明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

勝ち越し

2014-06-30 22:56:16 | 2014年
6月28日(土) 横浜
広島 4 - 7 DeNA
●バリントン(7勝6敗)、小野、河内、戸田、今村


6月29日(日) 横浜
広島 7 - 5 DeNA
野村、久本、今村、○中田(4勝2敗11H)、Sミコライオ(13S3H)
本:エルドレッド(24、25号)、丸(9号)、会沢(2号)


38勝31敗

●●●●●●●●●○○○○○○○

2014-06-27 23:26:06 | 2014年
6月27日(金) 横浜
広島 6 - 0 DeNA
○前田(7勝4敗)、中田、今村
本:倉(1号)、岩本(2号)


 「これからは先を見ず、目の前の一戦ずつを大事に戦う」

 交流戦終了からリーグ戦再開までの間に発せられた気になる発言。シーズンはまだ半分も消化していないのにはやくもスパートということだろうか?競馬で言えばまだ2コーナーあたりを回ったところ。こんなところからビシビシ馬に鞭を入れるともつわけはない、最後は失速…。前にいく馬をとらえられないどころか後ろの馬に差されるパターンは避けてほしい。
 競馬と野球は違うがはたしてこの発言の裏側にはどういう意図が隠されているのか。
 その2日後。


 「マエケンは中5日で投げてもらう」


 バリントンと共に2人には中5日宣言。先の発言の第一段階はこれか。シーズン半ばで夏を迎えて体力的にも厳しくなるこの時期になぜ自らの首を締め付けるような発言が出るの理解に苦しむ。しかもマエケンは病み上がり…。


 そして迎えたリーグ再開戦。フル回転宣言を受けたマエケンが先発。結果から言うと「さすが」のピッチングで7回を無失点で6連勝に貢献。
 打線も早々にマエケンを援護。先制、中押し、ダメ押しと効率よく得点を重ねる。マエケンもほぼつけ入る隙を見せなかった。

 良いリスタートをきったが、8回裏、点差は6点でマウンドに上がったのは中田。毎回書くがこれでは中田はもたない…。これが「目の前の一戦ずつを大事に戦う」ということか。


37勝30敗

5本目のサヨナラHR

2014-06-22 20:28:55 | 2014年
6月22日(日) マツダ
広島 7× - 4 日本ハム
バリントン、久本、H中田(3勝2敗11H)、Hミコライオ(12S3H)、○今村(1勝)
本:田中(3号)、エルドレッド(23号)、ロサリオ(7号)


 延長10回裏、ロサリオの放った打球はレフトスタンドに一直線。交流戦最終戦をサヨナラ勝利で飾り今シーズン初の5連勝で締めくくる。


 カープは初回に2点先制、2回には田中のHRで試合を有利に運ぶかに見えたが、バリントンが不調。3回に日ハムに簡単に4点を奪われ逆転を許す。それでもエルのHRで同点に追いつくとここから互いの投手が踏ん張り0行進。


 カープは2番手以降、久本が3回1/3、中田が1回2/3、ミコ、今村がそれぞれ1イニングずつ投げ日ハム打線を0封で流れを作り、サヨナラ劇に繋げる。


 交流戦は9連敗もあったが、その後5連勝で終えた。巨人が若干抜けた感はあるが、それでもまだ諦める差ではないのでこの位置をキープしていきたい。リーグ戦再開後はDeNAが相手なので取りこぼしのないようにいきたい。
 

36勝30敗

流れを変えたのは???

2014-06-21 23:43:45 | 2014年
6月21日(土) マツダ
広島 8 - 4 日本ハム
○大瀬良(6勝3敗)


 ルーキー高橋の2試合の体験学習は終了。今年は下で1年間戦える身体を作ることに専念してほしい。


 交流戦は最終カードに突入。9連敗の後は3連勝中、このまま日ハムに連勝でもすれば再び息を吹き返せそうな気もする。その大事な試合を託されたのは大瀬良。


 カープは2回にロサリオの2塁打からチャンスを作り、岩本は三振したがその最後の球がワイルドピッチとなり1死3塁。続く田中の打球はたか~いバウンドの1塁ゴロ。まずは先制と思ったが、ロサリオはまさかの3塁自重。このワンプレーで流れは日ハムに傾く。

 結局この回得点することができず、次の回大瀬良が西川にライトスタンドに運ばれる2ランで先制されると5回にも2点を奪われ4-0。完全に日ハムのペース。


 日ハム先発のメンドーサはナックルカーブを低めに操るセリーグにはいないタイプ。ここまで防御率は2点台で1本もHRを打たれていない。そのメンドーサを打ちあぐねていた打線は2回の得点機を逃して以降点が取れる気がしなかった。

