明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

守りから!

2014-07-23 23:24:53 | 2014年
7月23日(水) 神宮
広島 4 - 2 ヤクルト
戸田、永川、河内、中田、Hミコライオ(1敗16S5H)、○一岡(2勝2S12H)、S中崎(1S)
本:田中(5号)、丸(13号)


 前回登板でプロ初勝利を手にした戸田。ローテーションの一角を担えるかどうかをうらなううえで大事な一戦。あわせてここから先、最低限2勝1敗ペースは維持していきたいチームにとっても今日の勝敗は再び勢いを得るか否かの一戦。


 先制はヤクルト。初回にバレンティンに犠牲フライを浴びる。しかしカープは直後に田中の一発で追いつくと、2回以降落ち着きを取り戻した戸田は5回まで2つの四球を与えるがノーヒットピッチング。
 しかし、6回1死から再びバレンティンに右中間スタンドに運ばれ勝ち越しを許す。さらに1、2塁のピンチを招き、ここで永川にスイッチ。代わった永川が中村にライト頭上へ運ばれるがここでビックプレイ。ライトの中東がこの打球を好捕すると完全に超えたと思ったランナーが帰塁できずに1塁へ送球しダブルプレイ。

 8回には1死2塁のピンチでレフトへの打球をエルがダイビングキャッチ。これで流れを掴むと試合は1点ビハインドのまま9回の攻撃。先頭の丸が昨日に続く2試合連続のHRをレフトスタンドに運び同点に追いつく。その裏には再び中東がライトフライをファインプレイ。
守備面から流れを掴んでいく。

 延長11回表。簡単に2死を取られるが途中出場の赤松がセンター前ヒットで出塁すると続く田中の初球に盗塁を決める。1ボールからの代打廣瀬が敬遠気味の四球で1、2塁とすると、前の勝ち越しの場面で凡退した会沢がしぶとくライト前へ。ライトは前進守備をしていたが2塁ランナーの赤松の足が一瞬先にホームベースに入り勝ち越し。さらにこちらも途中出場の木村もタイムリーで続き勝負あり。


 カープは今シーズン延長戦9戦負けなし。何よりもディフェンス面から流れを掴んだことは褒めたい。本塁打数は現在1位でやたら打撃が目立っているようだが、あくまでそれに至るまでに守備面がしっかりしていくことが肝心だし、開幕直後はそれで勝ってきた。
 相手が巨人だろうが阪神だろうがこのスタイルは続けてほしい。


44勝39敗1分

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2014-07-24 09:38:44
この失速気味の2ヶ月間で、一番いい形の勝利だとおもうよ。
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そうですね (washi)
2014-07-24 10:11:00
個人的には7月2日の巨人戦も良かったと思いますが、特にこの試合は守備がさえていました。巨人、阪神相手にも同じような試合ができると良いですね。
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