明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

完敗

2014-04-15 23:11:39 | 2014年
4月15日(火) マツダ
広島 2 - 8 阪神
●野村(2勝1敗)、九里、今村、西原
本:エルドレット(4号)


 巨人を3タテ、5連勝と勢いに乗る2位阪神と今季初対戦。首位として迎え撃つ。はずが、先発の野村がピリッとしない。初回先頭バッターを四球で歩かせると結果無失点でしのいだもののこの回34球を有す。2回もランナーを出しながら無失点で抑えるが1~4回まで毎回のように先頭バッターを出塁させる。
 それでもなんとか阪神に決定打を出させなかったが、1点リードの3回には同点に追いつかれると100球を越えた5回にプッツン。
 大和の2塁打を足がかりに鳥谷には勝ち越しタイムリーを浴びると、新井(弟)には手痛い3ラン。もともと早い直球があるわけはない投手が、決め球が高め高めに入ってしまうと抑えることは難しい。2ストライクまではファールを打たせてカウントを稼ぐことはできていただけに決め球の精度をあげたい。これでは自ずと球数も増えてしまう。信頼を勝ち取るには悪いなりのピッチングが必要。


 試合は6回に1点返すものの2番手九里が7回に2点を奪われ、これがダメ押し。九里はやはり手元で球がよく動いているのか阪神打線のバットの芯をずらすが、その打球がことごとくヒット。藤浪のホームランは余計だったが、不運な面があったことも否めない。もっとも試合の形勢がある程度見えていた場面での登板だったのであまり悲観することはない。次先発した時に期待。


 カープは負けはしたが勝率の差で首位キープ。確かに阪神打線に勢いがあるが、あまり気負うことなく戦ってほしい。

 
9勝5敗