 しかし、5回裏信じられないような攻撃。まず先頭の田中が2塁打で出塁。ここでベンチの策は送りバント。まずは1点ずつと言うことだろうが、4点差、しかも雨脚も強くなっていつ試合が終わってもおかしくない状況で1点を返したところで…とため息をつき、しかも、倉のその送りバントはキャッチャーフライ。

 「こりゃダメじゃ…」と思ったがここから怒涛の攻撃。9番木村がセンター前にタイムリーでまずは1点返し、1番に戻って天谷がライト線に2塁打、菊池がセンター前にタイムリーで2点目。なお2、3塁で丸は四球で満塁。エルがライトに犠牲フライで1点差。ロサリオは1、2塁間へのボテボテのゴロだったがこれが内野安打でついに同点。メンドーサをノックアウト。
 さらに代わった藤岡から岩本がレフトフェンス直撃の3塁打で6-4と逆転。打者一巡して田中はライト前にタイムリー。倉もヒットで続き締めくくりは木村の今日3本目のヒットで8-4。
 打者13人で9本のヒット1イニングに集中させ一挙8得点。倉のバント失敗まで完全に日ハムペースだったが、”あのプレイが流れを変えた”というプレイも見当たらなかったが、しいて言えば木村がつないだというところくらいか。いまいちよくわからなかったが、いずれにしても見事な(?)集中打。


 乱打戦の様相も呈してきたかに見えたが、試合が成立したと同時に雨脚が強くなり、試合はここで降雨コールドゲーム。ラッキーのような気もするが、こういったツキはぜひ味方につけて勢いに乗りたい。
 

35勝30敗

注目対決

2014-06-20 08:50:34 | 2014年
6月19日(木) マツダ
広島 6 - 2 楽天
○前田(6勝4敗)、小野


 昨日1軍に初昇格、即8番DHでデビューした去年のドラ1高橋。昨日は4タコ、そして今日も8番DHでスタメンだったが2打席凡退の後、代打を送られこの2連戦は6-0。印象としてはまだまだ線も細いし、なかなかボールをとらえきれていない。1軍の雰囲気を経験させるにはもう充分なのでもう一度2軍で内田さんのもと、じっくりと育ててほしい。


 試合はマエケンvs松井裕樹の注目対決。結果からいったら4回5四球3失点の松井に対し、8回1失点(自責点は0)のマエケンに軍配。マエケンは脇腹痛で一度ローテをとばしたので中14での登板だったが、新球のカットボールも冴えわたりほぼ完璧なピッチング。今シーズンは調子が今ひとつあがらなかったので、中14日が良い休養になったと信じたい。


 試合はカープが主導権を握ってすすんだが、どちらかというと楽天の自滅。松井の一人相撲やワイルドピッチでの得点といったミスがことごとく得点になった。もちろんミスにつけ込めたことは良いことだが、強い相手になってくるとそうそうミスはしてくれないので、この勝利は沈滞ムードを脱したかどうかの判断にはならない。
 できれば交流戦残り2試合の日ハム戦を勝って終わりたい。幸い野村が7回、マエケンが8回と先発が長いイニングを投げているので次の投手もこれに続いてほしい。


34勝30敗

影のヒーロー

2014-06-18 22:48:47 | 2014年
6月18日(水) マツダ
広島 6 - 1 楽天
○野村(4勝3敗)、久本、中田
本:エルドレッド(22号)、ロサリオ(6号)


 先日のロッテ戦で活躍した天谷は左投手が相手と言うことで今日はベンチスタート。野村監督は天谷に対して「好調をキープしてほしい」とコメントしているようだが、たまに試合に出てはベンチスタートの繰り返しで好調維持とは天谷もなんと難しい課題を突き付けられたものだ。それでも天谷には結果を出すしか道は残されていない。それくらいの危機感をもって試合にのぞんでほしい。(天谷に限らないが…)


 さて試合はカープが効率よく得点。初回に菊池のヒット、丸の3塁打で先制すると、さらに5番のロサリオの犠牲フライで2点目。3回にはエルの2ランと小窪のタイムリー。5回にはロサリオにも一発が出てほぼ試合を決める。


 投手陣も野村が好投。7回を1失点で久しぶりに先発投手に白星。2番手久本、3番手の中田も好投で逃げ切り。ただ、目立たないが、今日のヒーローはその投手陣を引っ張った倉だろう。


