 - 6 ヤクルト
九里、戸田、江草、中田、○中崎(2勝3敗1S10H)、Sミコライオ(1勝1敗24S7H)
本:松山(7号)

 カープは劣勢からのスタート。九里が初回に2点を奪われいきなり追いかける展開。それでも3、4回で4点を奪い逆転。
 しかし中継ぎ陣が踏ん張れない。2番手戸田は畠山に同点弾を浴びるなど2失点。再び勝ち越した直後の6回には江草が出したランナーを中田が返され1失点。7回には中崎も失点し6-6の同点。
 8回に菊池のタイムリーが出てこれが決勝点。最後はミコが逃げ切り辛勝。

 
 阪神はDeNA相手に敗戦。これで阪神からしてみれば明日のカープ戦に勝つしか2位の望みがなくなった。明日カープが勝てばその時点で2位が確定。敗れれば5日の巨人との最終戦に勝つしかない。
 それにしても、大量点を奪いながら、出す投手出す投手がことごとく打たれているカープに対し阪神はメッセンジャーが1失点で0-1での敗戦。CSを見据えれば阪神の方が有利なような気がしてならない…。


74勝66敗2分

あまり試合内容は良くない…

2014-09-29 23:34:44 | 2014年
9月29日(月) マツダ
広島 12 - 9 ヤクルト
ヒース、中田、江草、○永川(3勝4敗1S15H)、中崎、ミコライオ
本:エルドレッド(37号)、会沢(10号)


 カープ、阪神共に勝ってゲーム差は変わらず。
 
 試合は乱打戦。18安打9点のヤクルトに対し、14安打ながら12点を奪い勝利。エルはその内5打点。ここにきて再び調子をあげてきたのは頼もしい。一気に打点は102となりゴメスの108に迫ってきた。

 菊池はこの日4安打。山田が2安打を放ち、試合のなかった大島と184本で並んだ。こちらからも目が離せない。


 それにしても試合内容は散々。これでCS決戦は厳しい。
 

73勝66敗2分

並ばれた

2014-09-29 09:11:19 | 2014年
9月28日(日) マツダ
広島 1 - 3 ヤクルト
●福井(4勝5敗)、江草、戸田、永川
本:丸(19号)


 阪神とゲーム差0.5、ここにきて投手と打線が全く噛み合わない。CSを地元で戦えるかどうか微妙な状況になってきた。  

 それにもかかわらず、打線は再三の好機を作りながらことごとく0点。特に1回は先制された直後に無死満塁のチャンスを作りながらも4、5、6が抑えられる。その後もチャンスを作りながら結局奪った点は丸の一発のみ。
 
 
 カープは3連敗でゲームのなかった阪神とはいよいよゲーム差はなくなり、わずかに勝率の差で2位。残りは阪神が3試合、カープが4試合。去年はカープが3位だったが上り調子でCSを迎え、勢いそのままに阪神を圧倒したが、今年は貯金こそあるが、チームの調子は下降線。去年とは全く逆パターンだ。この状況を打破する起爆剤となる人間が現れないと厳しい立場に立たされた。


72勝66敗2分

連日凡ミスで流れを相手に渡す

2014-09-28 01:21:55 | 2014年
9月27日(土) マツダ
広島 4 - 6 中日
前田、ミコライオ、●中崎(1勝3敗1S10H)
本:ロサリオ(13号)


 カープは試合を有利に進めながらも逆転負け。1点を先制されたマエケンだが調子自体は良い方。打線は5回にロサリオの逆転2ランを含む3得点。その後マエケンは1点を失うものの8回を2失点でミコに繋ぐ。

 しかしミコが誤算。いきなり2者連続ストレートの四球でピンチを招くと高橋にはタイムリー2塁打を浴び同点を許す。ここでミコから中崎にスイッチ。
 敬遠気味に満塁としたところで前日同様大きなミスが勃発。三俣の三塁ゴロを捕球した梵がそのままサードベースを踏んで本塁へ送球。余裕でアウトのタイミングだったが、石原が何を勘違いしたのか、梵がサードベースを踏んだことが分からずタッチプレーの場面にもかかわらずフォースアウトと勘違いし三塁ランナーの生還を許す。これで勝ち越される。