 野村に対しては制球を乱した際には大きなゼスチャーで叱咤激励したり、野村、中田といった若い投手には投げやすいような工夫もしていた。2ストライクから石原のような無駄な高めの球の要求もなく、白浜のような単調さもなく、インコースも使い1球1球に意図があった。ピッチャーの良いところを引き出した素晴らしいリードだ。

 38歳が2軍で開幕を迎えたということはそれなりの覚悟をもってのぞんだシーズンだろうが、連敗中野手を引っ張っていく存在がいなかったチームの中にあって倉の存在は大きい。というか、むしろ遅かったくらい。

 
 先日の天谷と言い倉と言い、2軍に甘んじていた選手がここにきて存在感を示している。あとは東出、栗原の復帰を期待したい。


 攻撃陣も投手陣も久しぶりにかみあったナイスゲームも采配面だけは?マーク。というのも5点リードの9回、マウンドに上がったのは中田。ビハインドの場面、同点、僅差、そして5点リードの場面と毎試合毎試合登板…、これではきっともたない。今日の試合で言えば久本を2イニングでもよかったし、あるいは今村や小野、もっと言えば登板機会が減っているミコでもよかった。負けが込んで慎重になりたい気持ちがわからなくはないが中田の選択だけはやめてほしかった。
 何度も言うが今村の二の舞だけは避けてほしい。


33勝30敗

連敗ストップ!

2014-06-15 18:05:42 | 2014年
6月14日(土) QVC
広島 4 - 8 ロッテ
大瀬良、今村、●中田(3勝2敗10H)、久本
本:丸(8号)

6月15日(日) QVC
広島 8 - 5 ロッテ
バリントン、○小野(1勝1敗)、H中田(3勝2敗11H)、Sミコライオ(12S2H)


 昨日の試合、一時逆転してリードを奪うも中田がこらえきれず再逆転を許し黒星。連敗は「9」まで伸びた。ただ、松山に代わって1軍に昇格した天谷が1番に入り、1安打1四球とまずまずの自身の開幕戦。天谷は最後のチャンスかもしれない。ここで活躍を見せないと今シーズンはおろか今後野村政権の内は1軍にあがることはないかもしれないので、何が何でもこのチャンスをいかしてほしい。


 そしてその天谷は今日も1番。ロサリオよりももちろんしっくりくる。その1打席目、石川の直球を捉えた打球は完璧のあたり。右中間スタンドに突き刺さり先頭バッターホームラン。今日のヒットはこの1本だが、四球で出塁した際にも得点にしっかり絡めた。

 
 さて試合はその後カープが追加点を奪うも一時ロッテに逆転される。その逆転のシーンでは三振ゲッツーで完全にアウトのタイミングだったが、2塁ベースに入ったショートの木村が落球。無死ランナーなしのところが、1死2塁となりここからタイムリーにHRと、バリントンの足を引っ張ってしまう形に。また守備の乱れが出てしまった。


 敗色ムードが濃厚だったが、それを振り払ったのがエルの一発。2-5で迎えた6回、1死から天谷四球、菊池、丸の連打で満塁とし、エルが益田から放った打球はボックスクリーン直撃の逆転HR。

 このリードをここのところ不調の中田が2イニングをパーフェクトリリーフ。中東にも2ランが飛び出しロッテを突き放すと、最後はミコが締めて連敗ストップ。

 
 
 カープは9連敗と言う長いトンネルに突入したが幸いにもまだ貯金が「2」ある。ここからもう一度巻き返しを期待したい。天谷が起爆剤になればと願うが、そのためには相手が左投手だろうが好調の間はずっと使い続けてほしい。いずれにしても連敗を止めた次の試合が大事だ。


32勝30敗

また1人脱落

2014-06-14 01:01:51 | 2014年
6月13日(木) 西武ドーム
広島 0 - 7 西武
●戸田(1敗)、中崎、久本


 迷走が続く野村カープ。「何か変えなきゃ」と毎日のように同じような監督のコメントはもはや聞き飽きたが、言っているわりにはその「変えたこと」は打順をいじるくらい。というか、それ以外に「何かを変える」術を知らないようだ。前日の「1番・ロサリオ」は狂ったとしか思えなかったが今日も引き続き1番に抜擢…。
 劇的に何かを変えたいなら、このチーム状態がどん底の今だからこそ、2軍でくすぶっている野村監督が嫌いな天谷、倉(石原の離脱で今日登録された)、栗原、怪我から復帰している東出といったベテラン勢の起用は頭にないのだろうか。外国人頼みでロサリオでも良いが、中継ぎ投手陣のやりくりが厳しい今、強化するならむしろロサリオではなくフィリップス。それに外国人4人が1軍にいなければいけないと言うルールなんてどこにもない。
 どうしても、野手出身監督の性かどうかはわからないが、打線のテコ入れのほうが優先されてしまうようだが、2か月間首位を守ってこれたのは間違いなく投手陣を中心としたディフェンス面。はっきり言って投手は何枚いても良い。「勝利の方程式」で中田、永川、一岡、ミコに頼るのもわからなくはないが、勝っている時にその次の投手の目途を立てていなかったツケが今になってあらわれた。


 さて今日の試合。その苦しい台所事情の中、マウンドを任されたのは去年の8月以来の先発になる戸田。序盤からランナーは出すが要所を締めるピッチングで西武に得点を与えない。


 一方低調な打線は序盤は西武にお付き合い。前回三次で対戦した藤原を打てずに0行進。


 試合が動いたのは4回裏。戸田が1塁にランナーを置いてメヒアに一発を浴び先制を許す。戸田は結局5回を投げて2失点。評価は微妙なところだがまずまずといったところか。ただ、悪いピッチングではなかったのでもう少し見てみたかったが、今日は5回までと決められていもよう。


 それよりも重症だったのが今日の先発候補にも名前が挙がっていた2番手の中崎。6回に登板するとたちまちランナーを2人出塁させ、迎えるバッターは中村。ここで中村にレフトスタンドに運ばれ、勝負あり。


 当然今のカープにこの劣勢を跳ね返すだけの力はないのでここでスイッチOFF。


 後のことは知らないが最終的に中崎は5失点と試合をぶち壊し。さらに悪いことは重なり、松山がライト後方の飛球を追ってジャンプし、着地した際フェンスに激突。左膝靭帯損傷ということでおそらく長期離脱はまぬがれないだろう。カープの中にあって数少ない好調な選手がまた1人離脱することになってしまった。ちなみに石原も右肩痛で抹消。


 これで泥沼の8連敗。いつのまにか貯金も2つになってしまった。


31勝29敗

泥沼

2014-06-12 23:52:56 | 2014年
6月12日(水) 西武ドーム
広島 4 - 5 西武
九里、今村、久本、小野、●中田(3勝1敗10H)
本:エルドレッド(20号)、松山(5号)


 「1番・レフト、ロサリオ」
 堂林の1番もどうかと思ったが、ついにはじまった。キラが不調で降格、代わりにロサリオをあげたのは百歩譲って良いにしても1番って…。
 こうなると誰も手がつけられなくなるぞ…。


 カープは常に劣勢。2点を先制されたがエルのHRで1点差、次の得点がどちらに入るかが大きなポイントとなる試合。その何が何でも欲しい追加点は西武。7回に3本の長短打で2点を追加される。
 これでほぼ試合が決まったかに見えたが今日は打線が久しぶりの粘りを見せ、直後に菊池のタイムリー3塁打、丸の内野ゴロの間、そして松山の同点HRで試合を振り出しに戻す。

 と、ここまでは良かったが、8回、これまで中継ぎ陣を引っ張ってきた中田が打たれて決勝点を与えてしまいカープの反撃もここまで。永川、一岡の離脱で中田にかかる負担も大きくなるが負の連鎖は止まりそうにない。

 
 調子の良い時にイケイケドンドンも良いけど、指揮官だけは常に冷静でないといけないが、いっしょになって一喜一憂して、何も対策を練ってこなかったツケが回ってきたということか。永川、中田、一岡に負担がかかりすぎていたのである程度こうなる時期がくるのはわかっていたはずだが、そもそもこの監督に投手陣のやりくりは無理。


 これで7連敗。最近では試合を聞いて(見て)いてもあまり面白みを感じない。ただ、エルの20号は両リーグ1番乗りでカープの選手が20号1番乗りになったのは1987年のランス以来だというラジオの実況だけが懐かしく心地よかった。


31勝28敗

泣きっ面に…

2014-06-09 23:00:18 | 2014年
6月9日(月) マツダ
広島 0 - 2 オリックス
●野村(3勝3敗)、小野、ミコライオ


 なんとか流れを変えたいカープの先発は1軍復帰の野村。序盤から相手のインコースをうまく使い、ランナーは出すものの得点を与えず打線の援護を待つ。しかし、その打線は相手の松葉の荒れ球に的を絞りきれずとらえることができない。