 9回裏、一時意地でなんとか追いつくが、10回に中崎が力尽きる。高橋と三俣にタイムリーを浴びここまで。

 阪神が勝ったためその差はいよいよ0.5になった。なんとしても2位キープはしてほしい。



72勝65敗2分

負けてGの優勝

2014-09-27 08:56:55 | 2014年
9月26日(金) 甲子園
広島 3 - 4 阪神
九里、●戸田(4勝2敗6H)、中田、中崎


 巨人が勝ってカープ負ければ巨人の優勝が決まるこの試合。カープは苦手の藤浪から初回、菊池ヒット→盗塁→丸タイムリーで先制。4回には松山のタイムリーで追加点。ただしこの後がいただけなかった。無死3塁でバッターはロサリオの場面、藤浪の投球がワンバウンドして、キャッチャーが少しはじいている間にエルが本塁を狙うがタッチアウト。紙一重かもしれないが、アウトカウント、打者、状況、自分の走力を考えれば何も無理して突っ込む場面ではない。阪神とはCSであたる可能性が充分にあるし、ましてや苦手藤浪だけにこの辺はきっちり修正してもらいたい。

 その後、1点を追加し3-0とするが、好投そ続けていた九里が6回につかまる。3本の単打で1点を失ったところで戸田にスイッチ。しかし、その戸田が福留に逆転3ランを浴びてしまい、試合はそのまま阪神に逃げきられてしまう。


 一方、ハマスタでは巨人がDeNAを破って3年連続の優勝を決めた。残り試合数の関係でこのDeNAの敗戦でカープのCS出場が決定。ただ、ここ数年の成績からしたら充分な数字かもしれないが、やはりCS出場にあまり価値が見いだせない。今年も終戦といった感の方が強い。


72勝64敗2分

澤崎以来のルーキー2桁勝利

2014-09-25 21:30:50 | 2014年
9月25日(木) 神宮
広島 9 - 1 ヤクルト
○大瀬良(10勝7敗)、池ノ内、江草
本:鈴木(1号)、梵(8号)、石原(4号)


 カープは1番に入った鈴木誠也がプロ入初HRを先頭バッター初球HRで先制。さらに菊池がエラーで出塁、丸左中間にタイムリー、エルがヒットで繋ぎ梵が右中間に2点タイムリー3塁打。初回に4点を先制。

 投げては大瀬良が7回を1失点で10勝目。打線の中押し、ダメ押しにも恵まれスイスイ。大瀬良の10勝に目が行きがちだが1番に入った鈴木は5-4で2本の2塁打の内、どちらかが3塁打になっていればサイクル安打と言う固め打ち。
 辞任を表明した内田2軍監督の申し子がここにきて力を発揮か。ある人は「堂林よりも鈴木の方が良い」とずいぶん前から言っていたがこれは来年以降期待ができるかもしれない。
 

72勝63敗2分

大敗

2014-09-25 12:12:16 | 2014年
9月24日(水) 神宮
広島 3 - 12 ヤクルト
●野村(7勝8敗)、篠田、小野
本:菊池(11号)、丸(18号)、石原(3号)


 CSはほぼ確定しているカープ。個人的にはさほどCSに興味はないが、チームとしてはまずは1stステージで誰が使えるのかを見極めるための戦いにもなってくる。
 そういう意味では先発の野村は黄信号。3点の援護をもらいながらも味方のミスでズルズルいったり、相手投手にタイムリーを浴びたうえに、気落ちしたところで3ランを浴びるなど散々。この結果では1stステージは難しいだろう。
 

71勝63敗2分

シーズン勝ち越し決定

2014-09-24 12:18:29 | 2014年
9月23日(火) 神宮
広島 7 - 2 ヤクルト
○ヒース(3勝)、九里、戸田、中田
本:梵(7号)、ロサリオ(12号)エルドレッド(36号)


 カープは3連勝。チームは13年振りに5割以上を確定させた。阪神はここに来てもたついており差は2.5。巨人は順調にマジックを4まで減らしているので優勝は間違いない。貯金をいくつ作ってシーズンを終えるか、来年に向けても大きな残り10試合となる。


71勝62敗2分

対DeNAは2勝1敗

2014-09-24 12:11:18 | 2014年
9月19日(金) マツダ
広島 5 - 8 DeNA
●大瀬良(9勝7敗)、篠田、小野
本:エルドレッド(34号)


9月20日(土) マツダ
広島 3 - 1 DeNA
○福井(4勝4敗)、H中崎(1勝2敗1S10H)、Sミコライオ(1勝1敗23S7H)


9月21日(日) マツダ
広島 3 - 2 DeNA
前田、○戸田(4勝1敗6H)、Sミコライオ(1勝1敗24S7H)
本:エルドレッド(35号)