 試合が動いたのは6回。カープはまたしても守備の乱れから失点。1死から糸井の強烈なセカンドゴロを菊池がはじき、エラーのランナーを許すとそこから1、2塁と攻められ、6番ペーニャに3塁線を破られ2点を先制される。
 カープが放ったヒットは3本のみ。4回に2、3塁とチャンスを作った以外チャンスらしいチャンスはなく、ただタンタンと9イニングをこなしただけの寂しい試合内容。


 これで6連敗。しかも、先日の永川の2軍降格に続き、ここまで中継ぎ陣を引っ張ってきた一岡が右肩痛で今日登録を抹消。連敗のうえ中継ぎのエースの離脱…。浮上どころかますます沈んでいきそうだ…。


31勝27敗

50!

2014-06-09 12:17:13 | 2014年
6月8日(日) マツダ
広島 1 - 8 オリックス
●バリントン(7勝5敗)、戸田、中田、一岡


 タイトルの数字、これはこの5連敗中の失点の数字である。とにかく先発投手陣が早々と打たれ全く試合になっていない。現在ハーラーダービートップタイのバリントンをもってしてもダメ。どころかそのバリントンも序盤からオリックスの猛攻にあい5失点。


 前日は守備に定評のある菊池、そしてこの日も名手木村がエラー。とにかく歯車が全く噛み合っていない。こんな時に救世主は現れるか?そういう意味では再昇格した今日の先発野村に期待。


 5連敗でついに首位陥落。交流戦は最下位。ものは考えようでこんな状況でも奇跡的にまだリーグ内では2位にいる。ここはプラス思考で乗り切ってほしいところだが、さすがにこの状況は厳しいのか、だんだんと監督が動き出した。
 5年間見てきたが、この監督がコチャコチャ動き出すとだいたいドツボにはまっていく。はたして今回はどうだろうか…。


31勝26敗

またまた守備の乱れから…

2014-06-07 20:14:48 | 2014年
6月6日(金) マツダ
広島 3 - 10 ソフトバンク
●九里(2勝3敗)、中崎、今村、梅津
本:会沢(1号)


6月7日(土) マツダ
広島 5 - 16 ソフトバンク
●大瀬良(5勝3敗)、小野、今村、梅津
本:エルドレッド(19号)、岩本(1号)


 昨日は2点リードの3回梵が、今日は初回に菊池がエラー。ルーキーの足を引っ張り、そこから大量失点。九里は9失点ながらも自責点は2。大瀬良もゲッツーでチェンジのところがピンチ拡大からの失点。共に信頼を得るにはこういうところを抑えていかないといけないが、まだそれを求めるのも酷。ルーキーがマウンドにいるのだからバックが盛り上げないと!


 内容についてはノーコメント。今巨人は西武相手にビハインド。巨人が勝てばカープは首位陥落と言うところだが、巨人が勝とうが負けようが時間の問題だろう。


31勝25敗

守乱

2014-06-04 21:08:23 | 2014年
6月4日(水) 札幌ドーム
広島 2 - 6 日本ハム
●前田(5勝4敗)、小野、永川、ミコライオ


 1点リードの5回裏、先頭の大谷の打球はショート後方の飛球。しかしこれを木村と丸とエルがお見合いで2塁打となる。1死3塁後中島の打球はレフト前。ワンバウンドで捕球したエルは大谷のスタートが遅れた見るやいなやバックホーム。いくら何でも間に合うわけがなく、打者走者の2塁進塁まで許してしまう。このランナーを1番西川に返され逆転を許すと、極めつけは2番近藤のレフトへの飛球を目測を誤ったエルがバンザ~イ。続く陽、中田にも連打を浴び、この回6本のヒットと5連打、そして記録に表れないまずい守備で一挙5失点。見てはいられないお粗末ぶり。

 マエケンは最近の傾向だが2ストライクと追い込んでも3つ目のストライクがとれずに苦しむ投球が続く。それに加えて立ち上がりの失点こそなかったが、スイスイいくかなと思った矢先に四球を出したりと今ひとつ調子に乗れない。
 それでも、悪いなりのピッチングができるところがマエケンの素晴らしいところだが、さすがのエースもここまで足を引っ張られては対応はできなかった。