70勝68敗2分

優勝が遠のく敗戦

2014-09-17 08:41:54 | 2014年
9月16日(火) マツダ
広島 1 - 7 巨人
●野村(7勝7敗)、戸田、中田、篠田、今井


 この試合に勝ったからと言って優勝が厳しいことに違いはないが、この敗戦で再び5ゲーム差。巨人のマジックは10まで減った。選手はもちろん可能性がある限り諦めるわけにはいかないが、ファン目線で言えば正直「もう無理じゃろ…」という感じか。

 
 初回に1点の援護をもらった野村はテンポ良い投球を見せるが6回に落とし穴。長野に2塁打を浴びると3塁に進まれた後、坂本にタイムリー2塁打とこれまでの粘りのピッチングが嘘のようにあっさり失点。ランナーを残したままスパッと交代。
 
 しかし、代わった戸田が阿部を打ち取るも続く左のアンダーソンに四球を与えてしまう。これで歯車が狂ったのか続く右の村田に2点タイムリーを浴び勝ち越される。
 野村を早めの継投で代えるくらい慎重(?)な采配をするなら、右の村田の場面でさらに戸田を交代するくらい徹底して抑えにいっても良かったがいまいち勝負に出ているのか、もっと先に勝負の場面があるとふんでいるのかよくわからない采配。
 いずれにしても、この村田のタイムリーが優勝を遠ざける大きな一打となってしまった。あとは代わるピッチャー、代わるピッチャーがそれぞれ失点を重ね、終わってみれば7失点。巨人に圧倒されてしまった。


 カープは優勝戦線から取り残され、気づけば阪神が再び2.5差ですぐ後ろ。正直言ってCS出場はたいして興味がないが、せめてシーズン2位はキープしてほしい。


68勝60敗2分

先手!

2014-09-16 12:47:41 | 2014年
9月15日(日) マツダ
広島 4 - 0 巨人
○前田(11勝8敗)、ミコライオ
本:ロサリオ(11号)

 
 正直3ゲーム差以内で迎えたかった1、2位決戦。でももはや優勝するためには勝ち続けるしかない。巨人からしてみれば少々負けてもあまり痛くないことを考えれば厳しい3連戦になりそう。


 その初戦を任されたのはマエケン。前回登板で復調の気配がうかがえたがこの日も好投。初回こそフラフラしたが、0で切り抜けるとあとはスイスイ。8回を2安打無失点で4点の援護を危なげなく守りきる。


 巨人に対しまずは先手。何が何でも3連勝したい。


68勝59敗2分

巨人にくらいつきたかったが…

2014-09-16 12:16:29 | 2014年
9月12日(金) 甲子園
広島 2 - 8 阪神
●福井(3勝4敗)、今井


9月13日(土) 甲子園
広島 17 - 5 阪神
○大瀬良(9勝6敗)、永川
本:堂林(7、8号)、田中(8号)


9月14日(日) 甲子園
広島 0 - 5 阪神
九里、●中田(9勝7敗17H)、永川


 カープは阪神に1勝2敗と負け越し。巨人との差が5まで広がった…。


68勝59敗2分

天谷ならではの痛い走塁ミス

2014-09-11 21:52:33 | 2014年
9月11日(木) マツダ
広島 1 - 2 中日
ヒース、●永川(2勝4敗1S15H)、中田、中崎、戸田


 1点をカープは8回、先頭キラが四球で出ると代走に天谷。次打者の小窪が送って2塁としたところで代打に中東。1打同点の場面だったが結果はサードゴロ。さらに、三塁手が1塁に送球したと同時に2塁ランナー天谷が3塁へ突進。しかし、これは余裕のタッチアウト。これで意気消沈。
 前日レフトで大ファインプレイしたかと思えば今度は大チョンボ…。天谷らしいと言えば天谷らしいが、結果的には大きなミスとなってしまった。

 ただ、天谷1人の責任ではなくこの日は打線が幾度となくチャンスを作りながらも得点できなかったことが敗因。打ってもダメなら何かを変えたいという天谷の心意気は買いたい。
 初回の1、3塁、6回1点を返した後のなお満塁のチャンス、7回の満塁、そして8回とことごとくチャンスを潰して築いた残塁の数は10。これでは勝てるわけない。


 カープが負けて、巨人が勝ったためゲーム差は4に広がり再び巨人にマジック16が点灯。


66勝57敗2分