 マエケンvs大谷ということで楽しみにした一戦だったが、あっけなく終わった。6回で10三振を奪った大谷に軍配。


31勝23敗

ノーアウト満塁

2014-06-03 23:12:44 | 2014年
6月3日(火) 札幌ドーム
広島 2 - 10 日本ハム
●篠田(3勝4敗)、梅津、西原、小野


 ノーアウト満塁で最初のバッターがアウトになると何故か無得点のケースが多いことは先日も記したばかりだが、今日も同じケースで反撃の芽を潰してしまった…。

 
 2-5の3点ビハインドで迎えた4回表、逆転を許した直後の攻撃で無死満塁のチャンスを作る。ここで1点でも返せばまだまだわからない展開だったが、先発篠田に代わる代打中東はレフトへの浅いファールフライ。1番にかえって丸はショートゴロゲッツーと最悪の結果に。

 ここで負けを確信しラジオを消した。わずかな期待を抱いて1時間後に再びラジオをつけてみたが2-9となっていたのでまたまた電源オフ。あとのことは知らない。
 

31勝22敗

野球が雑!

2014-06-02 09:49:02 | 2014年
6月1日(日) コボスタ宮城
広島 4 - 1 楽天
○バリントン(7勝4敗)、H中田(3勝10H)、S一岡(1勝2S12H)
本:ロサリオ(5号)

 
 交流戦に入ってから雑な野球が目立つ。パリーグの野球に合わせようとしてウマく歯車が噛み合わなくなってきている感は否めない。それは決してパリーグが雑という訳ではなく、セリーグの中で勝ってきた試合運びを堂々していればよかったのにどうもよそ行に見えてしまう…。


 ところで今ロサリオの株が上昇中。この日も2-1から貴重な追加点とツーランを放って楽天の反撃ムードを打ち砕く(ちなみにこのHRも変化球)。野村監督はミコが戦列を離れている間、打撃重視でフィリップスではなくロサリオを1軍に上げた。ロサリオもHRを放ちその期待に応えているかに見えた。もちろん2度の1軍昇格という短期間の中で5本のHRというのは魅力的な選手ではあるが、守備、走塁に関してはまったく1軍レベルにない。

 この試合でも初回、エルの先制打後1死2、3塁でロサリオはセカンドゴロ。梵が「ゴロゴー」で本塁を狙うが三本間に挟まれる。梵が三塁ベースまで戻ると、今度は三塁ベースに達していたエルが二塁へ戻りだすもタッチアウト。時間的には余裕があるプレイの最中にもかかわらずエルがタッチアウトになると、なんとロサリオはセカンド塁上で余裕のタッチアウト。いったいこの狭殺プレイの間に1塁ベース近辺で何をしていたんだろう?2死2、3塁のチャンスが続くところが一気にチェンジ。

 守備に関しては先日からレフトで打球をポロポロしているのは言うまでもない…。


 今は打撃が好調なだけにあまり目立たないが、これでひとたび不調に陥れば全く使いどころにない選手になってしまう。幸い(?)今日からミコが戦線復帰で再びロサリオの降格が決まった。2軍で守備・走塁を鍛え直してほしいというか、勉強してほしい。バッティングだけでやっていけるほど甘くはない。


 そしてこれはロサリオのせいではないが、もう一つフィリップスでなくロサリオを昇格させたことの弊害が出ている。それは中継ぎ陣に多大な負担がかかっていること。前日にサヨナラHRを打たれた永川は完全に調子を落としているし、さらに前日2イニングを投げた中田はこの日も連投。暑さ30度を越す状況の中でこれは酷。もちろん石橋を叩いて渡りたくなる気持ちもわからなくはないが、3点差ある状況であればベンチ入りしている梅津、小野、西原のいわるゆ負け試合で登板する投手にのいずれかを8回に登板させてもよかったはず。もちろんロサリオでなくフィリップスをあげていればその選択肢もあったはず。
 1年間勝ち試合の継投で永川、中田、一岡に頼りっぱなしと言うわけにもいくまい。であれば、貯金が10ある今だからこそその次の投手を試しておくべきだ。
 3年前、2年前に勝ち試合でも負け試合でも投げ続けた今村は去年から全く精彩を欠いている。中田は今村の二の舞にならなければ良いが…。


 さて走塁ミスにバント失敗、報道によればサインミスもあったとかいう試合はもちろん7回1失点のバリントンの好投によるところが大きいが、ミスにつけ込むことができなかった現在借金10と苦しむ前年覇者のおかげといったところか。

 
 今のような雑な野球をしているとこの後再び対戦するソフトバンク、オリックスが相手になってくると厳しいぞ。


31勝21敗